2013
    05.10

    A君(17)の戦争 5 すすむべきみち

    本書には、私が腰を抜かして驚いた一文があります。

    ウルリスは実にもう、アレな感じであった。

    ・・・これ本当に小説の文書ですか?
    疑いたくなりますが、ちゃんと184ページの一行目に書いてあります。そして寒い。寒いのである。と続いてます。

    私は腰を抜かすと同時にセンセーショナルな刺激を受け、小説へのイメージがガラっと変わりました。ついでにライトノベルへの偏見も減りましたね。
    そもそも日本語は変幻自在な言語であり、それは長所です。六法全書のようなガチガチの文章なんて、読んでいても疲れるだけです。娯楽小説には向いてません。


     新装版A君(17)の戦争5 すすむべきみち (富士見ファンタジア文庫)

     著者:豪屋大介
     イラスト:玲衣


    ≪あらすじ≫
    やっと本作のメインヒロインであるフィラさんが登場します。
    コレバーン第三王女であり、頭脳明晰スタイル抜群!
    しかも国のために自らを売り飛ばす覚悟も兼ね備えておりました。
    そんなフィラさんの前でなら、剛士くんも男らしくいられますよね。見た目はちんちくりんですけど、彼も男です。そして誰かに守られるフィラさんも素敵でした。

    さて、そんなフィラさんは、ある軍事評論家に次のような言葉を浴びせています。
    解説者ならば、世の者どもに軍事を理解させるのがつとめだろう? であるならなぜ、この者は魔法の種類について愚にもつかぬ話を延々と語っているのだ? いまセントールで繰り広げられている戦いがどのような状況にあり、どうなる可能性があるか、専門知識を持たぬ者に理解させてこその解説者ではないか。

    世の中には知識をひけらかすだけの有識者が増えてますよね。専門家同士の議論では問題ありませんが、私もなるべくわかりやすい記事を書かねばなりませんね。

    また、作中に書かれているように、魔王領はファンタジー的な場所ではあるもののユートピアではない。ということが書かれていました。
    中でも敗北に怒り、酒に溺れる男にメイドが優しい言葉をかけるシーンが、胸にジーンと来ました。

    「万能な人などこの世にはいません」
    「わかったようなことを・・・」
    「それがわからねば、愚か者です」


    こういう言葉には救われますね。

    【click!】

    ≪感想≫
    平等主義はロマンチシズムの敵だ。
    というセリフが作中に登場します。男女平等にケンカを売るつもりはありませんが、やはり男女は違う存在です。このセリフは斬新かつ納得のいく反論な気がしますね。しかも武器がロマンスですから、ついニヤけてしまう感じがたまりません。

    さて本書では魔王領の難民問題について触れられていました。
    かなり現実的な話で、読んでいてヒヤヒヤしましたね。細かい事を書くと怒られそうな内容でした。
    また読んでいて、攻殻機動隊を思い出しました。あれも難民問題について触れ、大ヒットした名作です。A君の戦争も、もっと売れれば良いのに・・・

    また珍しく戦争のあと、負けてしまったランバルト軍について、深く書かれていました。
    敗戦した敵を明細に描く作品も少ない気がしますね。自分より強いだけなら問題ありませんが、自分より賢い相手は描きにくいものです。そういえば「デスノート(記事)」も同じ技法で成功してますね。

    今回は伏線回です。あとがきによれば、五巻と六巻は連続した話だそうですので当然ですね。のちの戦争や国政に関係した事件や人物の掘り下げが多く見られます。
    これが面白い!!
    やっぱり事件は唐突に起こるより、段階を踏んだほうが楽しめますよね!
    <記事タイトル一覧>
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    <イエスマン>

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    <海の上のピアニスト>

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    <ふたりはプリキュアmaxheart>

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    そんな剛士が、異世界に行き、魔王となって魔物と共に生きる。
    そして即席の魔王に忠誠を誓い、戦死する魔物たちがいた。
    <A君(17)の戦争 まもるべきもの>

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    <COWBOY BEBOP 天国の扉>

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    <劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲>

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    そして努力をバカにしたり無下にしたりする人を野放しにはしておけない。
    <劇場版ワンピース>

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    そして間違いを重ね、テルーに命が続いていく事を教えてもらう。
    <ゲド戦記>

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    <シャーマンキングpart1>

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    <TIGER & BUNNY>

    空から、言葉の通じない少女が落ちてきて、世界崩壊の危機を教えてくれる。
    しかし、その少女の母親こそが、世界崩壊を企てている犯人だった。
    <テイルズオブエターニア1>

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    その子供は、未来人と現代人の間に生まれた子供だった。
    <ターミネーター>

    完全犯罪を好きなだけ起こせる兵器を手に入れた天才少年が、自慢の正義感を暴走させ、新世界の神になろうとする。
    <デスノート>

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    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
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    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
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