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    2014
    03.17

    古畑任三郎スペシャル全て閣下の仕業

    Category: その他
    今泉さんもアリさんも出てこない古畑任三郎でした。
    物語もシンプルで、すごく良かったと思います。

    「刑事コロンボ」も同じですが、最初から犯人が判明している推理モノって面白いですね。古畑任三郎のシリーズではありますが、古畑任三郎が主人公の構成ではなく、犯人と周辺の人々を描いた作品です。

    なんか犯人の立場になった気持ちになって、色々と怪しい作戦を考えてしまいますね。でも、どうやっても捕まってしまいそうな感じがします。
    警察組織をバカにした推理モノは多く存在していますが、本作のように警察が優秀な作品が、私は大好きです。


     古畑任三郎 すべて閣下の仕業 [DVD]

     主演:田村正和
     閣下:松本幸四郎
     脚本:三谷幸喜


    ≪あらすじ≫
    とある中南米の国にある日本大使館。
    そこでは日本語と同じくらいスペイン語が話されていた。ほとんどの従業員が現地人だ。

    ここに「閣下」と呼ばれている人物がいた。

    特命全権大使としての立場を利用して至福を肥やし、大使館内で威張り倒している。しかし、それが似合うだけの品格と有能さを持っていた。
    その右腕であるカワキタは近々、横領の事実をマスコミに発表するつもりだった。実はカワキタも横領に関わっていた。それでも自分の正義を貫く心構えだ。
    自分たちが贅沢している屋敷から壁を一枚隔てた先では、子供が飢えて死んでいる。そんな環境には、もういたくなかった。
    そして、閣下に殺された。

    事故として処理できれば良かったが、外務大臣の訪問や閣下の表彰式が迫っており、問題は起こせなかった。
    閣下は、死体を冷蔵庫に隠し、コックを首にする。そして架空の誘拐事件をでっち上げた。
    そこに風変わりの警部補が現れた。

    古畑任三郎だ。
    バカンスに来ていたが、パスポートを猿に盗まれたらしい。
    知り合いを発見した古畑任三郎は、仕方なく数日間だけ日本大使館に宿泊する。その間に、誘拐事件が進展した。とすれば首を突っ込まなければいられない。

    古畑任三郎は、車に争った形跡もなく、キーが残っていない点から、車から降りた瞬間を襲われた誘拐事件ではないと推理した。
    さらに季節外れの脅迫状から、カワキタを襲った犯人は身代金目的ではないと推理する。それに金が欲しいなら、カワキタではなく閣下を誘拐すべきだろう。
    これは日本大使館内部の犯行だと、古畑任三郎は確信していた。そして怪しい人物は一人しかいない。

    しかし閣下は、大使館内で働いている人々から全幅の信頼を寄せられていた。犯罪に関わる人物とは思われていない。
    その牙城を、古畑任三郎が崩す。

    古畑任三郎は、露骨に閣下へプレッシャーをかけ、行動を起こさせた。
    第二の脅迫状と、真犯人の捏造。
    その急ごしらえの偽装を、古畑任三郎が暴いた。

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    ≪感想≫
    最初に、警察が優れていると描かれる作品が好きだと言いましたが、もう一つ好きな点がありました。
    作中で「殺人犯の顔は普通の人と変わらない。それに私たちも、少し運命の歯車が狂えば、誰でも、いつでも、どこでも殺人犯になりうる」という趣旨の話を古畑任三郎さんがしていました。

    私は、なるべくして犯罪者になった人が出てくる推理モノよりも、こういう犯人が出てくる推理モノの方が好きです。
    偶発的に罪を犯したなら、罪を認めます。
    しかし目的意識があって殺人者になった犯人は、追い詰められれば手段を選ばす、自殺さえ考えられるでしょう。
    結局、閣下も自殺しましたからね。

    「金田一少年の事件簿」に出てくる犯人の多くも、復讐の為に罪を犯し、自殺しました。
    この終わり方は、とても現実的です。
    でもフィクションとして優秀かどうか。
    ここが、ひとつの分かれ目な気がします。

    ちなみに閣下が賄賂を受け取りまくっていたのは、日本の地位を高める為でした。
    素晴らしい大使館を作り上げ、訪れる外交官たちが肝を潰し、日本と敵対してはならぬ、日本とは友好的な関係を築かねばならぬという熱意から大使館を華やかにしたそうです。

    素晴らしい発想ですね。
    私も近い事を思います。
    その為に人を殺してしまった。
    これが間違いでした。

    どんなに美しい未来が待っていても、手段を誤れば希望は潰えます。
    そういう意味では、とても良い話だったかもしれません。

    そして木村多江さんがエローい!!
    なんか壇蜜さんに似ている気がしました。
    壇蜜さんさんも木村多江さんも私の好みではありませんが、それでもエローいと言わざるを得ない表情と演技でした。

    なんというか、私は声フェチってヤツらしいですが、木村多江さんの声は、旦那を心配しているようで、誘っているような、自分に酔っているような。そんな不思議か声をされています。こういう人とお付き合いしたら、すごく苦労しそうな気がします。

    そして古畑任三郎さんのキャラが濃い!!
    田村正和さん以外には、とうてい演じられるとは思えませんね。
    なんかイラッとしますし、立ち振る舞いも独特です。
    三谷幸喜さんの作品は、それほど多く見ていませんが、三谷幸喜さんが生み出すキャラクターの魅力が、ありったけ詰め込まれた感じがしますね。

    とても人間的、というか、作り出された理想的なキャラクターって感じがしませんね。
    私がアニメばかり見て育った過程も関係しているかもしれません。
    しかし古畑任三郎は、人の理想や希望から生み出された存在ではなく、不快感や劣等感から生み出されたような感じがしました。

    作中、古畑任三郎さんが「欲望というのは不思議なもので、金を持っている人ほど金を欲しがる」という話をしていました。
    業、とか言いますよね。
    三谷幸喜さんは、人間のそういう部分を描く天才かもしれません。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集><金田一少年の事件簿 オペラ座の怪人>
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    <武装錬金>

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    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

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    <マテリアルパズル>

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    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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