2012
    05.18

    こころ 

    Category: オススメの本
    本を読むということは、人の心を読むということです。
    その人がどう考え、どう思い、どう動くのか。

    人の心の中が知りたいか? と聞かれて、なんと答えるでしょうか。
    知りたい?
    知りたくない?



    この本は、次のように始まります。

    私はその人のことを常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで、本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起こすごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執っても心持は同じである。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。

    この作品では先生について名前も経歴もほとんど語られません。そしてそのまま、先生の秘密について描かれていきます。

    ここで重要なのは「謎が解き明かされていく」のではなく「秘密について描かれていく」ということです。
    ミステリーの要素も無ければ、読者の知的好奇心が満たされることもない。
    ただただ、興味をそそられるだけです。

    最初の印象的なシーンは墓参り。この作品には当然のように、人の死が、さまざまな角度から話題に上がります。
    そして、それは起こってしまうのです。

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    私はこの本を「日本人である以上、読んでないなんてありえない。今すぐ読め」と言われて読みました。そして読み終わってから「たしかにこれは日本人の書いた本だ」と言いました。
    海外にも、苦悩の末、似たような結末を迎える作品がいくつもありますが、この作品のような展開はありえません。

    そもそも先生について、語られていることはあまりに少なすぎるのです。
    しかし先生の行動理念や考え方は、充分に伝わってきます。

    本当にそれで良かったのか? と言いたくなりますが、きっと他にどうしようもなかったのだと思わざるをえません。

    この作品を読んだあと、私は言葉では言い表せない感情が胸を満たして、たいへん気分が悪くなりました。
    悪口程度なら良いですが、本気で思い悩んでいる人の心の中など、のぞきたくありません。


    もし、自分の心の中を知って欲しいか? と聞かれたら、なんと答えるでしょうか?
    知って欲しい?
    知って欲しくない?

    もしも、自分に都合の良い部分だけ相手に伝えられるのであれば良いかもしれません。しかしこの作品は違うです。
    気取ることもなく、悲劇の主役を演じることなく、淡々と、静かに綴られているのです。


    坊ちゃんや、吾輩は猫である、などユニークな作品を書いていた夏目漱石が、なぜ、このような話を書いたのか。
    老いてから夏目漱石は多くの病に悩んでいたと聞きます。
    もしかしたら、それが原因かもしれません。


    日本人は、一年に一週間しか咲かない桜に、自分の人生を重ね合わせると言います。それは太く短く、そして儚く。
    死を取り扱った作品には、必ずそういった美学が感じられます。
    しかしこの作品からは美学とは全く逆の、恥のようなものを感じるのは私だけなのでしょうか。
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    本を読むということは、人の心を読むということです。その人がどう考え、どう思い、どう動くのか。人の心の中が知りたいか? と聞かれて、なんと答えるでしょうか。知りたい?知り...
    まとめtyaiました【こころ】 dot まとめwoネタ速neodot 2012.05.19 01:33
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    <海の上のピアニスト>

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    <ふたりはプリキュアmaxheart>

    誰にも必要とされていない。自分が行方不明になってもニュースにならない。
    そんな剛士が、異世界に行き、魔王となって魔物と共に生きる。
    そして即席の魔王に忠誠を誓い、戦死する魔物たちがいた。
    <A君(17)の戦争 まもるべきもの>

    夢と現実の区別がつかなくなった男が、世界を終わらせようとする。
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    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
    <僕たちのパラドクス>

    主人公は心から相棒を尊敬していた。
    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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