2014
    07.29

    ゲームセンターCX#184スーパーマリオランド

    Category: その他   Tags:favorite!!作品
    今まで私は岐部先生に対して、あまり良い感情を抱いてきませんでした。
    しかし今回!!
    私の岐部先生への尊敬度がズバーンと高まりましたね!!

    こんなに面白い人が作家をやってたのかよ!!
    そりゃ面白いわけだ!!

    今回の番組内容は、岐部先生を中心にお送りしております。


     ゲームセンターCX 有野の挑戦 in 武道館 [DVD]

     作家:岐部昌幸


    ≪番組内容≫
    いつもと同じ感じで始まったゲームセンターCX。
    有野課長は、プライベートでゲームを長くプレイできなくなっていた。
    しかしビジネスでは一日がかりで行う。

    今回はスーパーマリオランドをプレイする。
    ゲームボーイのソフトだが、スーパーファミコンでプレイできるスーパーゲームボーイを利用しての挑戦だ。
    そこに、有野課長は不安があった。

    初めてのゲームボーイへの挑戦。
    初めてのスーパーゲームボーイの利用。
    初めてのディレクター高橋。
    なのに、岐部先生からの台本が来ていなかった。

    タレントとして不安だ。
    有野課長は、面白いオープニング台本なしで挑戦を開始した。

    ゲームボーイのマリオなので、一コマが大きく、繊細な操作が難しい。
    そしてフラワーというアイテムを獲得したが、いつものフラワーとは違った。

    これはスーパーボールらしい。
    マリオのすぐ手前でバウンドし、高く跳ねる為に対空性能は高いが、目の前を歩く亀を倒すのが大変だった。
    そしてコースの終わりも旗でなく、上と下に入り口があるだけだった。

    とりあえず有野課長は上の入り口に入り、ボーナスゲームで残機を増やすが、今までのマリオとの違いに有野課長は困惑した。
    さらに亀は踏むと爆弾になり、爆発物する。
    また1UPアイテムはキノコでなく、ハートだった。
    そしてパックンフラワーは少し痩せていた。

    そんなこんなで有野課長は風変わりなマリオを楽しみながら、ピーチ姫でなくデイジーを救いに向かう。
    そしてゲームをしながら、岐部先生の台本を待っていた。

    取れないコインを見かけた有野課長は、
    「台本さえあれば……」
    と嘆いたが、ゲーム内の情報は台本には載っていない。

    有野課長は、試しに下の入り口からクリアしたが、違いがわからなかった。
    しかしスタッフからは「ボーナスがないんだ!」との声が相次いだ。
    その後2-3でシューティングゲームになったマリオにテンションアップした有野課長は、順調に攻略を進めていく。

    しかし台本が気になって集中できない。
    有野課長は、思い切って岐部先生に電話してみた。
    「もしもし?」
    「もしもし。ゲームセンターCX課長の有野ですけど」
    「あっ、どうもお世話になってます」
    「何の件か分かってる?」
    「あのう、あの、思い当たる節は一つだけあります」
    「なにぃ?」
    「あの、台本的なやつですよね」
    「そう。台本的なんじゃなくて、台本なのね。岐部くん何でこんな台本遅れてんの?」

    「完全に忘れてました」
    「えー、高橋は2日時前に話したんですけどって言うてたよ」
    「いやっ、あのぅ。そうですね。土曜日に打ち合わせしたんですけど、高橋くんは高橋くんでAKB総選挙が気になってるみたいで、ちょうどオンエアの時にやってたんですけど、心ここにあらずみたいな感じだったんですよね」
    「そうやねー」
    「なんかあの、ゲーム音が聞こえてくる……」
    「あ、バレてた。バレんねやソレ。いや今3-1まで来てて」
    「えっ!? だって4-3までしかないですよ?」
    「えええ! 8-4ないの?」
    「あれ、これ言っちゃいけなかったのかな」
    「そうやね。演出サイドから言っちゃったよって……え? 四でおわり?」
    「いや……わかんないです」
    「わかるわ!」
    「すみませんでした」

    有野課長は電話を切り、言った。

    「クビにしよう」

    その後、有野課長は動く足場地帯に困り、イライラした。
    そして本日初のゲームオーバー。
    コンティニューが一回だけ使えたが、特に何もなく再びゲームオーバーを迎えた。有野課長は、ゲームボーイの恐ろしさを知った。
    そして有野課長は42才だから、もうボーイではなかった。

    有野課長は怒りに任せて遅筆の岐部先生に電話した。
    「もしもし?」
    「どうなってんねやろー?」
    「今……」
    「送るって聞いたんですけど、どうなってんねやろー。送り終わった?」
    「送り終わりそうです」
    「送り終わりそうって何ー?」
    「今時ファックスがあんまり無いじゃないですか」
    「今の時代ファックス……そうかな。あると思うけど」
    「………………そういう事なんですよね」
    「あいだ教えてくれるかな?」
    「それで、送るカタチになると思うので」

    ここで有野課長は電話から耳を離し、高橋ディレクターに小声で質問した。
    「岐部くんって、いつもファックスで来るの?」
    「いつもメール」
    「あぁ、メールでくんねや」

    次の瞬間、有野課長は電話に向かって叫んだ。
    「岐部お前コノヤロー!!!」
    「はい?」
    「メールで送ってるって言ってんぞこっちはー!!」
    「いや……」
    「なんでファックスって嘘吐くねん。課長が一世代前の人間や思って!!!」
    「あの、プレイには何ら支障もない台本だと思うので……」
    「うん、それは知ってる」
    「あぁ……すみません」
    「あってもなくてもええねんけど」
    「じゃあ要ります? 台本」
    「いや、それ言い出したらさぁ、岐部くん要るのか、になってくるよ?」
    「そうですね! 台本要りますね! 至急……」
    「切りました」

    有野課長は、岐部大作家先生をイジッて満足した。
    そしてゲームに集中する。

    有野課長は、10万点ごとにコンティニューが1つ付くというルールに気がつき、得点を意識しながら攻略する。
    そして岐部先生からバラされた最終ステージである4-3は、シューティング面だった。

    有野課長は、30万点を越える得点をとっていたので、コンティニューは3回。
    それを駆使して、有野課長はクリアした。
    挑戦時間は6時間。
    まだ外は明るかった。

    そして岐部先生の台本が来ていた。
    有野課長は、高橋ディレクターの指示に従い、オープニングを撮り直す。
    「マリオだけにドカン(土管)とBダッシュでクリアしますよ!」

    【click!】

    ≪感想≫
    得点ごとにコンティニューが増えるって良い制度ですね。
    私は、マリオ世代ではないので、あまり知りませんが、マリオカートなどで「コインって何の為にあるんだ?」とか思ってました。
    マリオカートだと速くなるんでしたっけね。
    でも、あまり意識する要素ではなかったと思います。

    スコアを取る、という事に意味を持たせるって素敵です。
    上手い人がハイスコアを狙うだけでなく、私のようなヘボプレイヤーが意識できる要素だと楽しいですね。

    さて本題の岐部先生の話です。
    文字に起こすとテンポが良いですが……というかテンポ良く仕上げたつもりですが、実際のやりとりはビックリするくらい時間がかかってました。

    こんなにモゴモゴなる人見た事ない!!
    こっちまで恥ずかしくなってくるよ!!

    そして急いで仕上げた台本は、素晴らしい出来でしたね。
    これ以上面白くてもダメだし、これ以上つまらなくてもダメだったと思います。

    岐部先生!!
    次回からオープニング台本を楽しみにしてますよ!!
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集>
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    <魔法騎士レイアース>

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    <魔法使いの弟子>

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    <ミミズクと夜の王>

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    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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