2013
    06.20

    丘ルトロジック

    「涼宮ハルヒの憂鬱? あんなもん俺でも書けるぜ。いや俺ならアレより面白い小説を書けるね!」

    そんな気概が感じられる作品でした。
    「涼宮ハルヒの憂鬱(記事)」と比べても優劣はなく、読者の好み次第という感じですね。

    私はハルヒ自体が大好きですから涼宮ハルヒの憂鬱を贔屓してしまいますが、それでも両作品に優劣はないと感じます。


     丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ (角川スニーカー文庫)

     著者:耳目口司
     イラスト:まごまご


    ≪あらすじ≫
    丘研
    という不思議な同窓会に咲丘くんはときめいた。

    咲丘くんは風景が好きだった。
    丘研は写真部に違いないと考えた咲丘くんは、涙を流して喜んだ。
    咲丘くんは丘研に行き「代表」と呼ばれる少女に出会った。そして驚愕の事実を知らされる。

    丘研はオカルト研究会の略だった!!

    しかしすでに入部してしまったため、後には引けない。
    そもそも引かせてくれない雰囲気を代表が放っていた。

    「さぁ、この美しい世界を取り戻そうじゃないか!」

    そうして咲丘くんたちは、世界を侵食するオカルトに挑んでいく。

    【click!】

    ≪感想≫
    この作品が涼宮ハルヒの憂鬱よりも劣っている点を無理矢理1つ挙げるとすれば、それは「完璧すぎる」という点でしょうね。そして涼宮ハルヒの憂鬱よりも優っている点にも同じことが言えます。

    これは「完璧すぎる」小説です。
    想像の余地が少ない、と書きかえても良いですし、キャラクターイメージの固定化が出来過ぎていると言っても伝わると思います。
    設定にも無駄がなく、これほどの完成度を誇る小説は、なかなかお目にかかれません。

    涼宮ハルヒの憂鬱を「変わった人たちが生み出す超常現象」だとするなら、丘ルトロジックは「超人たちの異常行動」でした。
    また、涼宮ハルヒの憂鬱が「SF」なら丘ルトロジックは「哲学」でした。
    悪魔の証明や自殺の価値観、そして命を構成している本質が描かれていました。

    涼宮ハルヒの憂鬱と比べてばっかりですが、そのくらい似ている作品だと思います。
    ちなみに丘ルトロジックが涼宮ハルヒの憂鬱より「完璧に」優れている点を挙げるなら「代表が黒タイツをはいている」という点でしょうね。
    ハルヒの健康的な生足もペロペロしたくなりますが、代表の黒タイツもスリスリしたくなります。
    ・・・やっぱり好みの差しかありませんね。

    「おかしい。俺は言葉のキャッチボールをしていたつもりだったのに、いつの間にか地獄の千本ノックになっている」
    と作中にも書かれていますが、展開にも同じような印象を受けました。
    なにより話が重い。
    ライトノベルと呼べないテーマを扱っています。他にも重いテーマを扱っているライトノベルもありますが、それらは面白おかしく着色されています。しかし本作は笑うシーンと泣くシーンが完全分離しています。
    丘ルトロジックは完全なへピーノベルでした。

    ですから涼宮ハルヒの憂鬱が好きな人は本作が嫌いかもしれません。
    私は涼宮ハルヒ好きですが、本作に敬意を払ってます。丘ルトロジックは、日頃の読書で溜まっていた私の鬱憤を消化してくれましたし、読者のワガママほど無視すべき意見はないと教えていただきました。
    いろいろな意味でへピーな本でした。

    「世間体は大事だよ。それが無ければ人と猿は区別すべき価値がない」

    おっしゃるとおり、と何度も思った本でした。
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    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
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    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

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    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
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