2014
    02.07

    ジョジョの奇妙な冒険 第一部 ファントムブラッド前編

    ジョジョの奇妙な冒険に興味がない人でも、ここだけは見てほしい!!
    たったの三話ですが、長編アニメにも負けないほどの名作でした。
    原作ファンの方には申し訳ありませんが、ここは原作より100倍近く面白いと感じましたね。
    時間にすれば70分くらいですが、これ以上の名作はないと思うほど濃い内容です。


     ジョジョの奇妙な冒険 Vol.1 (第1部オリジナルサウンドトラック、全巻購入特典フィギュア応募券付き)(初回限定版) [Blu-ray]

     声(役名):興津和幸(ジョナサン)
     子安武人(ディオ)、エリナ(川澄綾子)他


    ≪あらすじ≫
    ジョースター家に、ディオ少年が来た。
    かつてジョージ・ジョースターの家族が事故に会った時、ディオの父親が介抱してくれた恩がある。
    ディオは苦労で母を失い、病で父を失ってジョースター家を訪れていた。
    そしてジョースター家には、ディオと同い年のジョナサンがいた。

    ディオとジョナサンは、お世辞にも仲良しとは言えなかった。
    頭の良いディオと、間抜けなジョナサン。
    ディオは生きる為に、あらゆる悪行を経験していたが、ジョナサンは本当の紳士となるべく、大切に日々を過ごしていた。
    二人は相入れぬ存在だ。

    ある日、エリナという少女がイジメられていた時、ジョナサンが立ち上がった。
    しかしジョナサンは弱かった。
    その時、エリナとジョナサンは知り合いではなかったが、戦う理由はあった。

    その日からジョナサンとエリナは想い合う仲となった。
    ディオは、そこを利用した。

    ディオは、ジョナサンの悪い噂を探し、ジョナサンを孤立させ、人として腐らせようとした。
    だがジョナサンは腐らなかった。
    エリナがいれば寂しくなかった。
    それをディオが放置するはずもない。

    ディオは強引に、エリナから「初めて」を奪った。
    エリナは、己の油断を恥じ、ジョナサンから距離を取った。
    それに怒らぬジョナサンではない!

    ジョナサンは、ディオに一対一の喧嘩を挑んだ。
    自分への侮辱なら構わないが、エリナへの侮辱は許されない。
    ジョナサンは未だディオに勝てるほどの実力ではなかった。しかし、負ければ一生ディオに怯えて暮らさねばならない気がした。そして何よりもエリナの名誉の為にも勝つ必要があった。
    ジョナサンは、根性でディオを追い詰め、一方的な展開に追い込んだ。
    「ディオぉおお! キミが泣くまで殴るのを止めないッ!!」
    しかしジョージ・ジョースターに喧嘩を発見され、ジョナサンは厳しい罰を受けた。
    その間にディオは、ジョナサンの愛犬を焼き殺し、自分の怒りっぽい性格を矯正しようと決意していた。

    それから7年の月日が流れた。

    ジョナサンは、身長195センチの巨漢を持つ立派な紳士に成長していた。
    考古学を学び、家にある石仮面の研究を進めている。
    ディオも肉体だけでなく、法律を学ぶ優秀な生徒に成長していた。
    一見、二人は仲の良い義兄弟だった。
    しかしジョナサンは、ディオに対して友情を感じた瞬間がなかった。
    その理由が明らかになる。

    ジョージ・ジョースターは風邪をコジらせて寝込んでいた。
    それはディオが原因だった。
    ディオは、実の父親を殺した東洋の薬をジョージ・ジョースターに盛っていた。

    ジョナサンは証拠を掴む為に、かつてのディオが暮らしていた街に行った。
    そこは治安が悪く、ジョナサンも被害に会った。しかしジョナサンは屈しない。それどころか悪党共に情けをかける情けすらあった。
    「僕は、父の為にここへ来た。だから蹴る瞬間、キミにも父や母や兄弟がいるはずだと思った。キミの父親が悲しむ事はしたくない!」
    ジョナサンには甘っちょろいオトコだった。しかし紳士として、ジョースター家を守る為に命をかける覚悟があった。

    その頃ディオは、治安の悪い貧民街に行ったジョナサンは死んだものと勘違いして、ジョナサンの研究を盗み見した。そして石仮面の秘密を知る。
    血に濡れた石仮面には、人間の未知なる力を呼び覚まし、吸血鬼のような存在に変える能力があるらしい。
    しかし家にジョナサンが帰った。

    ディオは反省した振りをして、逆転の機会をうかがった。
    しかし見抜かれていた。
    すでにジョージ・ジョースターは解毒剤を飲んでおり、警察も来ていた。
    ディオは逮捕される。

    そんなおり、ディオは言った。
    「人間ってのは能力に限界があるなぁ。オレが短い人生で学んだ事は、人間は策を弄すれば弄するほど予期せぬ事態で策が崩れ去るって事だ。人間を超える者にならねばな」
    「何の事だ。何を言っている?」
    「オレは人間を超越する!!」

    ディオの右手には石仮面。
    そして左手にはナイフが握られていた。
    ナイフはジョージ・ジョースター卿の背中に刺さり、返り血が石仮面にかかる。
    仮面をつけたディオは、その場にいた警察官に射殺された。

    ジョージ・ジョースター卿は、こうなる事を予見していた。
    ディオの父親を恩人だと思っていたのはディオが来る前の話だ。
    ジョージ・ジョースター卿は、ディオの父親が、ジョースター家の事故を幸いとして、金品を盗んだ悪党だと知っていた。しかし紳士としての信念があった。

    もし自分が同じような貧困の中に生まれたら、同じ悪を働いたかもしれない。だからと言って、悪から立ち直れないはずもない。しかるべき教育を受ければ、善の人となれる。そう信じて、ディオを育ててきた。しかしジョージ・ジョースターには悔いがあった。
    実の息子ゆえにジョナサンに厳しくし過ぎた。それがかえってディオには不平等に感じられたかもしれない。

    ジョージ・ジョースターは、息子の腕の中で息を引き取った。
    だが、ディオは死んでいなかった!!

    ディオは、すでに人間ではなくなっていた。
    あっという間に警官たちを葬り、人間の生気を吸い取って傷を癒し、頭部を撃ち抜かれても平気だった。
    ジョナサンは恐怖に怯えた。
    だが責任も感じていた。

    石仮面によって未知の力を得たディオを世の中に放ってはいけない。ここで葬らなければならない。
    それは父の名誉の為でもあった。
    ジョナサンは屋敷に火を放った。しかし生半可な火では、ディオは死ななかった。
    ジョナサンは屋敷の屋根に上がり、ディオを挑発した。
    屋敷に火が回るのを待ち、最大の火力でディオを焼き殺す。その為に、ディオを火の中に引き留める必要があった。

    ジョナサンは、父を殺したナイフを突き立て、ディオに抱きつき、屋敷の中心に向かって飛び降りた。
    腕の骨が折れても、体に火がついても、離す気はなかった。
    「ディオ! 君の命運 今尽きた!」

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    ≪感想≫
    音楽が神がかっていました。
    いや、神がかり過ぎていたと感じるほどです。
    音楽の後押しで、私の目頭は何度も熱くなり、幾たびも涙が頬を伝いました。

    映画では、端役にも名優を使えと言われます。
    音楽は決して主役にはなれません。しかし本作の音楽は、主役級の活躍をしていました。

    また、自分の名誉にかけて戦う主人公は多くいますが、自分が負けると気付いていても女の子の為に戦う主人公は少ないと思います。
    それが幼馴染とかヒロインなら理解できますが、見ず知らずの女の子を「女の子がからかわれていたから」という理由だけでボコボコにされるなんて愚の骨頂でしょう。紳士かぶれの馬鹿だと言える気さえします。
    しかし世の中は、力が大事です。
    己に厳しく、他人に優しく。
    紳士としての鍛錬を積み重ねてジョナサンは天下無敵の主人公と化していました。

    それに対するは、最低最悪のディオです。
    ディオほどのクソ野郎も見た事がありませんな。
    エリナの「初めて」を力づくで奪うとか、もうマジで人間として終わってるでしょ。

    最高の紳士に、最低の悪党。
    これ以上の組み合わせはない気がしますね。
    <記事タイトル一覧><気に入った文章集>
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    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
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    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
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    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
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