2013
    12.11

    ブラック・スワン

    これイギリスかフランスの話かな、と思ったらアメリカのニューヨークを舞台にした映画でした。
    ケーキが尋常じゃいくらいマズそうでしたよ。
    ナイフを入れた時に、ガラスが擦れるような音がしていました。
    ヤバいっ!!
    そして爪をハサミで切るシーンもヤバい!!
    この国には爪切りは無いんですか!?
    小型のハサミで爪を切ったら、指をやっちまうでしょうが!!

    グロテスクな映像だけでなく、さまざまな場面で悲鳴をあげてしまうほどのサイコスリラー映画でした。


     ブラック・スワン [DVD]

     監督:ダーレン・アロノフスキー <代表作ザ・ファイター>
     出演:ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル 他


    ≪あらすじ≫
    ニナはバレエ劇団に所属していた。
    順調に進めば、次のショーは主役を務めるはずだった。
    誰でも知る物語だ。

    清らかな乙女が、悪魔により白鳥の姿になる。
    真実の愛だけが、呪いを解ける。
    王子の愛により彼女は、自由になれるかと思うが、王子の前に現れたのは、欲望に燃えるブラック・スワンだった。
    誘惑された王子に白鳥は絶望し、崖から身を投げて息絶える。
    死によって自由を得た。


    それを官能的にして力強いモノに作り変えて演じる。
    ニナには官能さが足りなかった。白鳥の演技だけなら問題ないが、ブラック・スワンを演じきれない。
    美しく臆病で繊細な白鳥だけだった。
    踊りで強い感情は示せない。

    しかしニナは、すでに若さを失いつつある。残されたチャンスは少ない。
    今まで意識してきた完璧さと潔癖さを捨てる必要がある。

    振付師のトマには、マスターベーションで愉しみを知り、演技を磨けと言われてしまった。
    勤勉なニナは、言われた通りにしてしまう。
    それくらいニナは追い込まれていた。

    そんなおり、ニナは自分にソックリの人とすれちがった。
    そして知らぬ間に、背中や指に怪我をしている。
    さらに前の主役が事故にあった。

    不思議な出来事が積み重なり、ニナは指導者のセクハラを受け入れてしまう。
    しかしトマは冷たい。
    「私がキミを誘惑した。これでは逆だよ」
    これ以上は失望させられない。

    ニナは自分の緊張した踊りを解放する為に、薬物に手を出してしまった。
    結果として、ニナは暴力的になり、ヒステリーを起こす。だが才能は開花した。

    白も黒も踊れる!!
    だが自分を見失ってしまった。

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    ≪感想≫
    「ブーリン家の姉妹」同様、ナタリーポートマンが目当てで見ました。
    テーマが重い事もあって、ぜんぜんナタリーが可愛くねぇ!!
    むしろ怖いよ!!
    病んでる人の顔と声だよ!!
    オナニーのシーンはエロかったけど、サービスシーンっぽさがゼロだったよ!!
    そして母親も病んでる感じだ!!
    見るのがツラかった!!

    そして「シークレット・ウィンドウ」や「ダンサー・イン・ザ・ダーク」みたいな気持ち悪いカメラワークだなぁと思っていたら、気持ち悪い話でした。席を立ちたくなる映像もありました。
    気持ち悪いモノが嫌いな人は、この映画を観ない方が精神健康に良いと思われます。
    私は「ソウ」などを我慢して見るのが好きなので、最後まで見ましたが、他人に薦められる映画とは思えませんでした。

    ナタリー・ポートマンが可愛い!!
    って書く気マンマンでメモを取っていたのに、一度もナタリー・ポートマンを可愛いと思わずに映画が終わってしまいました。

    話によれば、ナタリーポートマンさんは子供の頃にバレエを習っていたらしく、映画の中でも踊っています。しかし、やっぱり他のダンサーと体格や骨格を見比べると、かなりの違いを感じますね。
    特に前半部分。そのしなやかさには大きな差を感じました。

    というかバレエのダンサーって柔らかいっすね。私も一度だけバレエを生で見た経験がありますけど、あの人たちって人外のボディコントロール能力を持っています。
    いくら幼い頃にバレエを習っていたとしても、あの柔らかさは出せないようです。
    努力で得られる感覚か、それとも才能と呼ばれる感覚でしょうか。
    そしてバレエのダンサーは、尋常じゃないほどの努力をしてるでしょう。

    私が見に行ったのも「白鳥の湖」でしたが、ダンサーは本当に鳥類かと疑いたくなるような軽さと羽ばたきをしていました。
    跳ぶ時も、重力の掛かり方が自分たちと違うように感じられましたね。
    あくまで「跳ぶ」の域は出ておらず「飛ぶ」には至ってませんでしたが、もしかしたら世界的なバレエのダンサーなら、その領域に達しているかもしれません。
    その為に、ダンサーの方は血の滲むような努力を・・・っていうかマジで足の爪を割っても練習して、トゥシューズに血を滲ませながら練習しているでしょう。

    作中、自分の頬にナイフを突きたてたり、生皮を剥がすシーンが出てきますが、これくらいのヒステリーは平然と起こしていそうです。

    どうでも良い事ですが、スワンって翻訳したら白鳥ですよね。
    という事はブラック・スワンは、黒い白鳥です。
    一見すると矛盾したようで、映画の内容をズバリと表現した言葉でした。

    けど、やっぱり主役が死んで終わる映画はダメだと思います。
    私が「ダンサー・イン・ザ・ダーク」よりも「シークレット・ウィンドウ」の方が優れていると思う点もそこでした。

    本作は、劇中劇に従ったエンディングであり、割と序盤から予想ができていた終わり方だったからこそ裏切ってほしかったです。
    具体的にいえば「ニナが闇を克服して最高のダンサーになる」か「闇に完全に飲み込まれ、完璧なダンサーになる」という道に行ってほしかったですね。
    前者は王道。後者は「シークレット・ウィンドウ」の終わり方です。
    と、ここまで書いてから「ニアが死んだって明確に描かれてなくね?」とか思いました。
    でも、もし生きていたとしても、ダンサー生命が終わった気がします。
    もう少し描いてほしいと思う終わり方でした。

    作中、こんなセリフが出てきます。
    「キミの道をふさぐ者はキミ自身だ。邪魔者を取り除いて自分を解き放て」
    作中では、あまり良い言葉として使われてませんでしたが、とても良い言葉だと思います。
    できない。と思った瞬間からできませんからね。

    できると思ってやり続ければ、いつかできるようになるかもしれません。
    必ず夢が実現できるとは限りませんが、自分を抑制していては何もできやしません。
    まさに「自分の道を自分でふさいでいる状態」ですね。

    自分の敵は、いつも自分だと思っていれば、気合の入り方も違ってきます。
    だって言い訳できませんからね。
    その結果、ニナのように頭がおかしくなったら終わりですが・・・私のような怠け者が心配する必要はなさそうです。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集><ブーリン家の姉妹><ソウ>
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    こんばんは。

    私は、観終えた瞬間「だから?」と思ってしまいました。

    >けど、やっぱり主役が死んで終わる映画はダメだと思います。

    わたしも、そうかな。

    できることなら、活力をもらいたいですね。
    ぷっちんdot 2013.12.11 18:49 | 編集
    ぷっちんさん、こんばんは。

    >私は、観終えた瞬間「だから?」と思ってしまいました。
    わかります(笑)
    作中「白鳥の湖」をハッピーエンドだと言うシーンがありましたが「これでハッピーエンドとは言えねぇべや」と思いましたね。

    >>けど、やっぱり主役が死んで終わる映画はダメだと思います。
    >わたしも、そうかな。
    >できることなら、活力をもらいたいですね。
    そうですよね。
    こういう映画は、それ自体が芸術作品だって認識しているつもりですが、やっぱりエンターテイメント性を含んでほしかったと思います。
    ハマの三文芝居dot 2013.12.11 21:42 | 編集
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    <スラムダンク>

    特殊な能力を持つ人間が、スポンサーを背負い、ヒーローとして活躍する。
    <TIGER & BUNNY>

    空から、言葉の通じない少女が落ちてきて、世界崩壊の危機を教えてくれる。
    しかし、その少女の母親こそが、世界崩壊を企てている犯人だった。
    <テイルズオブエターニア1>

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    <デスノート>

    まだドラゴンが空を飛んでいた時代。女神に選ばれてしまった妹を守る為にカイムは、死にかけのドラゴンと心臓を交換する「契約」を行う。
    <ドラッグオンドラグーン>

    魔王に封印された島を、主人公たちが謎を解いて復活させていく。
    <ドラゴンクエスト7>

    罪の意識から、自分を他人に提供する死に方を求めた男がいた。
    <七つの贈り物>

    知能指数が低く、良い人すぎるガンプは、事情を察知するのが遅れ、いろいろな事件に巻き込まれてしまう。
    <フォレスト・ガンプ>

    カズキは、人助けをしようと思ったら殺されてしまい、逆に助けられてしまう。
    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
    <僕たちのパラドクス>

    主人公は心から相棒を尊敬していた。
    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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