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    2015
    03.07

    ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

    最初から見たわけじゃない映画です。
    129分あるうち、私は100分くらいしか見ていません。
    そして、後半40分は泣いていました。

    声をあげて泣くわけでもなく、
    胸が苦しくなったわけでもなく、
    まばたきをするたびに、目から涙が零れ堕ちました。

    ずっとずっと、泣いてしまいました。
    これを書いている今も、、、


     ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [DVD]

     監督:スティーブン・ダルドリー


    ≪あらすじ≫
    オスカーは、父親を失った。
    それは9月11日。
    オスカーは、まだ11歳だった。

    オスカーは、父親の書斎をあさっていると「青い花瓶」を発見した。
    そこには「何かの鍵」と「ブラックと書かれた封筒」があった。

    理不尽な死を遂げた父の事が、何か分かるかもしれない。
    そんな希望を胸に、オスカーは立ち上がった。

    ニューヨークに住む400名以上のブラックさんに、会いに行く。
    そして、鍵に見覚えがないか聞く。

    しかし1年以上かけても、鍵のことは分からなかった。

    ある日、オスカーは祖母の家で、間借り人に出会う。
    声が出せず、筆談のみでコミュニケーションを取る老人。

    オスカーは、間借り人と共にブラックさんめぐりをするようになる。
    そして気が付いた。

    この間借り人は、父さんと同じ仕草をしてる。
    もしかしたら僕のおじいさんかもしれない。

    オスカーがとっておいた「最後の録音」をおじいさんに聞かせた。
    父親が遺してくれた最後の留守電だ。

    それを聞いた後、おじいさんは姿をくらました。
    おじいさんは、こんなメモを残した。

    「キミを救おうとしたんだ。なのに傷つけてしまった」

    それからオスカーは一人でブラックさんを巡り、そして鍵の正体を知った。

    この鍵は、父親の物ではなく、ブラックさんが誤って売り渡してしまったものだった。
    父親がオスカーに遺した物ではなく、ブラックさんの父親が遺した物だった。

    オスカーは、全てを放棄して泣いた。
    ブラックさんを巡る為に作った地図を切り裂き、メモ入れを破壊した。

    それを、母親が優しく抱きしめてくれた。
    母は、全てを知っていた。
    だから先回りして、全てのブラックさんに会っていた。

    「私の息子が、この地図を持って訪ねてくるはずです。父親を9,11で失っていて、ある鍵に見覚えがないか聞きにくるので・・・どうか邪険に扱わないで下さい。お願いします」

    しかし母親は、オスカーに同行しなかった。
    毎日、オスカーが帰ってくるまで、生きた心地がしなかったが、自分で納得するまで待ってあげたかった。

    それが母の愛だった。



    ≪感想≫
    たった11歳の男の子が、どうしてニューヨーク中のブラックさんに会おうと思ったか。
    それは「最後の録音」が原因でした。

    その声が録音されていた時、オスカーは家にいた・・・
    しかし怖くて出られなかった。

    父親は「誰か」ではなく「オスカー」に呼びかけていたのに。
    9回も優しく「いるか?」と言ってくれたのに。
    オスカーは一歩も動けなかった。
    どうしても受話器をあげられなかった。

    そして、父は死んだ。

    その後悔が、オスカーを突き動かしていました。
    1年も。

    ・・・後悔が、人を突き動かす。
    これほど悲しい話はないと思います。

    それも、たった11歳の男の子が、ニューヨーク中のブラックさんを巡るなんて・・・銃社会のアメリカで・・・信じられません。


    そういえば、こんなシーンがありました。
    夜中、オスカーが母親を叩き起こし、こんなことを叫びます。
    「僕が死んだら埋めないで!」
    「・・・?」
    「地上の霊廟に入れるって約束して!」
    「・・・あなたは死なないわ」
    「父さんだってそう思ってた!」


    そしてオスカーは「死んだのが母さんなら良かった」とまで言いました。

    もう、極限状態です。

    でもすごく優しい映画でした。
    優しさに満ちた映画でした。


    最後に、おじいさんが帰ってくるシーンがあるんですが、このときおばあさんが、わざとおじいさんを無視していました。
    そして、わざとらしく荷物を道の真ん中に置き、忘れて歩きます。
    それをおじいさんが拾い、一緒に歩くという演出でした。

    オシャレー!

    原作小説もあるそうなので、そっちも読みたいと思います。
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    コメント
    お久しぶりです(^^)
    私も観ましたよ。
    小さな子供の身体に抑えきれない苦悩と、母の愛が印象的な映画でしたね。
    ただ、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のタイトルだけはどうして、そうなったのかいまだに「?」です。
    無様な愚か者dot 2015.03.07 21:52 | 編集
    無様な愚か者さん、お久しぶりです(^^)

    >小さな子供の身体に抑えきれない苦悩と、母の愛が印象的な映画でしたね。
    フローリングをカリカリしたり、自傷しまくったり、
    見ているコッチがヒステリーを起こしたくなるような苦悩でしたー。

    今思い出しても、胸が苦しいです。

    >ただ、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のタイトルだけはどうして、そうなったのかいまだに「?」です。
    私の勝手な想像ですが、それは「母」かなぁと思います。
    11歳の子供にとって、母親とは「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」かなーと。
    ハマの三文芝居dot 2015.03.10 21:01 | 編集
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    <デスノート>

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    <ドラッグオンドラグーン>

    魔王に封印された島を、主人公たちが謎を解いて復活させていく。
    <ドラゴンクエスト7>

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    <フォレスト・ガンプ>

    カズキは、人助けをしようと思ったら殺されてしまい、逆に助けられてしまう。
    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
    <僕たちのパラドクス>

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    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
    <ボーダー>

    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
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    <マテリアルパズル>

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    それは魔法と科学の融合だった。
    <魔法使いの弟子>

    死に場所を求めていたミミズクが、美しい魔王に食べられたいと願い、夜の森に入る。
    <ミミズクと夜の王>

    登場人物が全員キチガイで、SEXしまくりで近親相姦までするし、道徳的な観念が全くない。
    そんな高校生たちの青春の日常。
    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

    殺人を強制される精神状態になった優しい人が恋をする。
    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

    ゴミとも呼ばれるような男が、ボクシングを行い、恋をして、自分がクズでない事を証明する。
    <ロッキー>

    アシタカは、人助けでもらった呪いで、故郷を追われる。
    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

    かつて大切な仲間を失い、それ以来ずっと仲間割れをさせてから人殺しをしてきた男。
    そこに堅い絆で結ばれた海賊団がやってきた。
    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
    <ワイルドスピード>
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