2015
    11.30

    スイッチョねこ

    Category: オススメの本
    大佛次郎記念館に行ってきました。
    今や書店に置いていない大佛次郎の本が入館料200円で読み放題でした。



    ≪あらすじ≫
    秋がきて、いろいろな虫が庭にきて、鳴くようになりました。
    猫の母親は、子どもたちを連れて、縁側に出て虫の声を聞いていました。
    「むしをとるのは、よいけれど、たべるのはおよしなさいよ。あたって、おなかをわるくする、わるいむしもしますからね」

    子猫たちはおとなしく聞いていましたが、一番イタズラな子猫<しろきち>は違いました。
    「あんないいこえをしているむしだもの。きっとたべて、うまいにいがいないなあ」

    しろきちは、近づくと鳴くのを止めて身を隠す虫たちを、ゆっくりゆっくり追いました。
    しかし捕まえられません。
    しろきちは本当に眠くなってあくびをしました。
    すると口の中に虫が入ってきます。
    突然のことで丸呑みをしてしまい、味も何もつまらないものでした。

    しろきちは母親のもとへ戻り、眠りました。
    「スーイッチョ!」
    びっくりして顔をあげましたが、虫の姿はありません。続きを読む
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    2015
    11.28

    デート~恋とはどんなものかしら~ 第2話

    Category: その他
    そういえば「あっち向いてホイ」をやったシーンがあったのですが、せき込むくらい笑ってしまいました。
    何度やっても、一回でヨリ子の勝利。
    ジャンケンの部分も、あっち向いてホイの部分も、全て圧勝。
    「弱すぎる!」
    「強すぎる!」
    の連打には、笑いが止まりませんでした。



    ≪あらすじ≫
    理系女子のヨリ子と、ニートの谷口は結婚することに決めた。
    二人の男女が、有益な共同生活を送っていくための契約。
    それが二人にとっての結婚だった。

    恋愛の要素などいらない。

    しかし二人の周囲は、それを不可思議に思えていた。
    そしてヨリ子の父は「二人で一緒にいて、楽しいと思えない相手と一緒に結婚生活を送れるのか?」と心配した。
    ヨリ子は、理論的に考えて、それを突き詰めることにした。

    困ったのは谷口だった。
    母親から、ヨリ子に寄生先を変えようとしてるのに、普通のデートから普通の恋愛に展開していったら、フラれる結末しかない。

    谷口は、八景島シーパラダイスへ行き、せいいっぱい楽しんだ。
    しかしヨリ子は、楽しめなかった。

    谷口は、幼馴染の協力を得て、フラッシュモブの告白に挑む。続きを読む
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    2015
    11.26

    ファイトクラブ

    多くの人間は、物質に囚われている。
    という話を、タイラーはしていました。

    「職業が何だ。財産が何の評価に?
    車も関係ない。人は財布の中身でも、ファッションでもない。
    お前らは、この世のクズだ」


    中学生が好きそうなストーリーに、R15指定の暴力シーンとセックスシーン。そして哲学。

    この絶妙なバランスが、私の心を動かしました。


     ブラット・ピットとエドワード・ノートンが主演している作品というだけで、見る価値があると思います。

    ≪あらすじ≫
    「人は、愛する相手を傷つけ、傷つける相手を愛する」

    僕は、半年前から不眠症に悩んでいた。
    そしてグループセラピーに通い詰めた。

    周りの人が泣けば、僕も泣けた。
    そんな夜は、ぐっすり眠れた。

    それをマーラ・シンガーが叩き壊した。
    マーラは、僕と同じようにグループセラピーに通い詰めていた。しかし、どこも悪くない。
    サングラスをしたまま脚を組み、タバコを吸って、女なのに睾丸ガンのセラピーに参加している。

    彼女は、僕と同じ「見物人」だった。

    僕はマーラと電話番号を交換した。

    仕事の出張中、僕はタイラー・ダーデンに出会った。
    タイラーは突然「俺を殴れ」と言い出す男だった。
    そして殴ると殴り返してくる。

    それが全ての始まりだった。

    殴り合いを楽しむ会<ファイトクラブ>の参加者は増え、それが全てのストレスを発散させた。

    聞こえるのは叫び声と、弾けるパンチの音。
    殴り合うことで体は鍛えられ、生きている実感が得られた。

    僕は、タイラーと同棲を始める。
    昼は仕事、夜はファイトクラブ。
    しかしタイラーは、マーラとセックス三昧だった。
    僕の不眠症は進んだ。

    タイラーは、ファイトクラブに新たなルールを加えた。
    「他人にケンカをふっかけろ。そして負けろ」続きを読む
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    2015
    11.24

    さまぁ~ずxさまぁ~ず「リカイちゃん」

    Category: その他
    世界的に人気のあるリカちゃんじゃないです。
    リカイちゃんです。



    ≪トーク≫
    「昨日、できてる風のできてない店員がいちゃって……」
    と大竹は話し始めた。
    どうやらその女性店員は、何もできていなかったらしい。

    「あの、いわゆるそのコーヒーとか売ってる、買って帰れる」
    「おなじみのね」
    「いっぱいあるけどね」


    そこで大竹は、複数のパンと複数のコーヒーを購入した。
    その時の女性店員の対応が気になったらしい。

    「テキパキした、できてる風のやつなのよ」

    そして女性店員が告げてきた金額に、大竹は引っかかる。
    「メニュー見たら、頼んだパンは全部セットになるやつだったの」
    だから大竹は確認した。
    「これセットになってるよね?」
    「はい、なってます」

    女性店員は、強気の返事をしてきた。

    しかし大竹が計算する限り、金額が合わない。

    すると女性店員の後ろから男性店員が出てきて、小声で何かを言う。
    その直後に、値段が200円ほど下がった。

    「なってなかったのよセットに」
    と言った大竹は、悲しそうだった。

    二十代の若い定員二人。
    大竹は、男性店員が、女性店員に惚れているんだと感じ取っていた。

    男性店員の方が先輩。年上。
    女性店員の方は可愛い。できてる風。

    男性店員は、優しく丁寧に指導をしていた。
    すると女性店員は言った。

    「リカイ」

    大竹は、その時の衝撃を語った。
    「理解したのよ。先輩に対して、わかりましたじゃなくて、ものすごい短い『リカイ』で理解したのよ!」

    自分に惚れてると知ってるからこその余裕。
    自分の可愛さを知ってるからこその態度だと大竹は予測した。

    「教えられてるくせに『リカイ』ってなんなんだよ!」続きを読む
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    2015
    11.22

    るろうに剣心 京都大火編

    私は圧倒的な洋画派です。
    邦画は、あまり見ません。

    しかし、るろうに剣心の実写シリーズは見逃せません!
    日本が、世界に誇れる映画だと思います!

    そして本作を見ると、言いたくなりますよね。

    「……かたじけない」



    ≪あらすじ≫
    兵庫・摂津鉱山
    1878年(明治11年)

    斉藤一は、ある一派を捕らえようとしていた。
    当主は、志々雄真実。

    斉藤と同じく、幕末を生きた侍だった。

    志々雄真実は、今の世に満足しておらず、時計を幕末まで戻すつもりだった。

    志々雄真実は、緋村剣心という最強最悪の人斬り抜刀斎の後を継いだ侍だ。
    そして志々雄真実の暴走を止めるべく、明治政府から、緋村剣心に声がかかった。

    ただ緋村剣心は、もう二度と人を斬らぬと心に決めていた。
    しかし志々雄真実一派に殺された人々と、その家族を知り、緋村剣心は刀を取った。

    ――逆刃刀

    殺さずに、志々雄真実の計画を破綻させる。
    それは自分がしてきたことへの贖罪の意味もあった。続きを読む
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    2015
    11.20

    デート~恋とはどんなものかしら~ 第1話

    Category: その他
    谷口がデートのときに「少し歩きますが、大丈夫ですか?」と気遣いの心を見せました。
    するとヨリ子は「高校のとき歩け歩け大会で65キロは歩けましたが、それ以上は自信がありません」と答えました。

    ・・・心配です。


    ≪あらすじ≫
    アヒル口の女が外出の支度をしていた。
    全ての物があるべき場所にあり、1ミリのズレも許されない部屋で、女は頭に花の飾りをつけ、濃いチークを塗る。
    その容姿はお世辞にも美しいとは形容できなかった。
    だが意気込みは感じられた。

    彼女は「藪下依子(29歳)」(以下、ヨリ子)

    そしてデートの相手は「谷口巧(35歳)」(以下、谷口)

    タクミは、ヨリ子とは違い、まったくオシャレをしてこなかった。
    まるでストーカーのように影を歩き、物陰から声をかけてくるような男だ。

    しかし二人は、初対面だった。
    二人は山下公園の噴水(半径1,5メートル以内)で待ち合せていた。
    ヨリ子は胸を張って待っていたが、谷口は声をかけあぐねていた。
    するとヨリ子が強い声を出した。
    「谷口さんでいらっしゃいますか?」
    「えっ・・・えぇ・・・」
    「やはり。私は藪下依子です」
    「た、谷口巧です・・・」
    「先ほどから谷口さんではないかと推測していましたが、噴水から3メートルの場所にいらっしゃったので躊躇しました。ですがこの時間にこの場所に来て、写真と顔がよく似ている谷口さんだと断定してかまわない、と思い声をかけました」
    「そうですか・・・」
    「本日、第1回目のデート、よろしくお願いいたします」
    「こ、こちらこそよろしくお願いします」
    続きを読む
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    2015
    11.18

    ロック・オブ・エイジス

    トム・クルーズは、オペラ歌手を何人も排出している家系の出身だそうです。

    てっきりトム・クルーズは歌っていないんだと思っていましたが、本作は全ての役者が、本当に自身の声で歌っているそうです。

    キャサリン・ゼタ=ジョーンズも、ジュリアン・ハフも、ラッセル・ブランドも、アレック・ボールドウィンも、メアリー・J. ブライジも、自信の声で歌われているそうです。


    ロック・オブ・エイジズ オリジナル・サウンドトラック

     サントラ買っちゃったのは内緒です。
     DVDも買う予定。


    ≪あらすじ≫
    1987年。
    シェリーは、歌手になる夢と、大量のレコードを持って、オクラホマから、ハリウッドに出てきた。

    来てすぐレコードはカバンごと盗まれてしまったけど、盗人からレコードを取り返そうとしてくれたドリューと知り合えた。

    ドリューは、かの有名な「バーボンハウス」で働いているアーティストだった。

    シェリーは、ドリューの紹介で、バーボンハウスで働かせてもらう。
    最初の仕事は、アーセナルの解散ライブだ。

    ステイシー・ジャックスがソロに転向する記念ライブ。
    忙しくならないはずがない。

    しかし、それを邪魔する動きがあった。
    市長の妻が、ロックンロールは悪だと罵り、ロックンロール排斥運動を始める。

    そんなことはお構いなく、ドリューとシェリーは恋に落ちていた。
    最高の夜景が見える高台で、二人で歌う。
    それは至高の時間だった。続きを読む
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    2015
    11.16

    文学少女と神に臨む作家(上・下)

    Category: オススメの本
    「文学少女」こと遠子先輩は、普通の食事を食べても、何も感じられない。
    代わりに本を破き、食べてしまう。そして、その物語の味を楽しむ。

    「ぼく」が書く小説を、遠子先輩は食べてくれた。
    変な味でも、苦手な味でも、残さずに食べてくれた。

    そんな遠子先輩が、シュークリームを焼いてきてくれた。しかし味覚のない遠子先輩は、とんでもないシュークリームを作ってしまう。
    「結構、イケますよ」
    「やめて、無理して食べなくていいわ」
    「……無理はしてません」
    「お腹壊しちゃうわ」
    「そんなに簡単に壊れません」
    「もういいわ。やめて」
    「……遠子先輩は、最後まで食べてくれましたよね」


    ……泣いたー。
    電車の中で泣いたー。

    “文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 上<文学少女> (ファミ通文庫)<文学少女> (ファミ通文庫)

    ≪あらすじ≫
    ぼくは、あいかわらず遠子先輩に「食事」を提供していた。
    変わったことといえば、琴吹さんと彼氏彼女の関係になったことくらいだ。

    そんな日常を、佐々木さんが破壊した。
    佐々木さんは、ぼくが井上ミウとして小説を書いた後、担当編集者として、いろいろと助けてくれた。
    そして、ぼくに二作目を期待している。

    それをぼくは拒絶した。

    すると遠子先輩は声をあげて泣き、流人くんは、ぼくに嫌がらせ……いや、復讐にも似た行為を始めた。

    ぼくは作家の集まりに強引に参加させられたり、琴吹さんとの時間を奪われたりした。

    ぼくは全てを忘れようとした。
    井上ミウのことも、遠子先輩のことも。

    そんなぼくの前に、美羽が現れた。
    そしてぼくの相談にのってくれた。
    今の美羽は、いつも笑っていた子供の頃の美羽とも、泣きながら憎しみをぶつけてきた美羽とも違っていた。

    美羽は、ぼくの「もう小説を書きたくない」という言葉を受け止めてくれた。そして教えてくれた。
    「読者は、作家を裏切るのよ」

    それでも流人くんは、ぼくに作家に戻るように迫った。
    ぼくが声をつまらせ、泣きじゃくりながら説明すると、琴吹さんも一緒に泣き出してしまう。
    つま先立ちになり、ぼくの首に手を回し、ぎゅっと抱きしめた。琴吹さんの涙が、ぼくの首を冷たく濡らす。
    「だ、だったら、書かなくていい……よ。もう井上は、書かなくていいんだよ……っ。井上が小説を書かなくても、あたしは井上が好き……っ。ずっと井上のそばにいるっ」
    かすれた声で告げられたその言葉は、雲間から差し込む光に似た救いをくれた。
    いつか、ろうそくの明かりに照らされた冬の廃墟で、ぼくの心に勇気をくれたように。

    「やっぱり琴吹さん、邪魔っすね」

    <ここからが下巻>続きを読む
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    2015
    11.14

    スティーラーズ

    6年前にさらわれた妻が持っていた指輪を見つけて、人を訪ね、人を殺し、妻にたどりついた話がありました。

    妻は裸で、檻の中に入れられていた。
    そして夫が鍵を開けても、出てこようとしない。
    「私はナンバーワンなの……」
    そう言った彼女は、幸せそうでした。

    夫が服を着せようとしても「服は禁じられてるの」と断り「ナンバーワンの私でも電話は使えないのよ」とか「家に入れるのは週2回。30分だけ」などと説明していました。

    夫が、6年前のことを幸せそうに語っても、妻は誘拐犯のルールを語るだけ。
    そして最後には発狂していました。

    やっとナンバーワンになれたのに!
    そう言って騒ぐ彼女の姿は痛ましく、映画を見ていて最悪な気分になりました。



    ≪あらすじ≫
    ヤク中の二人が、幻覚を見ながら強盗を計画していた。
    「1つ分からねえことがある」
    「あぁ」
    「そんなことも知らなかったのか、とか言うなよ」
    「言わねえよ」
    「絶対に俺をバカにするなよ」
    「わかってるって!」
    「……俺たちが例の組織に入ってから1年経つが、1つ分からねえことがある」
    「さっさと言えよ。気味が悪ぃじゃねぇか」
    「黒人を嫌わなきゃならない理由は、まぁ分かる。見た目も歩き方も話し方も違うもんな。けどユダヤ人は? なんで嫌う? ジェリー・スプリンガーもユダヤ人だ。あのジェリー・スプリンガーだぞ。町で見かけたらケツにキスしてサインをせがむぜ。アダム・サンドラーのDVDも持ってるが、彼もユダヤ人だ。ユダヤ人に囲まれても、俺は気づかないと思う。連中が金持ちだからいけねえのか? 金なら俺も欲しい。鼻がデカいのも特徴らしいが、テディはユダヤ人じゃないのに鼻がデカい。奴も嫌うべきか? それにさ、、、イエスもユダヤ人だ。イエスだぞ。毎週日曜に教会で、ユダヤ人王を崇めてるんだ。そうだろ?」

    続きを読む
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    2015
    11.12

    オードリーのオールナイトニッポン(2015/10/17)バブルの価値観『一流』

    Category: その他
    だから、おそらくピラミッドはひとつしかなかった。という若林さんの見解は、まさにそうだと思えました。
    以前、ビートたけしさんが「日本国民全員が熱狂するテレビは、もうありえない」というようなことを言っていたと思います。
    そのときは「AKB48が国民的アイドルと言われているけど、一部の人が熱狂しているだけで、視聴率には反映しにくい」という話題だったと思います。

    しかしバブルの頃は、ピラミッドがひとつしかなかった。
    ともすれば、それが理解できている人は目的がはっきりしていて、生きやすかったと思います。

    そしてどうしても、そのピラミッドの価値観が理解できない人は、苦しんでいたんだと思います。

    そのあたりを含めて、面白おかしく話せるのが、オードリーのすごいところだと思います。


    ≪あらすじ≫
    最近、若林はバブル時代に興味を持っていた。
    そして当時のことについて書かれた本などを読み漁っていた。

    「バカバカしい時代だよね」

    飽きれるくらいバカバカしい時代だったと若林は語った。

    それが春日は信じられなかった。
    「明るくて、景気が良くて、いい時代なんじゃないの?」

    しかし若林は否定した。
    「一流ホテルってあんじゃん。そのフルコースを『いつか食べてやる!』って、めちゃくちゃ仕事を頑張ったり夢を追ってんだよ? ……バカバカしくない?」
    「モチベーションでしょ。素晴らしいじゃない」
    「それで、やたらね『一流の人』とか『一流の物』とか、、、『一流』と『三流』って言葉がスゲー出てくんのよ」


    若林は、春日に問いかけた。
    「お前さ今『一流の人』って言われて、誰を思い浮かべる?」続きを読む
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