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    2014
    07.01

    封神演義 part11 それぞれの現在・過去・未来シリーズ

    床に伏せた姫昌が、太公望に言いました。
    「私が死んでも……西岐にいてくれるか?」
    「………………うむ!」


    泣いたー。
    私は泣いたー。
    というかね、自分が死んだ後の故郷を想う姿って凄いです。

    私は「私が死んだら何も知らん!」という思いで、保険証の臓器提供とか全部OKにしてあります。
    人工透析などで苦しんでいる人の為って感じではありません。
    根本的には、後世に生きる人たちの為に何か残そうという気はサラサラありませんね。

    いや、ありませんでした。

    今は少し考えが変わっています。
    私ごときに何ができるか想像もつきませんが、私も姫昌の大きな男を目指さねばならんでしょう。
    辿り着けずとも夢は大きく志は高く!!

    そういう精神を持つ人ばかりになったら日本は良くなるでしょうね。
    本当に存在しているか知りませんが、お金持ちだけど全く使う気のない老人たちが後世を生きる人たちの為に富を削ったら、日本の景気も良くなるかもしれません。


     封神演義―完全版 (10) (ジャンプ・コミックス)

     備考:この左の人が聞仲です。 作中屈指のイケメンですね。
     「理想を語るには、それに見合う力が必要だ」
     と言い切った人でもあります。


    ≪あらすじ≫
    西岐は、朝歌との戦争を決意した。
    そして太公望は、西岐の軍師に任命される。
    「仙道のいない安全な人間界にしたい」
    それは封神計画とは少し違っていたが、太公望の強い想いが宿っていた。

    太公望が道士になる前、キョウ族だった頃に大虐殺を味わっていた。
    それがトラウマになっている。

    その頃、仙人界では道士たちが修行に励んでした。

    そして西岐では、西伯候である姫昌が体調を崩していた。
    息子が、妲己によってハンバーグにされた後遺症で、食事が摂れなくなっていた。

    太公望は、祭りを開き、なんとか姫昌に食事を摂ってもらおうと工夫したが、ダメだった。
    姫昌は、すでに食べ物を見ただけで失神するほど精神的に弱っていた。
    これは仙人界の薬でも治せない。

    太公望は、何とか姫昌を新たな王にするつもりだった。
    しかし姫昌の子供である姫旦は、無理だと思っていた。そして代わりに、姫発の名を挙げた。
    太公望は、姫発に会いに行く。

    申公豹は、聞仲に会いに来ていた。
    聞仲は、近々西岐に攻め入るつもりだ。

    しかし、すでに滅びかけた殷を再興するよりも、新たな国を創った方が簡単だ。しかし聞仲は殷を諦めていなかった。
    「殷は、私にとって子供のようなものなのだ。子供を亡くして喜ぶ親はいないだろう?」
    そう言って、聞仲は語り始めた。

    200年以上前、当時16才だった聞仲は、朱氏という女性と切磋琢磨しながら腕を磨いていた。
    朱氏は若くなかったが、明るく、生命力にあふれ、しなやかな魅力を持っていた。

    しかし朱氏が殷の将軍になり、王の妃になり、子供を作った事で、聞仲の世界は変わった。
    「あたいは戦場でも王の右にいて、一緒に戦う野蛮な妃になるの! 聞仲君と一緒に修業した事はこれからも絶対ムダにしないよ!!」

    そんな朱氏の言葉を聞いても、聞仲は迷うしかなかった。
    目標を失った聞仲は、体が腐るほど修業した。
    そして体に仙人骨が出来上がった。
    聞仲は、通天教主に見初められ、仙人界で修業する身となった。

    聞仲は、たった10年で立派な仙人となる。
    しかし、その頃の殷は、まだ弱かった。
    キョウ族に襲われたと聞いて、急いで聞仲が向かったが、既に朱氏は血だらけで倒れていた。
    もう、助からない。
    朱氏は、途切れかけた意識の中で、聞仲との再会を喜び、息子と殷を託して死んだ。
    その日から、聞仲は殷王家の教育係となった。

    朱氏の息子も、その子供も、そして紂王陛下も、みな聞仲の教え子たちだ。
    「良い王もいれば、悪い王もいた。だが出来の良し悪しに関わらず、みな私を恐れ、慕ってくれた……」
    「そして皆あなたより先に死んでいったのですね?」
    「……くだらん話をした」
    「いいえ、確かにあなたは殷の親ですよ聞仲」


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    ≪感想≫
    私は、封神演義に出てくる多くのキャラクターが大好きです。
    大好きなキャラクターばかりで構成されているマンガですし、みんな尊敬できるキャラクターばかりでした。

    それは、そのキャラクターが何故その人格になったか。それに執着するか。どういう過去があるかが描かれているからかもしれません。
    敵だから憎む相手でなく、それぞれにはそれぞれの理由があり、お互いの正義がぶつかりある。
    ここに人間らしさとリアリティが垣間見えるんだと思いますね。

    そういえば「るろうに剣心」の過去編は長かった覚えがありますが、封神演義は短い過去編ですね。
    それでも充分すぎるほど、キャラクターが伝わります。
    別にるろ剣の作者の技量が、藤崎竜さんに劣っていると言いたいわけではないんですが、過去編を使った同情の買い方は藤崎竜さんの方が優れていると言えるかもしれません。
    というかマンガ界でも屈指の実力?

    そういえば幽遊白書での戸愚呂の過去編も短かったですね。
    そして想像を掻き立てる内容でした。

    こういうものは、短ければ短いほど良いかもしれませんね。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集>
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    <海の上のピアニスト>

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    そして即席の魔王に忠誠を誓い、戦死する魔物たちがいた。
    <A君(17)の戦争 まもるべきもの>

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    <COWBOY BEBOP 天国の扉>

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    <風光る>

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    しかし彼氏は、もっと深い闇を抱え、自分を偽っている人だった。
    <彼氏彼女の事情>

    神の力とも呼べる能力を持つ大男が、生きる事に疲れ、自ら死を望む。
    それを本当の犯罪者だと思っていた刑務官の目線から描かれた映画。
    <グリーンマイル>

    最強の人造ポケモンであるミュウツーが、クローンポケモンを作り、人間へ復讐しようとする。
    しかし、その戦いは無益で、悲しみしか生まなかった。そしてミュウツーは、命の尊さを知った。
    <劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲>

    海賊王を目指すルフィは、夢を追いかける人を笑わない。
    そして努力をバカにしたり無下にしたりする人を野放しにはしておけない。
    <劇場版ワンピース>

    死を恐れたアレンは、父親を殺して悪い魔法使いに仕えてでも永遠の命を欲した。
    そして間違いを重ね、テルーに命が続いていく事を教えてもらう。
    <ゲド戦記>

    仲間にハメられ、相棒を殺されたダニーが、他人を頼り、真犯人を探し出す。
    <交渉人>

    幽霊が見える少年が、地縛霊を開放させ、持ち霊にして、シャーマンファイトに挑む。
    <シャーマンキングpart1>

    苛められていても一生懸命に働いているシンデレラに、魔法使いが協力してくれて、王子様と結婚する。
    <シンデレラ>

    ハルヒは面白い現実を求めていた。
    その為にSOS団を結成し、世の中の面白い事を探そうと奮闘する。
    しかしハルヒこそが、何よりも面白い存在だった。
    <涼宮ハルヒの憂鬱>

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    そして伝説上の怪物と出会ってしまった。
    <スレイヤーズ>

    不良かつバスケのルールも知らないくせに天才を自称する桜木が、たくさん練習し、試合中に工夫し、徐々に活躍していく。
    <スラムダンク>

    特殊な能力を持つ人間が、スポンサーを背負い、ヒーローとして活躍する。
    <TIGER & BUNNY>

    空から、言葉の通じない少女が落ちてきて、世界崩壊の危機を教えてくれる。
    しかし、その少女の母親こそが、世界崩壊を企てている犯人だった。
    <テイルズオブエターニア1>

    未来から来たロボが、将来すごい発明をする子供を殺そうとする。
    その子供は、未来人と現代人の間に生まれた子供だった。
    <ターミネーター>

    完全犯罪を好きなだけ起こせる兵器を手に入れた天才少年が、自慢の正義感を暴走させ、新世界の神になろうとする。
    <デスノート>

    まだドラゴンが空を飛んでいた時代。女神に選ばれてしまった妹を守る為にカイムは、死にかけのドラゴンと心臓を交換する「契約」を行う。
    <ドラッグオンドラグーン>

    魔王に封印された島を、主人公たちが謎を解いて復活させていく。
    <ドラゴンクエスト7>

    罪の意識から、自分を他人に提供する死に方を求めた男がいた。
    <七つの贈り物>

    知能指数が低く、良い人すぎるガンプは、事情を察知するのが遅れ、いろいろな事件に巻き込まれてしまう。
    <フォレスト・ガンプ>

    カズキは、人助けをしようと思ったら殺されてしまい、逆に助けられてしまう。
    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
    <僕たちのパラドクス>

    主人公は心から相棒を尊敬していた。
    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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