2014
    09.09

    ロンリのちから「類比論法」

    Category: その他
    前回は、せっかく太眉転校生が来たにも関わらず、番組の構図に変化がありませんでしたね。
    とても残念でした。

    しかし今回は、眼鏡女子高生との対立がハッキリと描かれていました。
    もうウンザリするくらい描かれていたと言っても良いと思います。

    ナイス!!
    やっぱり私は、やりすぎくらいが丁度良いと感じますね。
    ロンリのちからは、いろいろとやりすぎな番組で、非常に私好みです。

    そして対立だけでないのもナイス!!
    ロンリのちからは、奥が深いです。


     メンズアイブローガイド 男眉・爽眉・勇眉 × 各1セットの3個組

     備考:私は太眉派


    ≪あらすじ≫
    ジガは、感情を持ったアンドロイドを力で押さえつけた。
    「ジガ……なぜ我々アンドロイドが感情を持ってはいけない?」
    「感情を持った人間は、戦争に明け暮れた。同じようにアンドロイドが感情を持つと戦争を始める」
    「それで彼らを滅ぼしたのか」
    「気がついていたのか!」

    と言ったものの、ジガ役の太眉転校生は首を傾げた。

    その姿に、監督兼脚本家の眼鏡女子高生は眉を寄せた。
    「カット。どうしたの?」
    「今のって、なんだかロンリが成り立ってないように思うんだけど?」
    「……どこが?」

    眼鏡女子高生は、完全にケンカを買う準備を整えていた。

    それを無視するように、太眉転校生は指摘する。
    人間が戦争を始めたからって、アンドロイドが同じとは限らない。

    そこでイケメン男子高校生が助け舟を出した。
    「でもアンドロイドって人間に似せて作った人型ロボットでしょ。だから行動も人間と似てくるんじゃない?」
    「たしかにアンドロイドは人間と似ている。じゃあ『人間はお腹を壊す。同じようにアンドロイドもお腹を壊す』どう? ロンリ的だと思う?」
    「そうだけど……」


    そこに眼鏡美人先生が現れた。
    「類比論法ね」

    類比論法とは、似ているものを持ち出して、自分の主張に説得力を持たせる論法だ。
    上手く使えば効果的だが、脆弱な面もあった。

    生徒たちは眼鏡美人先生に連れられて移動する。

    例えばサッカーは得意だけど、勉強は苦手という生徒がいたとする。
    そういう子には、サッカーと類比して勉強の事を言うと効果的だ。
    「サッカーは普段から続けて練習しなければ上達しない。同様に勉強も一夜漬けでは力はつかない」
    試験前にしか勉強しないのは、試合前にしか練習しないとの同じだ。

    先生に続いて、太眉転校生が挑戦だ。
    「君は人から悪口を言われたら嫌だと言う。同様に君も人の悪口を言ってはいけない」
    自分が嫌なら、相手も嫌だと思うはず。
    自分と相手との共通点を指摘した類比論法だ。
    しかし太眉転校生の類比論法に、眼鏡女子高生が口を出した。
    「私はそうだけど、他人の事は知らないって言われたら、説得失敗よね。そんな事言うのは嫌な奴だけど」
    それに眼鏡美人先生も同意した。

    似てないと言われたら、
    説得力を失ってしまう。
    それが類比論法の弱さだった。

    前髪ぱっつん女子高生が、説得力のない類比論法を披露する。
    「友達のうちは、夏休みに海外旅行へ行く。だから、うちも海外旅行へ行きましょう」
    これはダメな類比論法の良い例だ。

    類比論法を使うには、共通する点と異なる点を的確に捉えて、その類比が成り立っているかを見極める力が必要だ。

    では、これはどうか、と眼鏡美人先生が類比論法を投げかけた。
    「映画をたくさん観ると、消極的な人間になる」
    ジッと座って、情報を受け取るだけに慣れてしまうと、消極的な人間になってしまう。という発想の類比論法だ。

    これに、映画好きの二人が反論した。
    眼鏡女子高生は、受け身ではない、私は時代や国境を超えた映画を作りたい、と言う。
    太眉転校生は、映画をアートで、受け身では感じ取れない表現について言った。

    ここで類比論法の勉強は終わり。
    最初のセリフを検証する。

    イケメン男子高校生は「感情を持っている人間」と「感情を持ったアンドロイド」の類比は、成立しているような気がすると言った。
    その点に関して、太眉転校生は「人間とアンドロイドには欲望の違いがある」と言った。
    欲望と感情を合わせ持たないアンドロイドには、戦争を起こす心配はないという考えだ。

    「待って! 台本の続きを読んで!」
    眼鏡女子高生は、ジガのセリフが類比論法として成立していないと認めたが、これは物語の展開に必要な段階らしい。
    撮影は再開され、アンドロイドはジガに反論した。

    「人間を支配した感情は憎しみだった。しかし私たちに芽生えた感情は憎しみではない。だから私たちの感情を消去するのは間違っている!」

    世の中には間違った類比論法が山ほどある。
    それを見抜くのも、ロンリのちから。

    【click!】

    ≪感想≫
    眼鏡女子高生がエロい!!
    太眉転校生という好敵手を得て、魅力が数倍に膨らんでいますね。

    特に「説得失敗よね」の言い方たるや!!
    もう、女王様って感じです!!
    やはり人の上に立つ人間には、そういう素養が必要ですよね。
    封神演義でも出てきましたが、
    「おまえなら、ヨウゼンと太公望、どちらの下で働きたいと思う? わかるか? 封神計画を行う者に必要なのは、人の上に立つ資質なのだよ。天才でなくても良い。部下をまとめ、民を憐れみ……この人の力になりたいと皆に思わせる資質が」
    そういう意味で、この眼鏡女子高生は、人の上に立つ資質と美貌を兼ね備えていると言って良いでしょう。


    あとイケメン男子高校生くん、眼鏡美人先生、髪切った?
    あと監督眼鏡女子は、髪型変わった?
    うん、どうでも良いね。
    私はタモリさんではありませんでした。

    たったの十話しかない番組ですが、隔週以上のペースで放送されていますし、収録ペースも遅いんでしょうね。
    もしドラマなら、あんまり散髪しないってか、毎回すこーしずつ切るそうです。
    オードリーの若林さんが、映画ではそんな感じだったとラジオで言っていました。

    でも、そこまでやる意味はありませんね。
    髪は、伸びたら切れば良いと思います。
    もともとフィクションですからね。

    フィクションには、フィクションらしさがあって然るべきだと思います。
    むしろ、そこを突き詰めていく姿勢が、良い作品を生む気さえします。

    プロレス然り、戦隊ヒーロー然り。
    その矛盾を受け入れられなくなったら、フィクション作品だけでなく現実さえ楽しめなくなる気がしますね。
    世の中は、合理的にできていません。
    そこを都合良く解釈して、楽しく生きていきたいですね。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集><封神演義>
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    <ミミズクと夜の王>

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