2014
    01.08

    風の谷のナウシカ

    私は、まだ原作は読んでいません。
    なので、かなり誤解がある記事になっているかもしれませんが、一応マンガ原作とアニメ映画は別物だという認識で書いています。

    と言っても原作を読んでいるからって、その事ばかりの内容になったら本末転倒ですよね。そして堅苦しい文章になりそうです。

    ところでラストシーンで、ナウシカの服が青くなった理由って何ですか?
    なんか奇跡的な事でしょうか?
    メーヴェが飛んでいる原理とか、あんまり気にしなくて良い感じの映画かもしれません。


     風の谷のナウシカ [DVD]

     監督・脚本・原作:宮崎駿
     キャッチコピー:少女の愛が奇跡を呼んだ
     出演(声):ナウシカ(島本須美)
     クシャナ(榊原良子)、ラステル(冨永みーな)他


    ≪あらすじ≫
    カビだらけの町に、マスクをつけた男が来ていた。
    「また一つ、村が死んだ」

    そこから遠くない場所に、一人の少女がいた。
    銃を片手にマスクをして、奇妙な森の散歩だ。
    森は、菌糸でできているような状態で、見た事もない植物や、巨大な昆虫が徘徊をしている危険な場所だった。
    マスクをしなければ、5分と持たずに肺が腐ってしまう。
    それ故に、この森は腐海と呼ばれていた。

    そこに、王蟲と呼ばれる巨大生物の抜け殻があった。
    これは良い材料になる。
    少女は、抜け殻の一部を持ち帰る。
    その途中で、抜け殻の主と思われる王蟲に襲われている男性を発見した。
    少女は、閃光玉や虫笛を使い、王蟲をなだめ、森に帰した。

    少女の名前はナウシカ。
    虫や森を理解しようとしている変な娘だ。
    そして助けられた男はユパ様と呼ばれ、多くの者に尊敬されている人だった。

    ナウシカの育った村は、風が止まぬ谷にあった。
    海からの風で、腐海から守られているが、腐海は徐々に、しかし確実に広がっていた。
    にも関わらず、世界には飢えと争いが蔓延している。

    ユパ様は、腐海の謎を解こうと旅をしていた。
    そのユパ様が、ナウシカの村に来た夜に、巨大な飛行船が墜落した。
    虫に襲われているところを見ると、腐海で虫を殺してきたらしい。
    しかも王族を奴隷として積んでいた。

    大きな事故に、生存者はなし。
    そして風の谷に、腐海の胞子と伝説の巨神兵が運び込まれてしまった。
    巨神兵は、全て化石となったはずだったが、地下で1000年も眠り続けていた個体があったらしい。
    当然、軍事利用が考えられる。

    後日、墜落した船を作った国が、風の谷に攻め入ってきた。
    トルメキア軍は、辺境の国々を傘下におさめ、腐海と戦争をするつもりだ。
    大地は元々、人間のものだった主張する連中だった。
    しかし腐海が生まれてから1000年、いくたぴも人間は腐海を焼こうとしたが、そのたびに大量の王蟲が津波のように襲いかかり、国を滅ぼした。
    そして、大量の王蟲の死骸を苗床にして、再び腐海が広がった。
    その歴史を繰り返してはならない。

    ユパ様は谷を離れ、巨神兵の復活阻止に尽力する。
    しかし巨神兵の復活はとめられない。
    その間に、発見が遅れた胞子が巨大化していた。
    やむなく森を一つ焼き払うが、風の谷も終わりが近い。

    風の谷は、巨神兵をめぐる戦いに巻き込まれていた。
    そして風の谷は、虫を利用した攻撃を受けてしまう。
    ナウシカは、虫たちの攻撃を止めようとするが、動き出した王蟲たちは止まらない。

    ナウシカにできる事といえば、絵空事を描く事と、自分の身を犠牲にする事くらいだった。
    その時、初めて谷の風が止んだ・・・

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    ≪感想≫
    私は、ナウシカが嫌いです。
    例えば、キツネリスを手なずけるシーンが嫌いです。
    キツネリスに、わざと自分の指を噛ませ、それでも穏やかに語りかける。その姿にキツネリスは噛むのをやめて、傷を舐めます。
    「怯えていただけなんだよね」
    とナウシカは言っていましたが、違うんじゃね?
    もし私がキツネリスで、精一杯噛んだのに痛がる反応がなかったら、巨大な人間の娘に自分の牙は通じないんだと悟り、大人しくなります。
    それはナウシカに心を許したり、なついたりしたんじゃなく、怯えたからです。
    どうやっても逆らえない存在を見つけたら、戦って死ぬ事よりも、ペットになる事を選ぶはずです。

    それを、さも「私って、すぐ動物と仲良くなれるのよ?」って顔をしてんじゃねーよ。
    おめーのやっとる事は、暴力で弾圧するヤカラと一緒だべ。
    本当はすいもあまいも知っているくせに純情ぶってさ。
    処女だとか嘘を吐くアイドルでもキモいんですから、アニメでは勘弁してくだされ。
    しかも偽善者面しとるとか片腹痛いわ。
    ・・・すみません言い過ぎました。

    その証拠になるかは不明ですが、ナウシカの父が殺され、ナウシカが怒りに飲み込まれた時、キツネリスは素早く逃げました。そして予想通り、ナウシカは瞬く間に軍人たちを殴り殺しました。
    ためらいなく人を殺す姿には寒気がしますが、父の死を目の当たりにした心中を考えると、非常に人間的で素敵だとも言えますね。
    そういう人間的なナウシカが、私は嫌いです。

    人間は、やっぱり都合良く物事を解釈して、身勝手に振る舞います。
    それを良しとしているアニメ映画だとは思いませんが、こういう子供が誤解するような描き方は嫌いです。

    つーか、あの虫笛とかいう危険な道具は何やねん。
    猫におけるマタタビみたいなもんすか?
    人間で言う麻薬的なものっすか?
    あんなもん振り回して虫を手なずけるとか、けっこう酷いよね。

    もちろん、生きていく為に必要な事ですし、反対する気はありません。
    明らかに虫を殺すべきではありませんからね。しかし、それは友好的とは言えませんな。
    虫を利用した軍事行動が出てきましたが、あーいうもんです。

    人と虫は、友達にはなれんのですよ。

    人間の業について、私が大好きな「もののけ姫」でも色々と描かれていますね。
    風の谷のナウシカでは、もう手遅れだと描かれている感じがありますが、もののけ姫では違っていました。

    自然を破壊し続けなければ文明は維持できない。
    しかし自然を失っても人間は生きていけない。
    その妥協点は存在しないかもしれないけど、そこを目指して走り回るアシタカの姿はマジでイケメンでした。

    結局、妥協点なんてないかもしれませんが志が違いますよね。
    ナウシカも、父たちの病気を治そうと、腐海の植物を研究していました。
    その志と探究心には感動しました。

    だからナウシカの姿勢は仕方のない事で、製作者そのものの感情に変化があったのかもしれませんね。
    人間が汚した大地を、カビと虫が清浄する。それが人間によって行われる見込みもありませんが、なんとも皮肉なアニメです。

    こんな話が出てきます。
    「この手を見てくだされ。ジル様と同じ病じゃ、あと半年もすれば石と同じになっちまう。じゃがワシらの姫様は、この手を好きだと言うてくれる。働き者の綺麗な手だと言うてくれましたわい」
    「腐海の毒におかされながら、それでも腐海と共に生きると言うのか?」
    「あんたは火を使う。そりゃわしらもちょびっとは使うがのう。多すぎる火は何も生みゃあせん。火は森を一日で灰にする。水と風は100年かけて森を育てるんじゃ。わしらは水と風の方がええ」

    人は、自らの手で汚してきた世界に食い殺されるしかない。
    それは真実かもしれませんが、私には直接的すぎました。

    というか、とんでもない自然の脅威に村が晒されて、それに主人公が幼生や首をお返しして大団円って、もののけ姫とナウシカって同じ終わり方ですね。
    いずれにしても私はもののけ姫が好きで、風の谷のナウシカが嫌いです。

    でも改めて考えてみると、大好きな作品になったもおかしくない感じがしました。
    好き嫌いって、コインの裏と表のようなものかもしれませんね。

    だから私の事を毛嫌いしているあの娘も・・・いや、それは違うか。
    なんか人生って、私に対して不公平・・・いや違うか。
    自業自得ってやつですね。

    環境破壊によって人間が滅ぶのも、自業自得です。
    だから、それがとても嫌いです。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集><もののけ姫>
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    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

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    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
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    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
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