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    2014
    03.14

    スレイヤーズ14セレンティアの憎悪

    ルークとミリーナという二人の仲間が登場する話も最後です。
    陽気な二人でしたが、かなり陰惨な結末でした。

    コメディっぽい雰囲気でありがなら、シリアスな展開。
    これがスレイヤーズの醍醐味ですよね。
    とはいえ少し悲し過ぎたように思います。


    スレイヤーズ14 セレンティアの憎悪 (富士見ファンタジア文庫)

     著者:神坂一
     イラスト:あらいずみるい


    ≪あらすじ≫
    ラルティーグ王国領にあるセレンティア・シティ。
    寺院都市の別名で呼ばれる事もあり、赤の竜神<フレアドラゴン>スィーフィード信仰のさかんな地で、五つの大きな寺院を擁している。
    そこでリナたちは、暗室者に間違えられて襲われた。

    話によれば二ヶ月前に、街の中心にある寺院が放火されたらしい。
    リナは、魔道士協会から出る金貨100枚もの報酬に目が眩み、仕方なくセレンティア・シティに圧力をかける。

    まず四人の大神官に挨拶だ。
    と思ったら、ケレス大神官の部下にルークがいた。
    前回までに何度も共同戦線を張った戦士だ。それに連れのミリーナも一緒だった。

    その後、二人目、三人目には会えたが、四人目の大神官が待つ寺院は、むせるようや血の匂いに満ちていた。
    残る二人の大神官が緊張感が高める。

    リナたちは、ルークたちの協力も得て、情報を集める。
    そこに、暗殺者たちが罠を張っていた。
    辛くも撃退するが、ミリーナが深手を負ってしまう。

    傷自体は深くなかったが、毒が厄介だった。
    リナは最善を尽くし、ケレス大神官も努力した。
    しかし、ミリーナは助からなかった。

    そして、ルークが姿を消す。

    リナたちがルークを探している間に、ルークは暗殺者を雇った大神官を調べ上げていた。
    復讐だ。
    そして、それだけでは止まらない。

    ルークは、治療に手を貸さなかったライアン大神官。そして力が及ばなかったケレス大神官すらも殺そうとしていた。
    もしライアン大神官が手を貸してくれさえすれば、ミリーナは死なずに済んだ。ケレス大神官が復活<リザレクション>を体得していればミリーナは死ななかったかもしれない。
    この復讐に意味などなかったが、ルークは自身の怒りを堪えきれなかった。

    ともすれば、魔道士協会から依頼されている身分であるリナたちは、ルークを止めなければいけない。
    しかし、簡単に止まる相手ではなかった。

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    ≪感想≫
    作中で、魔導士協会と宗教団体との関係性について書かれていました。

    魔導士協会は、魔術に関するノウハウを持っている。
    しかし魔術の研究には金がかかりすぎる。
    宗教団体は、信者を維持する為に奇跡や回復魔術を必要としている。
    その為なら出費も厭わない。
    この両者の利益が合致して、関係が深くなったと書かれていました。

    こういう繋がりを書いてしまうスレイヤーズって、すごく好きです。

    それに魔導士であるリナが断れない理由にもなってますよね。
    考えてみると、そもそもリナが金にガメツいという設定自体が、天才魔導士だって事とも噛み合っているようです。
    さすがに貧乳とは噛み合ってませんが、それは口が悪い事と噛み合っていますね。
    素晴らしい設定です。

    また作中に、魔族の特性に関する面白い話が出てきました。
    簡単に説明すると、リナが「出て来いよヘタレ」と、姿の見えない魔族を挑発すると、魔族は必ず姿を現す。という感じです。

    もちろん、これは魔族の器が小さいという話ではありません。
    魔族は、精神のみで生きている存在であり、逃げ腰になると力が弱まってしまいます。
    だから人間と戦う時も、物資世界で戦います。精神世界から直に人間の心を攻撃するのは卑怯であり、魔族の力が弱まってしまうからですね。
    同様に「姿を隠すとかビビってんの?」と煽りれば、姿を現す他ありません。
    小学生が口喧嘩する程度の駆け引きですが、設定が作り込んであると強力な魅力に変化しますね。
    こういうのも凄いと思います。

    さて、いよいよ次がシリーズ最終巻です。
    新たなシリーズも出ていますが、一応は完結って感じです。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集><スレイヤーズ 13 降魔への道標>
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    <劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲>

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    そして努力をバカにしたり無下にしたりする人を野放しにはしておけない。
    <劇場版ワンピース>

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    <ゲド戦記>

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    <ターミネーター>

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    <デスノート>

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    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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