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    2014
    04.10

    8mm

    人間の闇と光を描いた作品でした。
    もう目を背けたくなるほどの闇と、輝かしい光の部分があって、とても複雑な気持ちになりましたね。
    でも、とても良い映像でした。
    高校とかで、道徳の授業に使ってほしいと思うくらいの映画です。


     8mm [DVD]

     主演:ニコラス・ケイジ


    ≪あらすじ≫
    ウェルズは、ペンシルベニア大学を卒業して、私立探偵をしていた。例えば議員の娘の旦那が浮気をしている場面の写真を撮影した。
    それを議案に高く売る。
    コネが大切な仕事だ。

    ウェルズの妻は、編集の仕事をしている。夫婦仲も良い。
    娘も、まだ赤ん坊だ。
    ある日、ロングデールを名乗る人物から電話がかかってくる。
    クリスチャン家の顧問弁護士らしい。

    仕事の内容は、亡くなった旦那様の金庫の中身を見る事。
    中には、現金や債券など、ありふれた物が入っていた。
    しかし一点だけ、予想外の物が入っていた。

    殺害現場が撮影されたフィルム。
    若い娘が殺されているリアルな映像だ。
    出だしはポルノだったが、やがて暴力的になり、死んだ。

    ウェルズは、そういうビデオだと思った。
    性癖は多種多様ある。
    しかし、それにしても恐ろしく、リアルな映像だった。

    ウェルズは、警察に連絡し、調べてもらうように提案するが、クリスチャン夫人に却下された。
    故人の名に傷はつけたくない。
    やむなくウェルズは、自力でフィルムの出どころを調べる。

    ウェルズは似顔絵を書き、家出娘だと偽って、行方不明者リストを洗った。
    資料を見る限り、メアリー・アン・マシューズという16才の少女に似ている。
    さらに映像もスーパースローで検証する。
    そして1992年より前に撮影されたと突き止めた。

    また犯人は、手に星型の刺青を入れている。
    ウェルズは、身分を偽って、メアリーの母親に会いに行く。

    母親は、いなくなった娘の為に、毎年の誕生日プレゼントを買っていた。
    ウェルズは許可を得て、メアリーの部屋を探索する。
    そしてメアリーの日記と手紙を発見した。

    メアリーは、ウォレン・アンダーソンという男と一緒にハリウッドを目指したらしい。ようは駆け落ちだった。
    ウェルズは、ウォレンを探し、刑務所にたどり着いた。
    でも、ウォレンは何も知らなかった。

    ウェルズは再び、メアリーの母親を訪ねた。
    「娘は遠くで幸せに暮らしているが、その事を知り得ないのと、娘に最大の不幸があったが、その事を知らされるのなら、どちらを選ぶか?」
    ウェルズは、望み通りにして、ハリウッドへ向かった。
    そしてポルノ屋から情報を得て、裏組織に関わる。

    そこには、レイプ、獣姦、糞尿趣味、幼児ポルノまで揃っていた。
    そして人殺しのポルノにも出会う。
    どうやらフィリピンで撮影されたものらしい。
    しかし本物の人殺しポルノではなかった。
    同じ女が別の映像で死んでいる。

    その後、救済センターでメアリーと一ヶ月ほど一緒に暮らしていたという尼さんに出会う。そしてメアリーが残したというカバンを手に入れた。
    中身は服と、アクセサリーと、ポエム。そして電話番号が書いてあった。
    セレブリティ・フィルムズ社。
    そこで、メアリーを知ってる男に出会った。
    しかし本人は知らないと言う。明らかに怪しかった。

    ウェルズは近所に部屋を借りて、盗聴と張り込みを開始する。そしてディーノ・ベルベットという変態プロデューサーとの繋がりを見つけた。市場に出回らないホラー・ポルノを撮る芸術家気取りの変態らしい。
    さらにクリスチャン夫人から、数年前に夫が不審な現金の引き出しをしていたと知らされた。
    五つの口座から合計100万ドルだ。

    またディーノのビデオに出ている星型の刺青をしている男も発見した。マシーンと呼ばれているらしいが、正体は不明。
    ウェルズは、ディーノに大金を渡し、フィルムの撮影現場に入り込む条件を出した。

    しかし現場に着くと、女はおらず、ウェルズが手錠を掛けられて、ベッドに固定されてしまった。
    これはディーノが仕掛けた罠だった。
    しかもロングデールが関わっている。

    ウェルズはフィルムを返却し、袋叩きに会う。
    しかし仲間割れを誘い、その隙に逃げ出した。
    とはいえ身分がバレてしまったので妻と娘が危ない。

    ウェルズは、妻に電話し、クリスチャン夫人に事情を説明した。
    夫が金を払って撮影させた人殺しだと知って、クリスチャン夫人は自殺。さらに危機的状況に、妻は辟易していた。
    ウェルズは大金を妻に残し、ロスへと向かう。生きて帰れる保証はない。
    そしてウェルズは、メアリーの仇を取ろうしてしまった。

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    ≪感想≫
    やっぱりニコラス・ケイジって臭い役者だと思います。
    そして、それがめちゃくちゃカッコイイ!!
    なんか、子供の頃に思い描いたヒーローって感じがします。

    今作も、まさに正義の味方。
    最後にメアリーの母親から「娘を心配してくれたのは私と貴方だけです」と締められた手紙が送られてきたときは、思わず涙が出ました。

    残念ながら、というか当然ながら復讐殺人は犯罪です。
    そして正当化する映画でもありません。
    でも、そうしてほしかった!!
    映画とはいえ、家出娘をなぶり殺すような男たちに復讐してほしかった。
    母親に「娘を愛していたと言ってくれ。復讐の許可をくれ」とウェルズが電話した時、私は胸が苦しくなりました。
    現実で、こんな事をしてはダメですが、映画の中だけは法律よりも、人情を優先してほしい。
    それをやってくれた映画でした。

    また、こんな会話が出てきます。
    「なぜ若い娘がなぶり殺される映像を撮らせたんだ!?」
    「金と権力で、それができたからさ」

    人間って存在は、そういうモノだなと思った会話でした。
    金があれば、それを使いたくなる。
    自分が凄いんだって事を、自分に証明したくなる。
    そして、非人道的な所業をしたくなります。

    だから人間は最低だ、とは思いません。
    こうならないように生きるのが人間だと思います。

    そういえば、タバコを吸ってるのに、吸ってないと言う意味は何だったでしょうか。
    ちょった、わからなかったです。

    さて作中に出てくるマスクの男。
    最も残酷で、殺人の実行犯として登場しました。
    しかし、その正体は普通の男。
    人が良さそうな顔をして、虐待された経験もなく、生まれつき狂っていた。
    人が死を理解する瞬間が好きだった。
    ナイフが刺さる感触が好きだった。

    とても、とても怖い犯人でした。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集>
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    <ボーダー>

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    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
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    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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