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    2014
    04.19

    ロンリのちから「三段論法」

    Category: その他
    僕たちは、いつの頃からかソレを曖昧にしてきた。
    ソレとは、歪みのない真理。
    明解で合理的な思考。
    考えを伝える為の強力な武器。
    今こそ手に入れよう「ロンリのちから」


    だそうです。
    久々にNHKで面白くて勉強になる番組を見ました。
    「これは欠かさず毎週見るしかない!」というわけで記事にします。


     この本は難しいですが、番組はシュールなコントです

    ≪あらすじ≫
    「私は、あなたが嫌い」
    「私は、女子」
    「だから女子は、あなたが嫌いなの」

    このセリフに、演じていた男子高校生は「おかしい」と言った。
    しかし脚本兼監督をしていた眼鏡女子高校生は認めなかった。
    その会話に、先生が割って入る。
    「では検証してみましょう」

    先生は、さっきのセリフが「三段論法」という推論である事を説明した。

    推論とは、前提から結論を導く事。
    三段論法とは、二つの前提から結論を導く推論の仕方だ。
    そして結論とは「最終的に自分が言いたい事」だった。

    例えば、こんな三段論法。
    「鳥は、卵を産む」
    「ペンギンは、鳥」
    「だからペンギンは卵を産む」

    当たり前だ。
    正しい三段論法は、非の打ち所がないほど当たり前で、説得力がある。

    そして、この三段論法は、一段目に全体の事を言い、二段目に部分の事に触れ、結論を導き出している。
    全体に当てはまる事は一部にも当てはまる。
    全体から一部。
    この流れが大切だった。

    では、次の三段論法は正しいか。
    「ペンギンは空を飛べない」
    「ペンギンは鳥」
    「だから鳥は空を飛べない」

    これは変だった。
    全体から話を始めなければいけないが、今回はペンギンという部分から始めてしまっている。

    しかし一段目も、二段目も、間違った事は言ってなかった。
    正しい情報から、誤った結論が導き出されている。
    部分から全体を推論しようとした結果、飛躍した結論が出てしまった。

    そして最初のセリフも「私」から「女子」に飛躍していた。
    「私は好き」って思っている人がいるかもしれない。

    そして、このセリフを言っていた女優生徒は言った。
    「高校生は、勉強が嫌い」
    「私は、高校生だ」
    「だから私は勉強が嫌い」

    しかし先生に間違いを指摘された。
    結論は正しいが、前提は間違っているので、論理としては破綻している。

    これが三段論法。
    論理展開の基本だった。

    そして不思議の国のロンリ劇場。
    不思議の国のアリスを書いたルイス・キャロルは論理学者で、作中で論理を破綻させたりして遊んでいたらしい。
    そして消去法三段論法の話を紹介する。

    昨日の夜、帽子屋かウサギに会ったが、暗くて判別できなかった。しかし思い返せば紅茶の匂いがしなかった。帽子屋は、いつも紅茶の匂いを漂わせているのに。
    「昨日の夜会ったのは帽子屋かウサギだ」
    「帽子屋ではない」
    「だとすると、それはウサギだ」


    【click!】

    ≪感想≫
    「キノの旅」という作品で、三段論法が出てきましたね。
    モトラド、という意志を持った自動二輪車が言ってました。
    1、モトラドは走るのが好き。
    2、旅をしていると、ずっと走っていられる。
    3、モトラドは旅が好き。


    これは部分から初めてしまっていますが、あっている三段論法ですね。

    昔、ラミレスという野球選手と、AKB48の渡辺麻友が似ているという話がありました。
    1、渡辺麻友は、可愛い。
    2、渡辺麻友は、ラミレスに似ている。
    3、ラミレスは、可愛い。


    こ、これは・・・
    あってる・・・のか?

    三段論法って難しいです。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集><キノの旅 優しい国>
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    コメント
    三段論法は

    「AならばB」という前提と
    「BならばC」という前提から
    「AならばC」という結論を導く論法です。

    「ならば」は「は」と置き換えることができます。


    キノの旅は知らないのですが、
    モトラドの例を検証してみます。

    文中の表現を記号にすると・・・
    A:モトラド
    B:走るのが好き
    C:旅をしている
    D:ずっと走っていられる
    E:旅が好き

    1、AはB。
    2、CならばD。
    3、AはE。


    「走るのが好きならば旅が好き」という前提がないので、
    1と2から3を導くことはできませんです。
    someonedot 2014.04.30 18:12 | 編集
    名前欄が空欄の方、こんばんは。
    コメントありがとうございます。ぜひ今度は名前欄に好きな食べ物の名前でも書いてくださいな。

    >三段論法は「AならばB」という前提と
    >「BならばC」という前提から
    >「AならばC」という結論を導く論法です。
    >「ならば」は「は」と置き換えることができます。中略
    >A:モトラド
    >B:走るのが好き
    >C:旅をしている
    >D:ずっと走っていられる
    >E:旅が好き
    >1、AはB。
    >2、CならばD。
    >3、AはE。
    >「走るのが好きならば旅が好き」という前提がないので、1と2から3を導くことはできませんです。

    後半ちょっと意味がわからないです。ごめんなさい。

    「ならば」は「は」に置き換えられるなら「=」で表せますよね。
    A=B、B=C。だからA=C。ですかね。
    そうすると最初のペンギンの例ですら三段論法ではない、とおっしゃりたいという事でしょうか。それとも逆?

    ペンギンをA。鳥をB。卵を産むをCだと見た場合、おっしゃられるように成立していますが、それだと「だから鳥は空を飛べない」も成立するように見えます。
    ペンギンがA。飛べないがB。鳥がCで、すべてが「=」で結ばれていますからね。
    間違っていますが「=」で結ばれています。
    これは、どういう・・・?
    主語と述語の順番が関係あります?
    述語から3行目は導けない、とか?

    >「走るのが好きならば旅が好き」という前提がないので、1と2から3を導くことはできませんです。
    これに関しても、ちょっとわからないです。ごめんなさい。
    1、私は寒いのが好き。
    2、冬は寒い。
    3、私は冬が好き。
    これも「寒いのが好きならば冬が好き」という前提がないので1と2から3を導けない、でしょうか。
    という事は「私は寒さが好きだから冬が好き」という一つの文章にした場合でも「前半と後半に因果関係がなく、成立していない文章」として扱われるでしょうか。

    たぶん私がバカだから理解できてないです。ごめんなさい。
    お手数ですが、もしよろしければ細かな説明をお願いします。
    できれば、正解と不正解の三段論法を比較して書いていただけると理解しやすいと思います。

    せっかく勉強になりそうな内容をコメントして頂いたのに理解できなくて申し訳ありませんでした。
    ハマの三文芝居dot 2014.04.30 22:06 | 編集
    ”「ならば」は「は」と置き換えることができます。”
    という表現がわるかったです。

    「モトラドは走るのが好き。」を記号を用いて「AならばB。」、
    つまり「モトラドならば走るのが好き」
    と表現するのを不自然に感じたので
    ”(前略)置き換えることができる”と書いてしまいました。

    今考えると、Aは「モトラドである」、のようにするのが適切でした。
    「は」と置き換える(「=」に置き換える)のは不適切でした。
    混乱させてしまいごめんなさい。



    「ならば」は、論理記号では「⇒」を使います。
    ならば で漢字変換できるようです。
    「A⇒B」や「B⇒A」といった感じに使います。

    ここで重要なのは、
    「A⇒B」と「B⇒A」では 意味が異なる ということです。

    例えば、Xを「ペンギンである」、Yを「鳥である」とすると、
    「X⇒Y」(ペンギンであるならば鳥である)は成り立ちますが、
    「Y⇒X」(鳥であるならばペンギンである)は成り立ちません。

    鳥はペンギン以外にも、スズメやカラス、ウグイスなど
    たくさんの種類があるからです。

    上記のことから、「X⇒Y」を単に「Y⇒X」に置き換えることはできません。
    ただし「¬Y⇒¬X」は「X⇒Y」と一致します。これは 対偶 といいます。
    なお、¬は否定を意味します。



    これを踏まえたうえで三段論法を説明し直すと、

    「A⇒B」という前提と
    「B⇒C」という前提から
    「A⇒C」という結論を導く論法です。

    A⇒B
      B⇒C
    A ⇒ C

    もしここに「C⇒D」という前提が加えられれば、
    「A⇒D」と結論付けることができます。

    A⇒B
      B⇒C
    A ⇒ C
        C⇒D
    A  ⇒  D




    A:モトラドである
    B:走るのが好きである
    C:旅をしている
    D:ずっと走っていられる
    E:旅が好きである

    1、A⇒B。
    2、C⇒D。
    3、A⇒E。


    A ⇒ E(結論)
    A⇒B  (前提1)
      B⇒E(結論を導くのに必要な前提)

    C⇒D  (前提2 結論とは無関係)

    うまく説明できませんがこんな感じです。
    冬が好きの件は私にはどうも説明つきません。ごめんなさい。





    説明するのはむずかしいものですね。ごめんなさい。
    通りすがり(ねぎとろ)dot 2014.05.01 00:45 | 編集
    ねぎとろさん、こんにちは。
    今度のコメントで、おそらく理解できたと思います。
    わざわざ書いていただきましてありがとうございます。

    >「モトラドは走るのが好き。」を記号を用いて「AならばB。」、
    >つまり「モトラドならば走るのが好き」
    >と表現するのを不自然に感じたので
    >”(前略)置き換えることができる”と書いてしまいました。
    >今考えると、Aは「モトラドである」、のようにするのが適切でした。
    >「ならば」は、論理記号では「⇒」を使います。
    >ならば で漢字変換できるようです。
    >「A⇒B」や「B⇒A」といった感じに使います。
    やっぱり順番が大切だったようで安心しました。
    ⇒という論理記号は初めて知ったのでとても勉強になりました。
    ⇒を使うと、一気に理解しやすくなりますね!!
    記号って凄いです。

    >例えば、Xを「ペンギンである」、Yを「鳥である」とすると、
    >「X⇒Y」(ペンギンであるならば鳥である)は成り立ちますが、
    >「Y⇒X」(鳥であるならばペンギンである)は成り立ちません。
    >鳥はペンギン以外にも、スズメやカラス、ウグイスなど
    >たくさんの種類があるからです。
    これは記事中にあるとおり「部分」から「全体」を推測すると三段論法が成立しなくなる、という部分ですね。

    モトラドが走るのが好きで、旅はずっと走っていられても「旅」における「走っていられる」は部分ですから、三段論法は成立してない、って感じでしょうか。
    寒さに関しても「寒い」は「冬」の部分ですから、冬が好きとはなりませんね。

    でも、やっぱり私にはモトラドの言ってる事は合ってるように思えます。
    だってモトラドは走るのが好きで、旅をしていればずっと走っていられるんですから(笑)
    ハマの三文芝居dot 2014.05.02 07:54 | 編集
    「かわいい」と「似ている」の定義をはっきりさせれば、記事の最後の三段論法は成立すると思います。
    someonedot 2014.11.11 14:38 | 編集
    ななしさん、コメントありがとうございまーす!
    今度は好きな動物の名前でも、名前欄に書いてくれると嬉しいです!

    >「かわいい」と「似ている」の定義をはっきりさせれば、記事の最後の三段論法は成立すると思います。
    なるほど言葉の定義ですか!
    そういう事は考えた事なかったので勉強になりました。
    似てる、といってもそれほどでもない場合もありますし、瓜二つの場合もありますもんね。
    松浦亜弥とマエケンとか複雑でした。

    可愛いも、個人によって感覚が異なるので大変です!
    おー、いろいろと考える事がたくさんですわ!
    ハマの三文芝居dot 2014.11.14 22:56 | 編集
    わわわお返事ありがとうございます。ついつい勢いでコメントしてしまいました。すみませんm(_ _)m

    このロンリのちからっていう番組、内容が勉強になるんで好きな上に、映像がすごく綺麗だと思うんです。

    全体的にちょっと暗めのブルーがかかっていて、ノスタルジックな感じがして。

    それでついつい見てしまうんです。
    いちご娘dot 2014.11.18 01:17 | 編集
    いちご娘さん、こんばんは!

    >わわわお返事ありがとうございます。ついつい勢いでコメントしてしまいました。すみませんm(_ _)m
    とんでもない!
    ぜひ、これからも気軽にコメントしてくださいな!
    たまにコメントがないと寂しいので、いちご娘さんにコメント頂いてとても嬉しかったです。

    >このロンリのちからっていう番組、内容が勉強になるんで好きな上に、映像がすごく綺麗だと思うんです。
    >全体的にちょっと暗めのブルーがかかっていて、ノスタルジックな感じがして。
    >それでついつい見てしまうんです。
    そうですね。
    映像も、登場人物たちも独特の雰囲気だったと思います。
    初めて見た時の「これは・・・!」ってゾクゾクした感じが、今も忘れられません。

    内容も良いので、何回でも見られちゃう作品ですよね!
    ハマの三文芝居dot 2014.11.22 02:49 | 編集
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