2015
    11.12

    オードリーのオールナイトニッポン(2015/10/17)バブルの価値観『一流』

    Category: その他
    だから、おそらくピラミッドはひとつしかなかった。という若林さんの見解は、まさにそうだと思えました。
    以前、ビートたけしさんが「日本国民全員が熱狂するテレビは、もうありえない」というようなことを言っていたと思います。
    そのときは「AKB48が国民的アイドルと言われているけど、一部の人が熱狂しているだけで、視聴率には反映しにくい」という話題だったと思います。

    しかしバブルの頃は、ピラミッドがひとつしかなかった。
    ともすれば、それが理解できている人は目的がはっきりしていて、生きやすかったと思います。

    そしてどうしても、そのピラミッドの価値観が理解できない人は、苦しんでいたんだと思います。

    そのあたりを含めて、面白おかしく話せるのが、オードリーのすごいところだと思います。


    ≪あらすじ≫
    最近、若林はバブル時代に興味を持っていた。
    そして当時のことについて書かれた本などを読み漁っていた。

    「バカバカしい時代だよね」

    飽きれるくらいバカバカしい時代だったと若林は語った。

    それが春日は信じられなかった。
    「明るくて、景気が良くて、いい時代なんじゃないの?」

    しかし若林は否定した。
    「一流ホテルってあんじゃん。そのフルコースを『いつか食べてやる!』って、めちゃくちゃ仕事を頑張ったり夢を追ってんだよ? ……バカバカしくない?」
    「モチベーションでしょ。素晴らしいじゃない」
    「それで、やたらね『一流の人』とか『一流の物』とか、、、『一流』と『三流』って言葉がスゲー出てくんのよ」


    若林は、春日に問いかけた。
    「お前さ今『一流の人』って言われて、誰を思い浮かべる?」
    しかし春日には答えられなかった。
    その理由を、若林は推測した。
    「当時の日本ってピラミッドが1個しかなかったのよ。でも今って、人々の趣味嗜好とか多様性が進み過ぎてて、当時より低いピラミッドがたくさんあるんだよね。だからお前にとって『一流の人』でも、俺にとって『一流の人』とは限らないじゃん」

    若林は、バブルの頃について書かれた本を読みながら思っていた。
    「その『一流の人』って誰なんだよ! 『一流の食べ物』ってどういう食い物なんだよ!」
    「うん」
    「そのステーキを食べたら射精しちゃうくらい美味い。ってステーキがあるとしたら、食べてみたいって思う。一流ホテルのステーキが、それくらいの熱量なのよ!」


    若林は、その理由を分析していた。

    「そのくらい『真ん中の食べ物』がなかったのよ。低と高しかなかったから、どんな味なんだろうって思って。。。今あるか?『絶対食べてやる!』って思ってるもの。『いつかあのバッグを買ってやる!』そのくらいファーストクラスに乗りたかった。っていう話だったから、読んでよかったけど」

    若林は、ひとしきり笑ってからトーンダウンした。
    「だから、そんなこと言うの良くないなって思って。知らずに」
    「なるほどね」
    「今の時代の熱量でイジったらダメなんだよ。それぐらい欲しいし、食べてみたかったんだよ」


    しかし再び、若林は嘲笑をこらえられなかった。
    「その人たちが、オレらよりもっと若い人たちに、本気で説教してるから、よくわかんなくなってきてるけど」

    若林は、バブル世代を『一神教』と表現した。
    「それしか価値観がないところで生きていて、たぶん凄く人生楽しいし、今も上手くいってる人が発言できるから、そりゃ今の時代の人は無気力すぎるよ。もっとほらっ、活力! 欲望を出せ! スカしてんじゃないよ若い人たち!! ってそりゃ言うよ。でもさ、、、思うか?」
    「思わないなぁ・・・」


    今までバブル世代に肯定的だった春日が、初めて否定的な言葉を口にした。

    「思わないし、そいつはたぶん、面白くないよ」



    ≪感想≫
    昔は「高」と「低」しかなかったけど、今は「中」がある。
    という話に、とても共感しました。

    高中低が揃った世界で生きてきた私からすると、それは「妥協」です。
    「ま、これでいっか」
    という気持ち。

    クラスで一番の美女ではなく、ブスな女の子にアタックする感覚。
    小学生の頃は、心から好きで、、、好きで好きで息が苦しくなるような人にアタックしていたのに、妥協してしまう自分がいました。

    今は、また小学生時代に戻ってしまいましたけどね。
    やっぱり「高」を狙っていた方がいいと思います。

    以前テレビで「女性に興味を持たない男性が増えている」とか「今の若者は、出世欲が少ない」とか特集が組まれていました。
    その中で、ある若者は言っていました。
    「そういうナヨナヨした男は大歓迎です。だって競争相手が減るわけですから」

    ・・・負けてらんねぇ!!
    と思いました。

    私は生来の負けず嫌いだと思います。
    それを全面に出すと、微妙に浮いてしまう。
    全力を強要される時代よりも、今の時代に生まれて、良かったと思っています。


    「一流の人と、一流の時間を過ごさなきゃダメだよ。
    一流の物を食べて、一流の女を抱かなきゃダメだよ!!」

    というからかいがありました。

    若林さんは「一流の女を抱く」と「最低のオナニー」しかなかっただろうと推測していました。
    しかし今は「一流のオナニー」があると笑いながら話されていました。

    でも一流のオナニーに満足してちゃダメだ!!

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