2015
    06.24

    Fate/stay night[UBW] #20 Unlimited Blade Works

    自害しろ。
    と命じられたランサーは、自分が持つ呪いの槍で、己の心臓を貫きました。

    しかし死なない。
    「あいにくだったなコトミネ。この程度でくたばれるんなら、俺は英雄になんぞなっていねぇ」

    ランサーは、コトミネを刺し殺して言いました。
    「結局こうなったか、、、たわけ」

    ぐうカッコイイね。
    ランサーは、死の直前に語りました。
    「こういうのは慣れてる。英雄ってのはな、いつだって理不尽な命令で死ぬもんなんだからよ」

    俺も理不尽な命令で死にたいわ!
    特に女の子からの理不尽な命令で辛酸を舐めたいわ!


    Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box Ⅱ【完全生産限定版】



    ≪あらすじ≫
    アーチャーは、未来から来た英雄エミヤだった。
    衛宮士郎は、未来の自分と戦っていた。

    自分の理想を正しく叶えた姿だが、その道に後悔し、時間をまたいで自分を殺すために来た。

    実力差は歴然。
    魔力切れを起こしてもなお、アーチャーの優勢は揺るがなかった。
    士郎は、あっという間に血だらけになった。

    「しぶといわけだ。前世の自分を降霊、憑依させることで、かつての技術を習得する魔術があると聞くが、俺と打ち合うたびに、お前の技術は鍛えられてるようだな」
    「そうかよ。人真似はお互い様だろ。余裕ぶってろ。すぐお前に追いついてやる!」


    士郎は戦いの中で、アーチャーの人生を見た。

    「同情なんてしない。けれど、これからその道をこの足が歩くかと思うと、心が欠けそうになる。お前が信じたもの、お前が信じるもの。その正体が嘘で塗りたくられた夢物語だと見せつけられて、俺は、、、」
    「俺はお前の理想だ。決して叶いはしないと理解できたはずだが?」

    それでも士郎は、剣を投影した。

    「認めるわけにはいかないのは通りだな。俺がお前の理想である限り、衛宮士郎は誰よりも俺を否定しなければならない」
    アーチャーは、戦いを中断した。
    「お前は本当に、正義の味方になりたいと思っているのか?」
    「なにをいまさら。俺はなりたいんじゃなくて、絶対になるんだよ!」
    「絶対にならなければならない。なぜならそれは、衛宮士郎にとって唯一の感情だからだ。たとえそれば自身のうちから現れたものでないとしても」

    士郎が正義の味方を目指したのは、衛宮キリツグに助けられたからだった。
    自分を助けたキリツグの顔が、あまりに幸福に満ちていたから、自分もそうなりたいと思っただけ。
    「あのとき救われたのは俺の方じゃない。誰一人生存者のいない大火災。助かるはずのない子供と、いるはずのない生存者を見つけた男。どちらが奇跡だったかといえば、それは、、、」

    しかしアーチャーは否定した。

    キリツグとの約束。
    キリツグが取りこぼした理想。
    キリツグが信じた正義。
    それを真似ているに過ぎない。

    そんな他人の正義を掲げたエミヤは、偽善の塊だった。
    「この身は誰かのためにならなければ、と強迫観念に突き動かされてきた。高慢にも走り続けた。だが、しょせんはニセモノだ。そんな偽善では何も救えない。否、もとより何を救うべきかも定まらない。見ろ、その結果がこれだ」
    アーチャーは、士郎にトドメを刺そうとした。
    「初めから救う術を知らず、救うものを持たず、醜悪な正義の体現者が、お前の成れの果てと知れ!」

    自分より他人が大事。
    誰もが幸福であってほしい。
    そんな士郎の夢は――破綻していた。

    「そんな夢でしか生きられないのであれば、抱いたまま溺死しろ!」

    アーチャーは正しかった。
    士郎から見ても、正しかった。
    しかし、忘れているものがあった。

    「確かに初まりは憧れだった。けど、根底にあったのは願いなんだよ。あの大火災のような地獄を覆してほしいという願い。誰かの力になりたかったのに、結局なにもかも取りこぼした男の果たされなかった願いだ」

    士郎は、自力で辿り着いた。
    アーチャーが、死後の自分を売り渡して手に入れた呪文を、自らの手で導き出した。

    「誰かに負けるのはいい。でも、自分にだけは負けられない!」



    ≪感想≫
    幼い士郎ちゃんを、今の士郎さんが呼び止める。
    「その先は地獄だぞ」
    しかし士郎ちゃんは立ち止まらずに、必死に生きようと足掻いた。
    そんな過去の自分を見て、士郎さんも歩き出す。
    そこで後ろから声がかかる。
    「その先は地獄だぞ」
    振り返らなくてもわかる。そこにはアーチャーがいる。
    でも士郎さんは立ち止まらない。優しく微笑んでから、地獄に向かって歩き出す。
    「その人生が偽善に満ちたものであっても、俺は正義の味方を張り続ける!」

    この演出に震えましたね。
    もう、最高でした。
    心の底から感動しました。
    涙が出たとか、そういう次元じゃありません。
    魂に光を注がれたような特別な感覚がありました。


    アーチャーは言いました。
    「ただ救いたいから救うなど、そもそも勘定として間違えている。人間として故障したお前は、初めからあってはならないニセモノだった。そんなもの、生きている価値はない」
    うるせぇ!
    士郎さんのどこが故障してんだよ!
    むしろテメーの方が故障しとるわ!!

    つか、人類なんてほぼニセモノだよ!
    オリジナルの生き方を描いてる人なんていねぇよ!
    誰かに憧れて、近づきたいと思う!!
    途方もない夢に向かって努力する!!
    そこに人間の素晴らしさがあるんだろうが!

    俺様もいくつか夢があって、ぜんぜん叶う気配もないし、遠のいていくばかりさ!
    でもさ!!
    士郎さんを見てると元気が出てくるよ!!


    「そうだ。誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた」


    俺も、そうなんだ!!
    それでいいはずなんだ!!


    最後に、士郎さんのセリフで締めたいと思います。
    「負けていたのは俺の心だ。お前を正しいと受け入れていた俺の心が弱かった。お前の正しさは、ただ正しいだけのものだ。そんなもの、俺はいらない。俺は正義の味方になる。お前が俺を否定するように、俺も死力を尽くして、お前という自分を打ち負かす!」

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    <フォレスト・ガンプ>

    カズキは、人助けをしようと思ったら殺されてしまい、逆に助けられてしまう。
    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
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    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
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    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
    それで世界全体を作り変えようとする女神と、それに立ち向かう不死の魔法使い。
    <マテリアルパズル>

    デイヴには魔法使いの素質があった。
    そして1000年以上も前から続く戦いに終止符を打つ。
    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
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    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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