2012
    09.18

    「好き」

    下手の横好き。
    ハマの三文芝居です。

    この世の全てのものは「好き」か「嫌い」で分けられます。
    でも、それは乱暴な分け方です。

    例えば、私は「ドラゴンボール」が嫌いです。
    1ページの情報力、線の少なさ、感情の描き方、話の展開。
    嫌いな要素をあげればキリがありません。
    名作であることは認めますが、私はドラゴンボールが嫌いです。

    ですが私はドラゴンボールを読むたびに、彼らの葛藤に涙を流し、その強さにあこがれました。
    私は好きなマンガTOP3を「封神演義」「幽遊白書」「彼氏彼女の事情」と宣言してはばかりませんが、どれもドラゴンボールには及ばない作品だと思います。
    ドラゴンボールは最高の作品です。
    でも、嫌いです。

    こういうモノって、それぞれにあることだと思います。
    アイスクリームが大好きだけど、冷たいものを食べると腹を壊しちゃう人もいるでしょうし、運動が大好きなのに、運動神経が終わっている人もいるでしょう。

    大好きなのに、楽しめない。

    もちろん、逆もあるわけです。

    大嫌いなのに楽しい。

    お? 今は私の事をバカだと思った人もいたんじゃないでしょうか?
    ……私は自分で書いていて「私バカよねー」と思いました。
    しかし、先ほど書いたように「ドラゴンボール」や「最終兵器彼女」は嫌いです。
    最終兵器彼女など、設定からエンディングまで納得がいきません。

    彼らは、一体何の為に生み出されたのか?
    なぜ、あんなに残酷な運命を背負わされたのか?
    優しく微笑んで絶望する彼女に、私は何もしてあげられない……

    読んでいる私まで絶望する作品です。好きになる要素がありません。

    しかし、彼らの動揺に共感してしまいます。彼女の苦しみに同情してしまいます。
    強引に心を揺さぶられ、私は嗚咽を漏らして嘆くのです。
    こんなに素晴らしい作品は、他にはありません。
    でも嫌いです。


    単純な好き嫌いの話は、理屈もクソもありません。
    「アイツって~~なところが嫌い」と思う相手が、それをやらなくなったら好きになりますか? いや、ならない。
    理屈と軟膏はどこにでも付きます。
    そもそも好き嫌いというのは、そういう次元ではないのです。
    どんな善人だって、100人中100人に好かれるなんてことはないでしょう。

    だから自分が大好きなモノを「つまらないから嫌い。面白くない」と言われても、気分を害する必要はありませんよね。そして「お前はハンターハンターの面白さがわからないようなバカなんだろ?」などと見下す必要もありません。

    昔から、違うということがまるで悪のように扱われます。
    でも魔女狩りや、ナチスの選別から、違うということをまるで悪のように扱うことが間違いであると、しっかり認識するべきです。
    もちろん、風紀を乱したり、規律を破る者は断罪されて然るべきですが、好みや意見が食い違った時に「相手を否定してやろう!」と躍起になるのはみっともないと思いませんか?

    否定するのではなく「自分からは生まれない考えに触れるチャンスだ!」と思って、相手の意見に耳を傾けたら?


    無限の可能性を感じますね。


    そして自分が好きな作品に、しがみつく必要もありません。
    100点満点の作品など、この世に存在してませんから。

    それは人間も同じです。
    悪口を言われても良いじゃないですか。
    それを参考にして、自分の悪い部分を正せば良いじゃないですか。

    「そう思わないとやってらんねーよバカ」
    というのが本音だと言う人もいるかもしれません。


    たまに、正義の名のもとに政治家を馬鹿にしている人や、世の中の不条理に毒を吐いている人を見かけますね。
    彼らは、批判することで世の中が良くなると思っているようです。

    これは立派な考えだと思います。
    選ばれた人にしかできない大義だと思います。
    彼らがいるからこそ、世の中が秩序を保っていられるのだと思います。

    でも、憧れない。
    私の子どもに「こういう大人を目指せ」とは言えない。

    「全人類が心から世界平和を願えば、必ず世界平和は来る」という考え方がありますね。
    つまり無理ってことなんですが、批判で世の中を良くしようとするよりは、達成不可能な夢を語っている方が良いと思うのです。
    何かを嫌っていることをひけらかすのではなく、何かを好んでいることに胸を張る。

    世界平和は来ないけど、良い世界ができるでしょう?

    私は、そんな世界が「好き」です。
    そして「好き」という気持ちを大切にしていきたい。
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    コメント
    こんにちは♪

    私は、ドラゴンボール好きですよ。
    特に始めの方はプププと笑えるから・・・(笑)
    きっと、私、笑顔で読んだり観たりできるものが好きなんでしょうね。

    辛いのや悲しいのは、終わりがハッピーエンドなら好きです。
    未来を想像させて終わりにするようなのは、不安になるので苦手ですね。
    あぁ、なんて単純な自分・・・(笑)

    >好みや意見が食い違った時に「相手を否定してやろう!」と躍起になるのはみっともないと思いませんか?

    ほんとに、そう思います。
    自分と違う意見や価値観を受け入れる事はできなくても、この人はそうなんだと認める社会になって欲しいなと思う時があります。
    まだまだ、多数をしめない意見や価値観の持ち主は、はみ出し者になってしまう社会ですから・・・

    私は、ハマーさんの書く文章、好きですよ。
    いぱおかんdot 2012.09.19 11:24 | 編集
    いぱおかんさん、こんにちは♪

    >きっと、私、笑顔で読んだり観たりできるものが好きなんでしょうね。
    私も笑顔で読んだり観たりできるものが好きですね。
    面白いと感じるものは、もっと範囲が広がります。
    たぶん好きと感覚は、選別という残酷を経ていなきゃいけないんでしょうねぇ。

    >未来を想像させて終わりにするようなのは、不安になるので苦手ですね。
    これは私も苦手です。というかすごく嫌です。
    「天空の城ラピュタ」を見ても「大丈夫なのっ? 2人はこのあと生活できるのっ? 台風に巻き込まれたりせず、無事に帰れるのっ?」と不安な気持ちになります。

    >まだまだ、多数をしめない意見や価値観の持ち主は、はみ出し者になってしまう社会ですから・・・
    民主主義と言えば聞こえは良いですが、少数派はつぶされる運命にありますよね。
    政治はそれで良いかもしれませんが、人と人との関係は尊重し合っていきたいです。

    >私は、ハマーさんの書く文章、好きですよ。
    ありがとうございます。
    もっと好きになってもらえるように、精進していきたいと思います。
    ハマの三文芝居dot 2012.09.20 00:51 | 編集
    嫌いなのに読む理由はなんですか?
    someonedot 2012.10.18 12:10 | 編集
    名前のない方、こんにちは。
    読んでいただけて光栄です。

    >嫌いなのに読む理由はなんですか?
    私の好き嫌いに意味はなく、読む読まないという判断基準には一切の影響を与えない要素だと考えています。

    好きな作品の条件はいくつかありますが、その中でもっともシンプルなものは「面白い」ということです
    また、嫌いな作品の条件もいくつかあります。
    嫌いな条件をひとつでも満たしていれば、嫌いな作品です。しかしそういった作品の中にも「面白い」という条件を満たしたものがあります。
    面白ければ私は読みます。
    面白くなければ読みません。

    と、ここまで書いて「読まなきゃ面白いかどうかわからないなぁ」とか思ってしまいました(笑)
    初見で「出演者が嫌いだ」とか「絵が嫌いだ」とか「嫌いな作家だ」という要素もありますが……結局、関係ありませんね。

    嫌いだからと自分で自分を説得して、面白い要素を楽しめないのは不幸なことだと思って、この記事を書いたことを思い出しました。
    好き嫌いの溝は、滅多に埋まりません。
    名前のない貴方もぜひ自分の好き嫌いを無視して、作品や物事を楽しんでみてください。

    コメントありがとうございました。
    もし、またコメントしていただけるのであれば、名前欄に好きな食べ物でも書いていただければ嬉しく思います。
    ハマの三文芝居dot 2012.10.18 17:51 | 編集
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    そして旅をして、夢を実現しようと努力して、多くの物を手に入れる。
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    だからこそイヴマリーは、自分が生きた証を立てる為に、新しい名詠式の開発に挑んでいた。
    そしてイヴマリーは自分の全てを、血の繋がらぬ息子に託した。
    <イヴは夜明けに微笑んで>

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    そして唯一とも呼べる友人に誘われてセミナーへ行き、イエスマンになる。
    全ての誘いにイエスと答えてしまうカールは、さまざまな問題に巻き込まれてしまう。
    <イエスマン>

    宇宙人に襲われて、宇宙人の武器を奪って、宇宙人を倒す。
    <インディペンデンスデイ>

    船で生まれた少年が、一流のピアニストになる。
    しかし紆余曲折あり、少年は船と共に生涯を終える決意をする。
    それを、親友が阻止しようとする。
    <海の上のピアニスト>

    異世界に呼び出された少女が、肉弾戦で世界を救う。
    <ふたりはプリキュアmaxheart>

    誰にも必要とされていない。自分が行方不明になってもニュースにならない。
    そんな剛士が、異世界に行き、魔王となって魔物と共に生きる。
    そして即席の魔王に忠誠を誓い、戦死する魔物たちがいた。
    <A君(17)の戦争 まもるべきもの>

    夢と現実の区別がつかなくなった男が、世界を終わらせようとする。
    <COWBOY BEBOP 天国の扉>

    モノマネ達人の少年が、大好きな野球で甲子園を目指す。
    <風光る>

    偽善者を引退して、本当の恋をした雪野。
    しかし彼氏は、もっと深い闇を抱え、自分を偽っている人だった。
    <彼氏彼女の事情>

    神の力とも呼べる能力を持つ大男が、生きる事に疲れ、自ら死を望む。
    それを本当の犯罪者だと思っていた刑務官の目線から描かれた映画。
    <グリーンマイル>

    最強の人造ポケモンであるミュウツーが、クローンポケモンを作り、人間へ復讐しようとする。
    しかし、その戦いは無益で、悲しみしか生まなかった。そしてミュウツーは、命の尊さを知った。
    <劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲>

    海賊王を目指すルフィは、夢を追いかける人を笑わない。
    そして努力をバカにしたり無下にしたりする人を野放しにはしておけない。
    <劇場版ワンピース>

    死を恐れたアレンは、父親を殺して悪い魔法使いに仕えてでも永遠の命を欲した。
    そして間違いを重ね、テルーに命が続いていく事を教えてもらう。
    <ゲド戦記>

    仲間にハメられ、相棒を殺されたダニーが、他人を頼り、真犯人を探し出す。
    <交渉人>

    幽霊が見える少年が、地縛霊を開放させ、持ち霊にして、シャーマンファイトに挑む。
    <シャーマンキングpart1>

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    <スラムダンク>

    特殊な能力を持つ人間が、スポンサーを背負い、ヒーローとして活躍する。
    <TIGER & BUNNY>

    空から、言葉の通じない少女が落ちてきて、世界崩壊の危機を教えてくれる。
    しかし、その少女の母親こそが、世界崩壊を企てている犯人だった。
    <テイルズオブエターニア1>

    未来から来たロボが、将来すごい発明をする子供を殺そうとする。
    その子供は、未来人と現代人の間に生まれた子供だった。
    <ターミネーター>

    完全犯罪を好きなだけ起こせる兵器を手に入れた天才少年が、自慢の正義感を暴走させ、新世界の神になろうとする。
    <デスノート>

    まだドラゴンが空を飛んでいた時代。女神に選ばれてしまった妹を守る為にカイムは、死にかけのドラゴンと心臓を交換する「契約」を行う。
    <ドラッグオンドラグーン>

    魔王に封印された島を、主人公たちが謎を解いて復活させていく。
    <ドラゴンクエスト7>

    罪の意識から、自分を他人に提供する死に方を求めた男がいた。
    <七つの贈り物>

    知能指数が低く、良い人すぎるガンプは、事情を察知するのが遅れ、いろいろな事件に巻き込まれてしまう。
    <フォレスト・ガンプ>

    カズキは、人助けをしようと思ったら殺されてしまい、逆に助けられてしまう。
    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
    <僕たちのパラドクス>

    主人公は心から相棒を尊敬していた。
    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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