2012
    08.04

    ひたむきに

    表紙は松坂大輔投手ですが、横浜高校で監督をされている渡辺元智さんの本です。
    もちろん、渡辺元智監督から見た松坂大輔投手のことに多くのページが割かれ、当時の選手たちの話を通じて、監督業の在り方について語られています。

    ひたむきに―松坂大輔、“超一流”への道ひたむきに―松坂大輔、“超一流”への道
    (2007/03)
    渡辺 元智

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    高校入学当初の松坂大輔投手は、目立った選手ではなかったそうです。
    渡辺元智監督は「ダイヤモンドには見えなかった。ただの石ころだ。しかし磨けば磨くほど光り輝く、ダイヤモンド以上の原石だった」と語っています。
    この本には、厳しい練習の一部が書かれていますが、読んだだけで冷や汗が出てくるような内容でした。
    高校生とはいえ、日本一を目指すには必要な分量なのでしょう。

    そんな厳しい練習の中で、松坂大輔投手は光ったそうです。
    こなす量もさることながら、その集中力の高さが光り輝いたそうです。
    監督が見ていることすら忘れて投げ込んだり、60秒かけて1周すれば良いコースのタイム短縮に挑んだり、常に向上心を持って練習していました。

    松坂大輔投手は、延長17回250球を一人で投げ切ったこともありました。
    同じくプロに入った後藤武敏選手は、腰を疲労骨折しながらも試合に出続けました。
    正気の沙汰とは思えませんね。でも、そういうツラい経験があったからこそ、甲子園の決勝で、ノーヒットノーランという偉業を成し遂げられたのでしょう。

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    厳しい練習のおかげで、肉体は一流に育ったかもしれませんが、まだ精神的には一流ではありません。その辺りの衝突も書いてあります。

    絶対的な権限を持つ監督ですが、選手の人間性を否定する権利はありません。高校生の喫煙や、強者としての陶酔、遅刻などを叱る時は、同じ人間として話をするのです。そのやりとりは、読んでいるだけで器の違いを感じました。
    また、野球の合宿ではなく、チームワークを鍛えるための会話の合宿もしたそうです。コミュニケーションは、どんな状況下でも大切なんですね。

    また、具体的には書かれていませんが、練習の中で潰れていった選手たちにも触れています。

    野球選手には、さまざまな才能がありますが、もっとも重要だと言われているのが「怪我しない才能」です。と言っても、怪我しない選手はいません。しかし、例えば阪神タイガースの金本知憲選手は、上手に怪我を隠しながらプレーします。
    ファンから「引っこめ!」とヤジられますが、チームを引っぱっているのですから、本当に引っこまれては困ります。あのヤジはハッパをかけているだけです。
    おそらく、金本選手も良くわかっているのでしょう。だから怪我を隠し、怪我しない選手、または上手に怪我をする選手のように見せているのです。

    長打力が欲しければ筋トレすれば良いでしょう。体重を増やせば相対的に打球の飛距離は伸びます。盗塁だって、スタートとスライディングの技術が成否を分けると言われています。意外と、才能というものは練習で補えるものなのです。
    しかし怪我は練習できません。
    練習できないもので優劣が決まるのなら、それは才能なのでしょう。松坂大輔投手は、才能のある選手なのです。


    松坂大輔投手とは逆の選手についてもかかれています。
    監督として「頑張っているし、努力の方向性もあっているのに、結果の出ない選手への配慮や、良いプレッシャーの掛け方、プレッシャーの抜き方なども書いてあります。

    そして、驚くべきことですが、渡辺元智監督が自ら行った最悪の指導についても書かれています。
    当時の渡辺元智監督は、その方法が正しいと思って実行し、その場では良い結果をもたらしたそうですが、のちに大きな後悔に襲われます。
    私がここに「だいたいこんな感じの話です」と短く書けば、誤解を招き、当該の学生を傷つけることになるので、知りたい人は上から買ってください。
    正直、読んで気持ちの良い話ではありません。


    この本では、渡辺元智監督は、人間教育や信頼関係、選手への愛情のあらわしかたや、明日へつながる指導の重要性を説いています。なかでも、ユニホームの争奪戦に敗れ、横浜高校の野球部員でありながら、ベンチにも入れず、球拾いやグラウンド整備を部活動としている選手たちへの感謝の言葉には、涙が出ました。
    指導者という立場にある人には、ぜひとも読んでいただきたい1冊です。
    もちろん「俺には俺のやり方がある。渡辺元智監督なんぞ知らん」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかしそれでも、"きっと役に立つ時が来る"と思って読んでいただきたい。
    その結果、もしかしたらあなたの手元からダイヤモンド以上の石ころが見つけられる日が来るかもしれません。

    渡辺元智監督はこう言います。
    「監督しての完全試合は、サインを1度も出さない試合だ」
    98年には史上初の4冠&公式戦無敗という偉業を成し遂げた渡辺元智監督。
    生きた伝説たる由縁が詰まった1冊でしょう。
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    コメント
    おはようさんです♪

    親として、興味のある内容の本ですね。
    うちに来る子供達は、大人しい子 やんちゃな子 がさつだけど優しい子 おとなしいけど打たれ弱い子 いろいろです。
    この子に適したやり方が、他の子にも通用するというわけではありません。

    それでも、親の仕事はただひとつ。
    親がいなくても、子供が独りで生きていけるように育てる事だと思っています。

    >「監督しての完全試合は、サインを1度も出さない試合だ」

    うまくいってない時はもちろん、うまくいってる時だって調子に乗ってはいかんよと口を出したいのをぐっと見守る監督さんの我慢を見習いたいですね。
    いぱおかんdot 2012.08.05 10:04 | 編集
    いぱおかんさん、おはようございます♪

    >この子に適したやり方が、他の子にも通用するというわけではありません。
    おっしゃるとおりですね。
    よく「教える立場の方が多くの事を教わる」と言いますし、誰かを育てるということは、本当に大変なことなんだと思います。

    >うまくいってない時はもちろん、うまくいってる時だって調子に乗ってはいかんよと口を出したいのをぐっと見守る監督さんの我慢を見習いたいですね。
    作中では「考えさせる時間を与える」と書いてありました。
    連携ミスをしたときに、飛び出して行って叱るのではなく、やや遅れて出ていくことで、選手間で話し合いの時間を作って、自ら何が間違っていたのかを考えさせれば、もっと良い選手に育つと。
    子ども同士が喧嘩した時にも、同じことが言えるかもしれません。
    つい口出ししたくなりますけど、ぐっと見守ることも重要ですね。

    コメントありがとうございました。
    ハマの三文芝居dot 2012.08.06 07:06 | 編集
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    空から、言葉の通じない少女が落ちてきて、世界崩壊の危機を教えてくれる。
    しかし、その少女の母親こそが、世界崩壊を企てている犯人だった。
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    未来から来たロボが、将来すごい発明をする子供を殺そうとする。
    その子供は、未来人と現代人の間に生まれた子供だった。
    <ターミネーター>

    完全犯罪を好きなだけ起こせる兵器を手に入れた天才少年が、自慢の正義感を暴走させ、新世界の神になろうとする。
    <デスノート>

    まだドラゴンが空を飛んでいた時代。女神に選ばれてしまった妹を守る為にカイムは、死にかけのドラゴンと心臓を交換する「契約」を行う。
    <ドラッグオンドラグーン>

    魔王に封印された島を、主人公たちが謎を解いて復活させていく。
    <ドラゴンクエスト7>

    罪の意識から、自分を他人に提供する死に方を求めた男がいた。
    <七つの贈り物>

    知能指数が低く、良い人すぎるガンプは、事情を察知するのが遅れ、いろいろな事件に巻き込まれてしまう。
    <フォレスト・ガンプ>

    カズキは、人助けをしようと思ったら殺されてしまい、逆に助けられてしまう。
    その過程で不思議な力を手に入れたカズキは、自分を助けてくれた少女の為に戦うと決意した。
    そしてカズキの心臓の代わりに動いている核鉄には、とてつもない秘密が隠されていた。
    <武装錬金>

    時空犯罪者を取り締まるはずのハルナが、時空犯罪を起こしてしまい、未来を失ってしまう。
    しかしその本当の原因は、主人公にあった。
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    主人公は心から相棒を尊敬していた。
    しかし相棒が、その熱い正義感から小さなヤラセを行い、主人公の倫理観が崩壊する。
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    心から願えば叶う異世界に召喚された少女たちが、その世界の危機に立ち向かう。
    しかし、その危機こそが「願い」から生まれていた。
    <魔法騎士レイアース>

    物質を再構築する魔法。
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    <魔法使いの弟子>

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    <ROOM NO.1301おとなりさんはアーティスティック!?>

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    その気持ちに共感し、次の行動が読める刑事がいた。
    しかし刑事は、もう刑事としての仕事を行いたくなかった。
    <レッド・ドラゴン>

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    <ロッキー>

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    そして呪いの根源を発見するも、そこでは苦しみながらも一所懸命に暮らしている人たちがいた。
    <もののけ姫>

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    <ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島>

    敵対する両家。その子供同士が恋に落ちる。
    それが世界の崩壊すらも引き起こす大問題に発展してしまう。
    <ロミオxジュリエット>

    盗難事件を潜入捜査しているつもりだったが、犯人を尊敬し、犯人の妹に惚れ、カーレースの魅力にとりつかれ、犯人の逃走を手伝ってしまう。しかし、それは失恋を意味していた。
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