2012
    07.29

    それは「叱る」ことではありません

    Category: オススメの本
    りんごの木。という2歳から就学前の子供たちが通う、小さな幼稚園のようなものがあるそうです。
    著者である柴田愛子さんは、りんごの木を通じて、多くの子どもと触れあい、そのお母さん方とも関わっていく中で、さまざまな質問をされます。その中でもっとも多い質問は、正しい叱り方で「もっとちゃんと叱らなければ」とか「きちんと叱ってしつけよう」などと強迫観念を持っているお母さんが多くいるようです。

    この本は、そんなお母さんが、肩の力を抜いて子育てに取り組んでもらうための本です。
    それは「叱る」ことではありません―どこまで叱るべきか迷うお母さんへそれは「叱る」ことではありません―どこまで叱るべきか迷うお母さんへ
    (2006/05)
    柴田 愛子

    商品詳細を見る

    載っている相談の内容は、さまざまです。
    あまりおっぱいを飲まないとか飲みすぎるとか。歯が生えるのが早いとか遅いとか。適正な睡眠時間は何時間かとか。子どもがナマイキすぎるとか。我が子は飽きっぽいとか。虫を殺して遊んでいるのは間違っているとか。暴力に頼るクセがあるとか、具体的な相談と、それに対する返答もたくさん載っているので参考にしてください。

    それらを読んでいて思ったのですが、おそらく「まだ無理」と親が認識すると、親子は健全な精神状態でいられるようです。『必要なことは、必要な時に』と書いてありますが、具体的には「納豆を手づかみで食べていた子どもも、大人になれば箸やナイフ&フォークで食事をするようになる」という話が載っていました。
    正直、笑い話かと思うような語り口だったのですが、お母さんからしてみれば、笑い事じゃないようです。

    叱ったことへの罪悪感でさらにストレスがたまり、さらに叱ってしまう。というお母さんがたくさんいるんですね。

    この本には「迷惑をかけない子どもなんていません」というようなことが何度も書いてあります。

    少し私の考えを書きます。
    私は、電車やデパートで子どもが大声で泣いていたり、走り回っている子どもを見ても「子どもだなぁ」と思うだけで、不愉快に思う事はありません。
    だって私もそうでしたからね。不愉快に思う方もいるでしょうが、私が不愉快に感じるのは、そういう子どもに対してマジギレしている親の方です。お母さんとしては「うるさくて周囲の人に迷惑をかけている! 早く静かにさせないと!」と全力を尽くしてらっしゃるのでしょう。その努力が伝わってくるから、私は黙って電車に乗っているわけです。
    さすがにデパートでタックルされた時は注意しましたが、子どもというものは本来暴れまわるものです。
    子どもに対して異常に憤る他人がいれば、その人に問題があるような気がします。
    この本には、そのような状況や対処法なども載っていました。
    とくに「言葉が達者でない分、子どもは叩いたり、噛みついたりするもの。感情表現だと思えばいい」というのには感心しました。デパートで「オガァァザァァァン」と泣く子どもは、まさにそうでしょう。

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    子どもの嘘やイタズラに対して、それを人間教育に利用する方法が載っていました。叩く、という叱り方をするよりも、そういう方が良いですよね。

    叱り方の例えとして「子どもが洗面所を水浸しにして遊んでいる時に、やめなさい!! と怒鳴るのではなく、楽しそうね! と容認したうえで、でも床が水浸しだと困るからあとで掃除するのよ? と雑巾を渡してあげるべき」というのには驚嘆してしまいました。
    頭ごなしに否定し、やらせないようにするのではなく、後始末をさせるというのは学校教育に取り入れても良いと思います。

    ただ、幼い子どもがまだ理解できないような社会常識を教えるのはダメだと注意されていました。そして礼儀作法や挨拶、マナーなどは、親が背中で教えるべきだと書いてあるのには、思わず唸ってしまいました。

    また「理想と現実の違う」「ヒマワリの種からユリは咲かない」「失敗して迷惑をかける子どもを叱るのではなく、むしろ親だけでも理解、共感してあげてほしい」「子どもが子どもでいられる時間を大切に」という言葉には、胸が締め付けられる思いがしました。
    叱ることで問題を解決しようとする親が増えているのには、近所付き合いの少ない現代社会や、最近の子どもに厳しい社会にも原因があるようだとも書いてありました。
    さらに同じ悩みを持つ人がネットの掲示板などに集まり愚痴り合う事の必要性が書いてあったのも印象的でした。


    無意識に、子どもを自分の所有物と考え、責任と正義感を持ち、勝手な罪悪感を抱く。それは子どもが可愛いからこそ、そうなってしまうのであって、そういう責任感の強い立派なお母さんに、息を抜いてもらおうという本でした。正しい教育を説くのではなく、その子にピッタリの教育を考えることが必要でしょう。
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    コメント
    こんにちは♪

    初めての子育ての時はしんどかったなぁ・・・と思い出しました。
    早くオムツ卒業させなきゃ、乱暴な事はやめさせなきゃとか・・・幼稚園の入園を前にあれも出来ないこれも出来ないと・・・
    子供がちゃんとできない事が、自分のだめさ加減のような気がして・・・

    犬を飼ってよかったです。
    犬って、成犬でも人間の4歳程度の知能なんですって。
    そうか、犬にできない事が2~3歳さんにできるわけないなと思うと、なんでも受け入れられるんですよね。(笑)

    きっとそんな、肩の力が抜けるような事がたくさん載っているんでしょうね。
    機会があれば、読んでみたいです。
    いぱおかんdot 2012.07.29 11:53 | 編集
    いぱおかんさん、こんにちは♪

    お母さん方は本当に大変だと思います。
    最近では、お父さんが子育てに参加するための産休を認めさせる動きがありますね。
    企業からすると困りますが、ノイローゼになるお母さんも多いそうなので、どちらにも良い改善策が見つかると良いですね。
    もしかしたら、この本がその手助けをしてくれるのかもしれません。


    >犬って、成犬でも人間の4歳程度の知能なんですって。
    そうなんですか! もっと頭が良いイメージがありました。下手したら私より頭が良いのでは? と思ったこともあるくらいですからね。正直、盲導犬には白旗です。

    でも、たぶん本能に忠実なところが4歳なのでしょうね。
    ボールや駆けっこで、楽しく遊べる要因はそのあたりが関係している気がします。

    コメントありがとうございました。
    ハマの三文芝居dot 2012.07.29 20:50 | 編集
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    <劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲>

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    <TIGER & BUNNY>

    空から、言葉の通じない少女が落ちてきて、世界崩壊の危機を教えてくれる。
    しかし、その少女の母親こそが、世界崩壊を企てている犯人だった。
    <テイルズオブエターニア1>

    未来から来たロボが、将来すごい発明をする子供を殺そうとする。
    その子供は、未来人と現代人の間に生まれた子供だった。
    <ターミネーター>

    完全犯罪を好きなだけ起こせる兵器を手に入れた天才少年が、自慢の正義感を暴走させ、新世界の神になろうとする。
    <デスノート>

    まだドラゴンが空を飛んでいた時代。女神に選ばれてしまった妹を守る為にカイムは、死にかけのドラゴンと心臓を交換する「契約」を行う。
    <ドラッグオンドラグーン>

    魔王に封印された島を、主人公たちが謎を解いて復活させていく。
    <ドラゴンクエスト7>

    罪の意識から、自分を他人に提供する死に方を求めた男がいた。
    <七つの贈り物>

    知能指数が低く、良い人すぎるガンプは、事情を察知するのが遅れ、いろいろな事件に巻き込まれてしまう。
    <フォレスト・ガンプ>

    カズキは、人助けをしようと思ったら殺されてしまい、逆に助けられてしまう。
    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
    <僕たちのパラドクス>

    主人公は心から相棒を尊敬していた。
    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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