2014
    10.29

    トラとカメレオン~約束は一週間~

    彼氏彼女の事情の1巻に乗っている短編マンガです。
    おそらく彼氏彼女の事情は、私が初めて読んだ少女漫画であり、現在でもTOP3に入れている作品です。
    その要因のひとつとして、本作が挙げられると思います。

    たぶん、凄く初歩的な少女漫画の展開だと思いますが、私にとっては斬新で、胸に深く刻み込まれた作品です。


     彼氏彼女の事情 1 (花とゆめコミックス)

     著者:津田雅美


    ≪あらすじ≫
    小春ちゃんは、いつも下を向いている地味人間だった。
    人前で話すと考えただけで緊張し、血の気が引き、冷や汗が出て、気が遠くなって、手も震える。
    「また地味にやっていれば……みんな私のこと忘れてくれるわ」
    そんな眼鏡女子だった。

    小春は、試練のクラス変えを乗り越えた。
    しかし、気になる席があった。
    新学期に入ってから、一度も登校しない生徒。
    小春の「あとからクラスに入るなんて恥ずかしいだろうなー」と心配した。

    しかし登場した坂条くんは、何も気にせず「よろしく」と言って席に座った。

    みんなが自分に注目して、授業が止まっていると気づくと
    「どうぞ? 授業をはじめてください」
    と先生に言ってのける男だ。
    トゲのある視線にも全く動じない。

    小春は無口で、誰からの注目も浴びない。
    坂条は無口で、とても目立っていた。
    そんな春が終わり、夏が来て、秋が過ぎて、冬になった。

    寒い暗闇がイヤで、小春は走って帰ろうとした。
    そこで坂条にぶつかってしまった。
    そしてメガネを壊してしまう。

    フレームも壊れてしまい、出来合いのレンズもなく、一週間はメガネなしで暮らさなければならない。
    坂条は「ぼくの不注意で」と謝ってくれて、メガネ代も出してくれた。
    そして見えない小春の為に考えた。
    「そうかっ、僕が眼の代わりになればいいんだ!」
    坂条は、一週間のあいだノートを取ったり、転ばないように傍にいたりすると断言した。

    翌朝、坂条は小春の家に迎えに行った。
    「使命感にもえるてのもいいですねぇ。こんなに早起きしたの久しぶりです」
    と語り、坂条は目立ち続ける。
    それが小春には苦痛だった。
    「……どうして皆、堂々と顔を上げて話せるんだろうな。相手の心の中なんて見えないのに」

    小春にとって、メガネは心のバリヤーだった。

    そんな事とは露知らず坂条は、小春の毒だからと不良付き合いを辞め、小さな段差も言葉で注意を促し、授業中に「168ページだよ!」と大声で教えてくれた。
    小春は、とにかく恥ずかしかった。
    その気持ちを伝えると、坂条の表情が凍りついた。

    「ああ、僕みたいなのが傍にいるのは困る?」

    なるべく目立たないようにするけど、責任はとりたいから。と坂条は言った。
    ……小春は、そんなつもりじゃなかったのに。
    でも結局は変わらなかった。
    坂条は、何をしても目立ってしまう。

    帰り道、目立った事を必死で反省している坂条に、小春は「別に坂条くんがイヤだったわけじゃないの……」と言ってあげた。しかし「え? じゃ、どうして?」と坂条に聞かれて、小春は答えられなかった。
    坂条も、それ以上は聞かなかった。

    坂条は、何かあると察して黙れる親切な男だった。
    私は見た目で決めつけられるのは死ぬほどイヤなくせに、自分は見た目で人を決めつけている――反省した。

    それでも、どんなに親切な人でも数人の友人を除いては、人を信じるのは恐怖だった。
    キレイじゃない事が、いつも私を支配していた。
    美人で頭も性格もいい人にはコンプレックスを感じたし、キレイじゃないのに図々しい人には呆れたし、不細工でもひょうきんな人気者には、ほとんど尊敬の念を抱いてしまう。

    顔、顔、顔。
    いつも顔だ。
    何をしていても顔の事ばかり。
    こんな自分は変だって思うけど、どうしようもなかった。
    坂条くんが親切でも、もし内心はぶすだと思われていたら……そう思うと、身がすくんだ。

    坂条くんが、そこまで堂々としていられるのも顔にハンデがないからじゃないかな。キレイって得よね。
    そう思ってしまう。
    自分を改めて振り返ると、イヤになるほど陰気な女だ。


    しかし小春は、坂条に憧れてもいた。
    この人みたいに突き抜けちゃったら、どんなに自由だろう。
    そして小春は、坂条に心の闇をぶちまけた。

    それから小春は、坂条と目が合うと顔があげられなくなった。
    決して、人目が怖いからじゃない。

    小春は、坂条に弁当を作るようになる。
    そして坂条が愛妻弁当をからかわれる姿を、小春は見てしまった。
    「あんな女じゃなくっても」という言葉に、坂条は暴力を振るった。

    しかし小春は
    「なんてことないわ」
    と顔をあげた。
    小春は、もう以前の小春ではなかった。

    そして約束の一週間が終わった。

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    ≪感想≫
    ダメだ!
    このあらすじでは「なんてことないわ」と重みが全然伝わらないよ!
    というか、たった数コマで繰り広げられる複雑な心境の変化をダラダラと説明してらんないよ!
    何回も書き直したけどダメだったから一番シンプルな奴にしたよ!

    読んでくれた人ゴメンね!
    また近いうちに書き直すよ多分!

    というか
    「ぶすだって言われて「生きてる資格がない」って言われた気がしたの!」
    と泣いた小春ちゃん。
    可愛い!!

    ちょっとした事で「生きてる資格がない」って言われた気がする事ってあるよね!
    すっげぇバカだって言われた気がする事ってあるよね!
    ・・・本当に言われている時もあるだろうけどね。
    そんな事は気にしてられないよね。

    というか、どうなんすか。
    女子から見て、どうっすか。
    こういう男子って、どうなんすか。
    気にならない系の男子って、どうよ。

    「僕は紳士ですよ。騎士道精神が僕の理想です」
    とか言っちゃって、自分の価値観を押し付けて、

    「人目とか気にならない?」
    「ぜんぜん」

    とか、キョトンとした顔で言っちゃう男ってどうっすか。

    イケメンじゃない事以外は、比較的ワタシに似ているところも無きにしもあらずって感じですが、これって軽蔑される要素じゃないんすか。
    現実と空想は似て非なるものって事で良いんすか。
    俺がモテない理由は他にあるって事で良いんすか。
    それとも俺の「人目とか気にならない」は矯正しなくて大丈夫なんすか。

    最近、この習性でいろいろと不利な事態に直面してる気がするんですが、それって私の思い違い?
    別の要素が原因っすか。

    なんか愚痴っぽくて面白くない感想で申し訳ないわ!
    こういうところか!
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    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
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    <マテリアルパズル>

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    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
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    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
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    <レッド・ドラゴン>

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    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
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