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    2014
    02.16

    ジョジョの奇妙な冒険 第一部 ファントムブラッド後編

    前編を、さらにパワーアップさせた感じでした。
    前編が楽しければ、後編は一万倍楽しめると思います。
    その為にも、わずか三話しかない前編を見て欲しいくらいです。

    私は、ずっと泣きそうで、最終話でボロ泣きしてしまいました。
    こんなに心温まる正義は考えられません!!


     ジョジョの奇妙な冒険 Vol.3 (石仮面オリジナルデザインTシャツ、全巻購入特典フィギュア応募券付き)(初回限定版) [Blu-ray]

     原作者:荒木飛呂彦
     役名(声優):ジョナサン(興津和幸)
     ディオ(子安武人)
     黒騎士ブラフォード(津田健次郎)


    ≪あらすじ≫
    ジョナサンは、ディオと兄弟のように育ったが、友情は感じていなかった。
    ディオは、ジョナサンの父を殺した。そして、その返り血で石仮面の力を引き出し、人間を越えた者となった。

    ジョナサンは、ディオを殺す為に全てを失い、全身をヤケドや骨折で生死を彷徨っていた。それをエリナが介抱してくれた。
    手がふやけ、血が滲んでも手抜きを冷水で冷やし、ジョナサンのヤケドを癒し続けてくれた。その介抱もあり、ジョナサンは目を覚ました。
    しかし、それほどの犠牲を払っても、ディオを殺せなかった。

    ディオは吸血鬼のような力を持ち、悪の同志を集めていた。
    草を豚が食い、豚を人が食う。だが人は誰に食われるか?
    ディオは、この世の帝王となるべく、人間を糧としていた。

    そんな事とは露知らず、ジョナサンは、エリナとイチャイチャしていた。
    そこにコミカルなインチキ手品師みたいなオッサンが現れる。
    オッサンの名前は、ツェペリ男爵。
    石仮面を知る人物だった。そして、あっという間にジョナサンの骨折を治し、ディオの生存を伝え、波紋の呼吸法について指導した。

    波紋の呼吸法とは仙道。
    血液から作られる波紋法の波は、太陽の光の波と同じ。
    吸血鬼は他人の血液から力を得る。
    波紋法と吸血鬼は、まさに光と闇だった。

    ツェペリ男爵は、石仮面を発掘した張本人であり、石仮面を滅ぼす運命にあった。そして太陽の光こそが石仮面の弱点だと知っていた。

    ジョナサンたちは、ディオの目撃情報を手に入れ、ウィンドナイツロッドという街へ向かった。しかし罠だった。
    ジョナサンは、ディオに再会した。

    ディオは、すでに食物連鎖の頂点に立つ暴帝となる兆しを見せていた。
    ツェペリ男爵が、ディオに波紋エネルギーを流し込んだが、ディオは即座に血液との関連性を見抜き、自らの腕を凍らせて対応した。
    ディオに波紋法は通じなかった。

    ディオは、英国の英雄である黒騎士ブラフォードと勇者タルカスをゾンビとして呼び覚まし、ジョナサンに向かわせた。
    黒騎士ブラフォードは、ジョナサンに一対一の勝負を仕掛けてきた。

    ジョナサンは、黒騎士ブラフォードの体に波紋エネルギーを流し込み、痛みと誇りを蘇らせた。
    黒騎士ブラフォードの顔は殺意と憎悪に満ちた表情から、安らいだ笑みに変わっていた。
    「お前 俺が途中で剣撃を止めると、そこまで信用して攻撃して来なかったのか。そこまで人間を信用できるか。・・・っ、この痛みこそ生の証。この痛みあればこそ喜びも感じられる。これが人間か。奇妙な安らぎを感じる。もう世への恨みはない。こんな素晴らしい男に。こんな温かい人間に。最期の最期に出会えたから。我が女王の下へ旅立とう。300年経った世界の友人よ。お前の名を聞かせてくれ」
    「ジョナサン・ジョースター」
    「ジョナサン。我が女王に賜ったこの剣に刻んである言葉を捧げよう。幸運(LUCK)を。そして未来にこれを持っていけ。勇気(PLUCK)を!」

    黒騎士ブラフォードの血液でPが書き足された剣を受け取り、ジョナサンは勇者タルカスに挑んだ。しかし勇者タルカスは強過ぎた。ジョナサンどころか、ツェペリ男爵ですら敵わなかった。ツェペリ男爵は死に際に全てを、ジョナサンに注ぎ込んだ。
    ジョナサンの力は数倍に膨れ上がり、波紋エネルギーを制御する能力も飛躍的に向上した。今のジョナサンは、ほとばしるほど強かった。

    ジョナサンは勇者タルカスを倒したが、ツェペリ男爵を失った。
    ジョナサンは、たった1人でディオに立ち向かわねばならない。それをディオも望んでいた。
    ディオは帝王として旧知の友人を、ためらいもなく惨殺したかった。

    気化冷凍法の前に、波紋の呼吸法は無力だ。
    ジョナサンに勝ち目はない。
    しかしジョナサンには、黒騎士ブラフォードから譲り受けた幸運と勇気の剣があった。

    波紋を流し込んだ剣撃なら、ディオを斬り殺せる!!
    はずだった。
    剣を形成する金属も、気化冷凍法の餌食になる。冷え切った金属を伝い、ジョナサンの腕が凍らされてしまった。これではディオを斬れても波紋エネルギーは流れない。ジョナサンは剣を火で炙るが、即座に折られてしまった。その隙にジョナサンが素手で波紋エネルギーを叩き込もうとするが、ディオに触れた瞬間、拳を凍らされてしまった。
    気化冷凍法は、攻防一体の完璧な戦法だ。

    ジョナサンは気化冷凍法を破るべく、己の拳を火で炙った。そして見事にディオに波紋を流し込んだ!!
    勝利したジョナサンは涙を流していた。

    義兄弟として育ったディオを殺してしまった。
    そう思ったからだった。
    ジョナサンは、エリナと結婚し、アメリカへの新婚旅行に出る。
    その船上、ジョナサンは見覚えのある東洋人を見かけた。
    その姿は紛れもない吸血鬼だ!!
    東洋人を追うと、そこには首だけとなったディオがいた。

    ディオは波紋エネルギーが脳に到達する前に、自分の首を切り落とし、生きながらえていた。
    「見ろ。このディオの情けなき姿を。あえて、あえてこの姿をオマエの前に晒そう。なぜ、こんな姿をあえて見せるのか。それは、あれほどあなどっていたオマエを尊敬しているからだ。勇気を。オマエの魂を。パワーを尊敬している。それに気付いたからだ。オマエがいなかったら、このディオに仮面の力は手に入らなかっただろう。しかしオマエがいたから、未だ世界はオレの物になっていない。神がいるとして、運命を操作しているとしたら、オレたちほどよく計算された関係はあるまい。オレたちは、この世において二人で一人。つまりオレは、この世でただ一人尊敬する人間の肉体を手に入れ、絢爛たる永遠を生きる。それが、このディオの運命なのだ。苦痛は与えん。それが我がライバルへの最後の礼儀だ」
    ディオの一撃で、ジョナサンは気管を傷め、波紋エネルギーを生産できなくなってしまった。

    ジョナサンは、エリナを守る為に体内に残る少量の波紋エネルギーを使い、ディオを守るゾンビに波紋を流し込んだ。ゾンビは波紋に従い、船の外輪スクリューシャフトを固定した。このまま固定され続ければ、ボイラー室の耐久限度を越え、船は爆発する。ディオは、ジョナサンの身体を乗っ取り、あらかじめ太陽対策として用意してあった一人用シェルターに逃げ込もうとした。
    波紋を練れぬジョナサンなど敵ではない!!
    ジョナサンは最後の抵抗として、ディオの首を抱きかかえた。これなら爆発までの時間を稼げる。
    「ディオ、キミの言うように僕らは、やはり二人で一人だったのかもしれないな。奇妙な友情すら感じるよ。今二人の運命は完全に一つになった。そして船の爆発で消える」
    「離せ! 離すんだ。考え直せ! オマエにも永遠をやろうではないか。その傷も治す! エリナと永遠を生きられるぞ!!」

    しかし、その時すでにジョナサンは死んでいた。
    1889年2月7日の事だった。

    エリナは、ジョナサンと共に死ぬ決意があった。
    でもジョナサンが許さなかった。

    エリナは、ディオの用意したシェルターに入り、身を守る。
    そのエリナの体内には、新たな命が宿っていた。

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    ≪感想≫
    エリナとジョナサンも、他の全てのキャラクターも、自己犠牲の塊で、勇気があり、根気のあるキャラクターでした。
    スピードワゴンやツェペリ男爵だけでなく、ポコや黒騎士ブラフォードにさえ素晴らしい見せ場が用意してある完璧な構成でしたね。
    これを雛形にすれば、名作を量産できる気さえしますね。
    俺の好きな要素は、全部入ってますもん。

    また、ディオが素晴らしい悪役でした。
    この世の帝王となるべく行動するような悪役は見た事がありません!
    母親を吸血鬼にして、我が子を食わすなど、残忍にも程があります。
    「礼儀を知らん者に生きる価値なし」
    最強の悪役に、最高の主役!!
    これこそ最強最高のアニメです。

    また、波紋法は精神の乱れに敏感だという設定が最強でした。
    私はカードゲームが好きで、色々と人間心理に関する本を読んだり、対戦後のやりとりで相手の器を測ったりしました。カードゲーム界には「マインド・アドバンテージ」という言葉があるくらいですからね。
    その中で、割りと役に立った理論が「呼吸」でした。

    人は、策を弄すると呼吸が乱れます。
    追い込まれても、あまり呼吸は乱れません。
    ポーカーなどでは、目を見れば相手の思考が読めるそうですが、私にはサッパリ。そんな私に「波紋の呼吸」に関する駆け引きと理論はピッタリで、とても感動しました。

    また、私にとって「カードゲームとは人生だ」です。だから波紋の呼吸法も人生であり、それを支える勇気こそが人間の本質だと考えています。
    ツェペリ男爵曰く、

    戦いの思考その1
     敵の立場になって考える。

    戦いの思考その2
     ちっぽけな虫が人間に立ち向かう姿を勇気と呼べるか。
     呼べない。
     では勇気とは何か。勇気とは怖さを知る事。恐怖を我がものとする事。
     恐怖を我がものとすれば呼吸は乱れない。

    戦いの思考その3
     北風が勇者バイキングを作った。
     厳しい境遇は強い勇者を生み出す機会を生む。

    1は基本ですね。

    2は格闘ゲームにおけるリスクリターンの話に似ていると思います。
    恐れを知らなければ勇気があるとは言えない。しかし恐れていてもリターンはない。恐怖を我がものとすれば、自分のリズムは乱れません。
    また、ポコの話から考えるに、真に恐れるべきは敵や痛みでなく、自分の臆病さですね。

    3は、勇気と同じ話ですが、相手ではなく環境に関する勇気ですね。
    環境に不平不満を言わず、それを好機だと考えて精進すべきだって感じです。

    格ゲーでもカードゲームでも人生でも環境に文句を言う人がいますが、みんな同じ条件だから文句を言ったらダメですよね。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集>
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    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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