--
    --.--

    スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    2014
    02.17

    ROOM NO.1301#3同居人はロマンティック?

    おかしな人たちのおかしな話。
    自分を異端児だと自覚して、誰にも非難されないように気をつけながら生きて、肩身の狭い思いをしながら助け合う。そんな人たちの話でした。

    でも、この世界に「普通の人」なんていない。
    「当たり前」なんて通じない。
    それを理解していても、この世界に居心地の悪さを感じてしまう。

    めちゃくちゃ心に響いた本でした。
    本当にこのシリーズは名作ばかりです。

    ≪前回までのあらすじ≫
    絹川健一は、やっと彼女と手をつないだような初心な高校生だったが、やりチンでもあった。
    倒れていた桑畑綾を助けた流れでセックスし、絹川ホタルに挑発されてセックスし、有馬冴子がセックスしないと眠れない体質だと知って毎晩セックスしていた。
    自分は恋愛に向いてない、と思う絹川健一だったが、不思議なマンションの一室の鍵を拾い、不思議な住民と仲良くなる。そして少しずつ自分を理解していく。


    ROOM NO.1301#3 同居人はロマンティック? (富士見ファンタジア文庫)

     著者:新井輝
     イラスト:さっち
     備考:古い本なので入手困難ですが、Kindle版はあるみたいです。
     
     Kindle Fire HD 7 8GB タブレット

    ≪あらすじ≫
    絹川健一は、彼女である大海千夜子に昼食の弁当を作ってもらう事になり、自分で自分の弁当を作る必要がなくなった。しかし次に自分で自分の弁当を作る必要が出た時に、それを億劫に感じない為に、八雲刻也と有馬冴子に弁当を作るようになる。

    また絹川健一は、痴漢に会った桑畑綾を慰めた。
    そして桑畑綾が13階で暮らしている理由を知る。
    桑畑綾の母親が入院した時に、桑畑綾は自分がお見舞いにも行けない性質の異常者だと知った。そして母親を愛してないとか言われてしまう。
    桑畑綾は13階にこもり、作品の制作に没頭し、餓死しそうになり、絹川健一に助けられた。それで桑畑綾は、もう少し生きてみようと思ったらしい。

    だから桑畑綾は、絹川健一とセックスする。
    自分の中にある「好き」を他人に伝えられるカタチで表現する為に。

    その後、夏休みを迎えた絹川健一と大海千夜子は、鍵原ツバメと共に三浦海岸へ二泊三日の旅行に行くつもりだった。それが大海千夜子の提案で、絹川ホタルも連れて行く。四人の旅行だ。

    「お姉さんって胸大きいよね」
    「・・・は?」
    「お姉さんって胸、どれくらいあるの?」
    「2つだろ」
    「・・・絹川はお笑いのセンスはナシか」


    この旅行で、絹川健一は、自分が彼氏としての役割を果たせてないと実感する。
    そして大海千夜子も、自分が彼女としての責務を果たせていないと感じていた。
    一緒に来てくれた鍵原ツバメと絹川ホタルのおかげで、二人は弱音を吐き合い、前よりも彼氏彼女になれた。

    二人は互いを「健一さん」「千夜子ちゃん」と呼び合うようになる。そして料理上手な絹川健一に負けないように、絹川健一が作った経験のない「イカフライ」を美味しく作れるように頑張るという宣言をした。よって絹川健一は、今後しばらくはイカフライを作ってはいけない。

    そして夏祭りに着物を着て、一緒に行く約束をする。
    その後、絹川健一は、大海千夜子の家にお邪魔して、なぜか手料理を振舞った。
    そして痛感した。
    これが家族だ。

    絹川健一が自分で料理できるようになって、母親は家に帰って来なくなった。最初は母親の負担を軽くしようと思って始めた家事だったが、それが家族の形を失わせる原因になってしまった。なにより絹川健一自身が、両親に両親である事を期待しないようになっていた。

    そして姉すらも同じだった。
    小さな事がキッカケで、絹川健一は絹川ホタルに、自分が桑畑綾と知り合いだと教えてしまった。
    絹川ホタルは、桑畑綾が大嫌いだった。
    そして絹川健一が毎日のように桑畑綾に会いに行ってると知って、激昂した。

    桑畑綾が絹川健一の童貞を奪い、そのチンコが絹川ホタルの処女を奪った事実が許せなかった。
    「あの女とは何回したんだ?」
    「・・・あの日だけだよ。綾さんとしたことは今も後悔してる」
    「そうか。だったら一回だけってことだな?」
    「・・・五回なんだけど」
    「五回? お前、あの日だけで五回もしたのか? 私とは一回で、あの女とは五回もしたのか?」

    呆気に取られた絹川ホタルは、絹川健一に泣きながら命令した。
    「だったら服を脱げ」
    いつのまにか絹川ホタルは、絹川健一を愛してしまっていた。

    また二泊三日の間、有馬冴子は眠る為のセックスが行えなかった。
    絹川健一は、有馬冴子が「大丈夫」と言った言葉を信じて旅行に行ったが、その大丈夫は「二日くらい寝なくても大丈夫」という意味だった。
    有馬冴子は、絹川健一と体を重ねるうちに、他人とのセックスに嫌悪感を覚えるようになっていた。

    そんな有馬冴子が絹川健一の目の前でビンタされる原因となった飯笹は、窪塚佳奈の元カレだった。そして飯笹は、有馬冴子が寝たせいで窪塚佳奈にフラれ、その八つ当たりで絹川健一を襲うようなクズだった。
    絹川健一はボコボコに殴られ、殺されかけた。
    それを窪塚佳奈の双子である窪塚日奈が助けてくれた。
    なぜか変装していたが、理由は不明だ。

    【click!】

    ≪感想≫
    作中で有馬冴子が「謝罪の言葉は好きじゃない」という話をしていました。
    謝罪したら、そこで謝る気持ちが終わってしまう感じが嫌だと話していましたね。
    「謝ったかどうかじゃなくて、相手が許したかどうかが大事なはずなのに、謝るともう許してもらった気になれるじゃない? そこで許さないって話になると『こんなに謝ってるのに、なんで許してくれないの?』みたいな話になったりするでしょ私、それってすごく変だと思うの。謝った方が偉いみたいなその言い方って、謝るってことの意味を勘違いしてる気がする」
    考えてみれば変ですよね。
    ぶっちゃけ私が他人にイライラした時も「もういいから、とりあえず謝ってくれ」みたいな気持ちになります。でも、それって変ですよね。許す気ないっていうか、その問題を終わらせる為の謝罪を求めるなんて意味不明です。

    本来なら話し合って、再び同じ問題が起こらないように対策するべきです。
    でも話したくもないから「とりあえず謝ってくれ」となる。
    許す気なんてないのに。

    以前、私がクラスの女子を怒らせてしまい、謝っても許してくれないどころかマジで無視され、謝る気持ちさえ拒否された事がありました。
    誰が悪いかというと私が悪かった。それにしても酷い対応だと思いましたね。
    でも私が謝ったとしても許す気がないなら、無視は正解だった気がします。
    だって私が謝っても意味がありませんからね。
    もちろん、それでも私は謝ります。
    それは私が私の為に謝罪してるからだと言えるでしょう。

    逆に「謝れ!」と言う行為って意味不明ですね。
    私も「とりあえず謝ってくれ」と思いますが、相手に謝罪の意思がないのに謝らせて許しても、全く問題は解決していません。むしろ悪化しています。
    自分が何故それを嫌っているかを伝え、相手が何故それを行ったかを考えるべきでしょう。

    謝ったら、そこで謝る気持ちが終わってしまうという有馬冴子の言葉は、その通りかもしれません。
    もう誰も怒らせないのが最善ですが、もし怒らせてしまったら言葉だけで終わらない謝罪をしたいですね。

    また作中で桑畑綾が頼み事をするシーンがあります。
    撮影があるから上手くいくように祈っていてほしい、という可愛い頼み事でした。それに対して有馬冴子は言いました。
    「学校の勉強なんて、テストの役にしか立たないと思うし、それよりは綾さんの為に祈ってる方が大事かなって」
    「冴ちゃんってば優しい娘なんだ!」

    授業中だろ、というツッコミもあれば有馬冴子の事情もあります。
    とはいえ、こういう心持ちってのは生きて行く上で大切な事だと思いますね。

    これは個人的なメモですが、絹川健一たちが住むマンションは、有馬第三マンションと言い、絹川ホタルの部活仲間だった有馬静流の親がオーナーのマンションだそうです。
    有馬冴子と同じ苗字ですが、何か関係があったか記憶にないので、ここにメモしておきます。
    後日、削除するかもしれません。

    そういえば本作の主人公である絹川健一が隙あらばセックスしてますが、いわゆるハーレム系のマンガの主人公とは異なります。
    わざわざ書かなくても伝わってるとは思いますが、あえて書きます。
    絹川健一はイケメンです。
    それも海に行けば女の子の集団からナンパされるくらいのイケメンです。
    あと一晩で5回も射精できる絶倫です。
    しかも相手の反応に素早く対応して、性感帯をガンガン攻めていくテクニシャンでした。

    これほどの男がモテないはずがない!!
    しかし頭はおかしい。
    涼宮ハルヒの男版と言っても過言ではありません。
    やっぱり私は異常者が主人公の作品が好きなようです。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集><涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ版)>
    関連記事
    トラックバックURL
    http://3m4bai.blog.fc2.com/tb.php/713-1fd6cf79
    トラックバック
    コメント
    管理者にだけ表示を許可する
     
    ブログランキング・にほんブログ村へ
    にほんブログ村
      
    横浜DeNAベイスターズのマスコット
    スターマン
    favorite!!あらすじ集
    知恵遅れのサムが、最愛の娘の為に奮闘するが、現代社会や法廷に置いて、サムの行動は有効性がない。それでも人の心は動き、サムは娘と暮らせるようになる。
    <アイアムサム>

    トニーは兵器を売り、金儲けをしていた。
    そのしっぺ返しを食らい、目が覚める。
    そして頭脳と資金力を、正義の為に使うようになる。
    <アイアンマン>

    長年パシリだった弱虫が、そのパシリ生活で鍛え上げた感性と脚力で、アメフトのラインバックとして活躍する。
    <アイシールド21>

    男の妄想を全て注ぎ込んだような女性から告白される。
    しかし主人公である薫には、告白を受け入れられない悲惨な過去があった。
    <藍より青し>

    誰にも必要とされていないドジで何も知らないアンが、独自の想像力と七転び八起きの姿勢を武器に、立派な女性へと成長する。
    <赤毛のアン>

    少年は、旅をして暮らしたいからと全てを捨てて、羊飼いになった。
    そして旅をして、夢を実現しようと努力して、多くの物を手に入れる。
    <アルケミスト>

    イヴマリーの家系は、代々身体が弱く、早死にしていた。
    だからこそイヴマリーは、自分が生きた証を立てる為に、新しい名詠式の開発に挑んでいた。
    そしてイヴマリーは自分の全てを、血の繋がらぬ息子に託した。
    <イヴは夜明けに微笑んで>

    カールは、何に対しても消極的で、無益な男だった。
    そして唯一とも呼べる友人に誘われてセミナーへ行き、イエスマンになる。
    全ての誘いにイエスと答えてしまうカールは、さまざまな問題に巻き込まれてしまう。
    <イエスマン>

    宇宙人に襲われて、宇宙人の武器を奪って、宇宙人を倒す。
    <インディペンデンスデイ>

    船で生まれた少年が、一流のピアニストになる。
    しかし紆余曲折あり、少年は船と共に生涯を終える決意をする。
    それを、親友が阻止しようとする。
    <海の上のピアニスト>

    異世界に呼び出された少女が、肉弾戦で世界を救う。
    <ふたりはプリキュアmaxheart>

    誰にも必要とされていない。自分が行方不明になってもニュースにならない。
    そんな剛士が、異世界に行き、魔王となって魔物と共に生きる。
    そして即席の魔王に忠誠を誓い、戦死する魔物たちがいた。
    <A君(17)の戦争 まもるべきもの>

    夢と現実の区別がつかなくなった男が、世界を終わらせようとする。
    <COWBOY BEBOP 天国の扉>

    モノマネ達人の少年が、大好きな野球で甲子園を目指す。
    <風光る>

    偽善者を引退して、本当の恋をした雪野。
    しかし彼氏は、もっと深い闇を抱え、自分を偽っている人だった。
    <彼氏彼女の事情>

    神の力とも呼べる能力を持つ大男が、生きる事に疲れ、自ら死を望む。
    それを本当の犯罪者だと思っていた刑務官の目線から描かれた映画。
    <グリーンマイル>

    最強の人造ポケモンであるミュウツーが、クローンポケモンを作り、人間へ復讐しようとする。
    しかし、その戦いは無益で、悲しみしか生まなかった。そしてミュウツーは、命の尊さを知った。
    <劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲>

    海賊王を目指すルフィは、夢を追いかける人を笑わない。
    そして努力をバカにしたり無下にしたりする人を野放しにはしておけない。
    <劇場版ワンピース>

    死を恐れたアレンは、父親を殺して悪い魔法使いに仕えてでも永遠の命を欲した。
    そして間違いを重ね、テルーに命が続いていく事を教えてもらう。
    <ゲド戦記>

    仲間にハメられ、相棒を殺されたダニーが、他人を頼り、真犯人を探し出す。
    <交渉人>

    幽霊が見える少年が、地縛霊を開放させ、持ち霊にして、シャーマンファイトに挑む。
    <シャーマンキングpart1>

    苛められていても一生懸命に働いているシンデレラに、魔法使いが協力してくれて、王子様と結婚する。
    <シンデレラ>

    ハルヒは面白い現実を求めていた。
    その為にSOS団を結成し、世の中の面白い事を探そうと奮闘する。
    しかしハルヒこそが、何よりも面白い存在だった。
    <涼宮ハルヒの憂鬱>

    盗賊狩りをしているリナが、非常に価値のある盗品を手に入れてしまい、追われる立場となる。
    そして伝説上の怪物と出会ってしまった。
    <スレイヤーズ>

    不良かつバスケのルールも知らないくせに天才を自称する桜木が、たくさん練習し、試合中に工夫し、徐々に活躍していく。
    <スラムダンク>

    特殊な能力を持つ人間が、スポンサーを背負い、ヒーローとして活躍する。
    <TIGER & BUNNY>

    空から、言葉の通じない少女が落ちてきて、世界崩壊の危機を教えてくれる。
    しかし、その少女の母親こそが、世界崩壊を企てている犯人だった。
    <テイルズオブエターニア1>

    未来から来たロボが、将来すごい発明をする子供を殺そうとする。
    その子供は、未来人と現代人の間に生まれた子供だった。
    <ターミネーター>

    完全犯罪を好きなだけ起こせる兵器を手に入れた天才少年が、自慢の正義感を暴走させ、新世界の神になろうとする。
    <デスノート>

    まだドラゴンが空を飛んでいた時代。女神に選ばれてしまった妹を守る為にカイムは、死にかけのドラゴンと心臓を交換する「契約」を行う。
    <ドラッグオンドラグーン>

    魔王に封印された島を、主人公たちが謎を解いて復活させていく。
    <ドラゴンクエスト7>

    罪の意識から、自分を他人に提供する死に方を求めた男がいた。
    <七つの贈り物>

    知能指数が低く、良い人すぎるガンプは、事情を察知するのが遅れ、いろいろな事件に巻き込まれてしまう。
    <フォレスト・ガンプ>

    カズキは、人助けをしようと思ったら殺されてしまい、逆に助けられてしまう。
    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
    <僕たちのパラドクス>

    主人公は心から相棒を尊敬していた。
    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。