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    2014
    06.24

    シャーマンキング(3)アメリカ編

    第58回「炎上エンジェル」は、全ジャンプ作品ファンに見て欲しい回ですね。
    「優しさと甘さは違う。優しさこそ、正義に一番必要な事なんだから」
    いやー!!
    このセリフで泣かない男の子はいないっしょ!!


     シャーマンキング DVD-BOX -哀しみのかたちBOX-

     原作:武井宏之


    ≪あらすじ≫
    二次予選は、アメリカで行われる。
    パッチ村とかいう正体不明の町を探し出すのが試験だ。

    葉たちは、アンナさんやまん太を置いてアメリカへ向かう。
    そしてアメリカで、リゼルグに出会った。

    リゼルグは、強い仲間を求めていた。
    利用し、利用される関係を求めていた。
    その主義は葉と相容れないが、拒む葉ではない。そしてリゼルグは、ダウジングでパッチ村のある方向を示してくれた。

    その道中、ハオを名乗る子供が現れた。明らかな優勝候補だった。
    そして、このハオを倒すべく、リゼルグはシャーマンファイトに参加していた。しかしリゼルグの憎しみは深く、精神が不安定だった。

    その頃、アンナとまん太は恐山に向かっていた。そして1080ある数珠の封印を解く。
    全ては13年前から始まったことだった。

    1000年に及ぶ麻倉の歴史。
    麻倉ハオは1000年前に、全てのシャーマンに恐れられた存在感だった。そして麻倉葉の祖先だ。

    麻倉ハオは、神に近い存在として、人間を殺してシャーマンだけの世界を作ろうと転生してきたらしい。だからこそ麻倉家は、自分の身から出た錆を、自分たちで処理する為に力を磨いてきた。
    アンナは、かつてのハオが施した封印を打ち破り、葉の父から「超占事略決」を受けとった。アンナは、まん太と共にアメリカへ渡り、葉との合流を目指す。

    その頃リゼルグは、葉がハオの子孫だと知って動揺していた。そこにエックスロウズが現れた。ハオに関わる者たちを「処刑」と言って皆殺しにする連中だった。
    リゼルグは、その誇り高き精神と揺るがぬ決意に惚れてしまう。

    リゼルグは、エックスロウズに入った。
    それで葉たちはダウジングを失い、道に迷った。

    そこにチョコラブとかいう下らないジョークを連発するシャーマンに出会った。
    力で解決するシャーマンではなく、笑いの風で物事も解決しようとする志高きシャーマンだ。

    でも、ダジャレのセンスはなかった。
    そしてパッチ村の情報を持っていた。

    葉たちは、セミノアの伝承歌を紐解き、500年前にハオが「シャーマンキングダム」の建設を目論んでいると知った。
    そして500年前にハオに殺された武人から、パッチ村への道を教えてもらう。

    その頃アンナは、空港でファウスト八世に出会った。
    仲間のいないファウスト八世は、情報を集められず、二次試験を半ば諦めていた。
    そこでアンナが、愛しのエリザとの再会を持ちかける。
    イタコのアンナからしてみれば、エリザとの再会など、造作もない事だった。
    ファウスト八世は、アンナへの忠誠を誓い、ふんばり温泉への勤務と麻倉葉の協力を約束した。

    アンナたちは、こっくりさんの導きに従い、葉を探す。
    そしてハオも、葉に迫っていた。
    「そろそろ本気を出してもらわなきゃ困る」
    ハオの手下に追い詰められた葉は、アンナと合流した。
    そして超占事略決の力を手に入れた。

    その頃リゼルグは、エックスロウズの主であるジャンヌから、新たな持ち霊と力を手に入れた。
    そして葉に会いに行く。
    葉が、ハオの力を手にした以上、放ってはおけない。

    しかし葉は、葉だった。
    何も変わらない。
    かなり強くなっただけだった。

    そして麻倉家の秘宝であるフツノミタマノツルギを手にした。
    そんな葉の強さを調べる為に、ハオは三人の女の子を派遣した。そして葉の強さに満足した。

    そこで、ハオと葉が双子の兄弟だと判明する。
    ともすれば首を突っ込んで来るのがエックスロウズだ。
    エックスロウズは、ゲートオブバビロンの準備を進めていた。ハオを消し去る唯一の手段だ。
    しかし葉は、すでにエックスロウズの手に負えない力を手に入れていた。

    刀の精霊へと進化した阿弥陀丸の力を使った二段媒介。
    しかし、それでもエックスロウズのボスであるアイアンメイデンは、もっと強い力を持っていた。
    そして他にも、神クラスの持ち霊を連れたシャーマンがいた。

    葉たちは、神クラスを退け、パッチ村にたどりつく。
    そしてグレートスピリッツの祝福を受けた。
    ここからシャーマンファイトは、チーム戦となる。

    葉と竜とファウストが「ふんばり温泉チーム」として、
    レンとホロホロとチョコラブは「チーム・ザ・レン」として、
    今後は戦っていく。

    葉をシャーマンキングにする為にあるふんばり温泉チームと、それぞれが敵同士のチーム・ザ・レンは、全く違ったチームだった。
    しかし両チームは、順調に勝ち上がっていく。そしてハオも勝ち上がっていた。
    ハオと戦ったシャーマンは、みんな殺されてしまっている。
    そしてリゼルグを有するエックスロウズも、殺しを厭わない戦いをしていた。

    やがてリゼルグは、今まで助け合ってきたモルフィンを捨て、ジャンヌ様から天使を頂いた。
    それで小山田まん太を誘拐し、葉を誘い出した。

    そんなおり、グレートスピリッツは突然、沈黙する。ハオやエックスロウズに関係しているか不明だが、試合が組まれなくなった。
    そしてハオは動き始める。

    誘い出された葉は、エックスロウズが用意したゲート・オブ・バビロンの危険に晒される。
    そんな時、まん太はオーバーソウルに目覚め、自力で脱出した。
    そして完全に、葉たちとジャンヌ様たちが戦う構図が出来上がる。

    ジャンヌ様は最強だった。
    その最強のジャンヌ様を、簡単に捻り殺すのがハオが持つスプリット・オブ・ファイアだ。
    リゼルグは絶望した。
    ハオの前に、全てが挫けたと言っても良い状況だ。

    そんな状況でも、葉たちはハオと戦った。
    そして、その好きに死んだフリをしていたジャンヌ様がゲート・オブ・バビロンを開く。
    それで全てが吸い込まれ、ハオたちも葉たちも、消え去った。
    そのはずだった。
    しかしハオにとって、ゲート・オブ・バビロンなど児戯にも等しい茶番だった。

    ハオは戦いの中で、葉の実力を確認し、シャーマンファイトの必要が消滅したと判断した。
    ハオは、シャーマンファイトを取り仕切るパッチの司祭たちを襲った。そしてシャーマンキングにならずに、グレートスピリッツを手に入れるつもりだ。

    葉たちは、ハオを止める為に星の聖地へと向かった。
    しかし、葉たちはハオに勝てなかった。
    葉は、ハオに魂を引き抜かれ、食べられてしまった。
    あるべき場所に返っただけだとハオは言った。

    それでもレンたちはくじけなかった。アンナと協力して、ハオを封印しようとする。
    しかし不可能だった。
    ハオは、グレートスピリッツを吸収し、自然の代弁者となっていた。すべての希望は絶たれた。

    そんな時、葉の魂が帰ってきた。
    レンや、竜や、ホロホロや、ファウストや、リゼルグや、チョコラブや、アンナがいる場所が、葉の魂のあるべき場所だった。

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    ≪感想≫
    オーバーソウルは、瞬間的に一点に集中させた方が強いそうです。
    なるほどですなー。

    そしてチームアイスメンのリーダーが、こんな事を言っていました。
    「巫力ってのは、懐の深ぇ所に溜まるらしい」
    これは巫力に限った話ではない気がします。
    技術を磨く前に、まず自分の人間性を磨くべきでしょう。

    さて、私はリゼルグが大嫌いです。
    その理由としてネガティブな面があげられますが、他にもあります。

    リゼルグは、ハオを恐れすぎていました。ハオは自然を操れる最強のシャーマンだと恐れていました。しかしホロホロや葉さんの言うとおり、シャーマンとは自然を操るものではなく、自然と共に生きるものです。
    でもリゼルグは、それを知りません。だって幼い頃に両親を殺され、シャーマンとしての修行は受けてませんからね。

    していた修行といえば、ハオを倒す為に巫力を上げる事とダウジングの技能を磨く事くらいでしょう。そういう点で、リゼルグは不憫な人ですね。

    またリゼルグには、持ち霊に対する愛がねぇ!!
    自分の仕事道具とか部活での備品を大切にしない人ってダメです。

    また、リゼルグがエックスロウズを首になった時、スクライドのリューホーのようにあれたら、と思いましたね。
    リューホーは、ホーリーという部隊を首になっても言いました。
    「ホーリーの崇高なる意思は俺の中にある」的な・・・
    しかしハオには仲間たちを殺されて、リゼルグは立派な天使になりましたね。
    どうやら私は、このあたりの心理変化を誤解していたようです。

    初めて見た時は、すっごい子供でしたからね。今見ると複雑な気持ちになります。
    でも、リゼルグはあんまり好きじゃないっす。
    前ほど嫌いではなくなりました。

    そういえば超占事略決という、あからさまな攻略本が登場しましたね。
    体験するだけで、強くなるという卑怯な道具です。
    でも、ハオの全てが記されている為に、ハオに魅了され、ハオの魂から離れられなくなるかもしれないというリスクがありました。

    葉さんは主人公なので、絶対に魅了されないと断言できますが、すごく良い道具でした。
    こういうハオの遺した物に魅了された者たちが、ハオの仲間になったんでしょうね。なかなか合理的です。

    また劇中、彼氏いない歴28年の28才の女性が「明日すぐ結婚したとしても、いきおくれだよ!」と言われていました。
    時代ですね。
    今や28才など、別にいきおくれでもありません。
    むしろ適齢期とさえ思いますね。

    終盤に、まん太が、ファウストに殺されそうになる夢を見て、涙を流すシーンがありました。
    命がけで戦っているという、素晴らしい表現だったと思いますね。

    殺されそうになった記憶など、簡単に忘れられるはずがありません。
    そんなまん太は、アンナさんと一緒に歩いているシーンが多かったですね。
    ワンピースの丈と、まん太の身長から考えるに、アンナさんのパンツが丸見えだったと思うんですが、そこんところどーなんでしょう。
    女神たるアンナさんのパンツを見放題だなんて・・・もう・・・鼻血が・・・

    そんな終盤、味方に巫力を送り込むシャーマンや、相手の心の闇に漬け込んだカリスマ性を発揮して、相手を自分の信者として戦いを終わらせるシャーマンが出てきました。
    シャーマンって、何でもアリですな!

    さまざまなサブストーリーのある長い話でしたが、基本的に全て良い話でした。
    何度も何度も泣かされてしまいました。
    やっぱり良い話は心から楽しめますね。

    そして随所に溢れるドラゴンボール感は何が要因でしょうか。
    力の数値化やインフレという表面的な要素ではなく、演出の根幹にドラゴンボールを感じます。
    原因不明な事を書いて申し訳ありませんが、私はシャーマンキングを読むと、ドラゴンボールが読みたくなるんです。

    両方とも、ジャンプ史に残る名作って事は共通してますが、基本的には似てないと思います。
    不思議です。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集>
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    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

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    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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