2017
    08.07

    上司のルール the rules of management

    Category: オススメの本
    部下が一人でもできたら読む本。
    とか書いてありました。

    ……私には部下いないけどね。

    読んでいて思ったのは「上司のルール」というより「人から信用されるために必要な意識・方法」かなって印象です。

    ≪あらすじ≫
    上司は、部下全員に対して責任がある。
    しかし望んで上司になる人などいない。
    望むような部下がつくはずもない。

    彼らをケアしつつ、そのうえ自分の仕事もこなさなくてはならない。
    立場上、いろいろな相手と戦う必要も出てくる。

    そして、あなた自身が部下の手本とならなければならない。

    本書は、以下の2パートで構成される。
    1.部下を育てる。
    2.上司力を磨く。

    (本書には100を超えるルールが載っていますが、その中から私が気になったルールの抜粋です)

    ★ルール1「仕事の意味」
    部下に、その仕事が社会にどう貢献するかを教える。
    自分は有意義な仕事をしてると確信することで、部下は情熱的に仕事をするようになる。

    また良い仕事をした部下は、みんなの前で褒めるべきだろう。
    この時、行った仕事に対して感謝するというよりもむしろ、君のおかげで助かった、と生身の人間の言葉で伝えるのがいい。

    さらにあなたは、もっとそれを理解して、先のことを考えなければならない。
    計画を立てるのがあなたの仕事だ。

    そして会社の目的が「金儲け」であることを忘れてはならない。
    目的のためにビジョンを描き、一心に働こう。


    ★ルール2「育成」
    いずれ自分の席に座るように、部下を育てる。
    部下が楯突いたり追い抜こうとしたりしてこない場合、あなたは信頼されていない。

    それを防ぐ為に、部下に話しかけ、部下の意見を聞く。
    「ボスに何を提案しても無駄だ」と思われてはいけない。
    ダメな提案でも、戦略の一部に組み込み(または組み込んだように思わせて)部下を落胆させないようにすること。

    そして自分にも部下にも、達成可能な目標を与えること。
    それは簡単すぎてもいけないが、難しすぎてはいけない。


    ★ルール3「覚悟する」
    部下に駄目な者がいる。選択肢は3つ。
    ・我慢
    ・変える
    ・辞めさせる
    正解はなく、状況によって異なる。
    しかし常に3つ目の選択肢があることを忘れてはいけない。

    そして悩みすぎるな。
    勤務時間外でも心配になって考えてしまうのか仕事だ。
    しかし仕事も、しょせんは単なる仕事にすぎない。
    ストレスで病気になっては元も子もない。

    また、間違いを恐れて決断しない上司は、嫌がられる。
    びくびくして何もしないよりは、思い切ってやってみて間違えた方がいい。
    決断が怖いなら、よく調べ、比較し、アドバイスを求め、直感を信じろ。

    直感とは、意外にも間違いを知らせてくれるものだ。


    ★ルール4「任せる」
    上司の仕事は、部下を管理することではなく、自分のチームの計画、状況、戦略を管理すること。

    だから仕事内容に関しては部下に任せなければならない。
    干渉し過ぎれば、部下は信用されていないと感じるだろう。
    仕事がうまくいかなければ、適任者を見極められなかった上司の責任だ。

    場合によっては失敗すらも計画の一部と認め、過程でなく結果を褒める必要もある。

    部下は、努力を惜しんだり手を抜いたから失敗したわけではない。その頑張りを労うのが上司の仕事だ。


    ★ルール5「全責任を負う」
    我々が目的を達成できなかったのは、、、とは言わない。
    私が目的を達成できなかったのは、、、と言う。

    責任を取ると明言する上司を見れば、部下は自然とやる気を出す。
    そして成功したら、全て部下のおかげだと言わなければならない。

    そのために、同僚や競争相手、チーム、上司、顧客などに意見を求め、反映させよう。


    ★ルール6「部下を型にはめない」
    性格が一人一人違うのに、同じ接し方や同じルールを押し付けると、反抗されたり大騒ぎになったりする。

    違う個性を持っているからこそ、素晴らしいチームになる。その為に個性を見抜かなければならない。

    例えば上司は、部下の仕事ができなくても良い。その目的と方法を知り、理解していれば問題ない。
    部下の代わりは、別の部下ができる。
    上司の仕事を代わってくれる部下はいない。


    ★ルール7「部下が憧れる手本になる」
    整理整頓をして、熱意をもって働く。
    さらに首尾一貫した態度を取らなければならない。
    服装が毎日違うなど、行動が予測できないと信用されない。

    また失敗を責めるのではなく、次に失敗しないための話し合いをするのが、上司の仕事だ。

    逆にあなたは、潔く負けを認める必要がある。
    間違いを認めれば、部下は必ず許してくれる。

    そのために、上司は部下と友達になってはいけない。
    スキンシップなど言語道断。飲みに行く必要もない。
    あなたは威厳をもって部下に接し、尊敬されるように常に警戒して振舞うべきだ。


    ★ルール8「変化に対応する」
    同じことを続けていては、企業成績は良くならない。勝利の方程式は、いつまでも続かない。
    新しい方法論や、ルールの改定を速やかに行わなければならない。

    そのためには、ライバル企業から学ことも多い。

    また変化の中で、あなたは部下のために戦わなければならない。
    上司は、いつでも部下を見殺しにできる。
    すると部下は、あっという間にいなくなる。
    ただ一度でも部下を守る姿勢を見せれば、部下の信頼を勝ち取れる。
    すると新たな変化が起こったときも、部下はあなたに味方をしてくれるだろう。


    ★ルール9「自分と職場の健康を保つ」
    食事、睡眠、友人関係、運動、アルコール。
    ストレスにも対処できるように、何が原因でストレスを感じているか考えたり相談したりしてみよう。
    派閥、学閥を理解し、有力者に認められる存在になる。

    そのために、あなたは率直で、駆け引きなどしない正直で公明正大な人として仕事をしなければならない。
    そうすれば、下らない裏工作や権力争いに巻き込まれずにすむ。

    また家庭を持っているなら、その平和も保たなければならない。
    家庭を顧みない人間に、昇進はない。
    いくら早出して、残業しようともダメだ。


    ★ルール10「不満、悪口を言わない」
    いなければ困る人間などいない。
    誰が仕事を辞めようが影響はまったくない。
    その仕事をするのは、私たちでなくてもいい。

    愚痴をこぼしたい気持ちはよくわかるが、口にしてはいけない。絶対にだ。
    上司は上司であり、いやになるなら転職すればいい。しかし基本的には上司に忠誠を誓わなければいけない。
    上司の機嫌を取り、仕事を任せてもらうとか、責任を委譲してもらうとか、方法はいくらでもある。


    ★ルール11「礼儀正しく」
    礼儀正しく、とは、丁寧で温かみのある人間らしい態度、思いやりを持って人のために役に立とうとする友好的な態度をとるということ。

    相手が嫌いな人間でも、楽天的に接すれば、相手も同じような態度をとらざるを得ない。
    そのために、相手の得意分野を褒めることが大切だ。

    また顧客に対しても敬意を払おう。
    ときには正直に、本当のことを話すのも大切だ。


    ≪感想≫

    将来、何になりたい?
    と子供の頃から、言われてきました。
    私は「知らねーよ」と本音を言う勇気もなく、その場その場で適当な夢を語っていました。

    今はある程度ハッキリと招来の夢を語れますが、それよりも明確な答えを得ました。

    スヌーピーで有名なチャーリーブラウンは、こう言ったそうです。




    これだ。と思いました。
    そしてこれを実現するために、本書はとても役に立つだろうと感じました。


    しかし、載っていないこともあるなーと思いました。
    私がツイッターで見て、感動した考え方ですが、
    「好きな人には親切に。嫌いな人には丁寧に」

    以前テレビで「嫌いな人を好きになるのは難しい。しかし嫌いな人を、そこまで嫌いでもないと思うのは難しくない。まず嫌いじゃなくなろう」という話を聞きました。

    人間である以上、あわない人っていますし、私は貴方が好きでも、彼女は私が大嫌い、なんてザラです。
    その中でも、なんとか嫌いな人に「私はお前が嫌いだ」なんて言わないような精神状態を作るために、必要な考え方だと思います。


    さて「部下の適性を見抜いて仕事を割振れ!」という話もありました。
    しかし著者は、これが苦手で、とても苦労されたそうです。
    そこで「苦手なことは、他人の助けを借りろ」と書いてありました。

    適性を見抜けないなら、そういうことが得意そうな人の意見を仰ぐ。

    これ、めちゃ大事だなと思いました。
    つーか私は他人の助けを借りるのが苦手で、連携プレーなどエンもユカリがありません。

    そういうところも改めなければいけませんね。
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