2017
    08.07

    上司のルール the rules of management

    Category: オススメの本
    部下が一人でもできたら読む本。
    とか書いてありました。

    ……私には部下いないけどね。

    読んでいて思ったのは「上司のルール」というより「人から信用されるために必要な意識・方法」かなって印象です。

    ≪あらすじ≫
    上司は、部下全員に対して責任がある。
    しかし望んで上司になる人などいない。
    望むような部下がつくはずもない。

    彼らをケアしつつ、そのうえ自分の仕事もこなさなくてはならない。
    立場上、いろいろな相手と戦う必要も出てくる。

    そして、あなた自身が部下の手本とならなければならない。

    本書は、以下の2パートで構成される。
    1.部下を育てる。
    2.上司力を磨く。

    (本書には100を超えるルールが載っていますが、その中から私が気になったルールの抜粋です)

    ★ルール1「仕事の意味」続きを読む
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    2015
    12.27

    会議に呼ばれる人 はずされる人

    Category: オススメの本
    この本を読んで、私はバレーボールが嫌いじゃなくなりました。

    という謎のフレーズを書いてしまいましたが、私は真剣です。
    真剣と書いてマジです。

    会議をバレーボールに喩えた説明は、わかりやすくて、頭の中でパッと映像化できるものでした。



    ≪あらすじ≫
    私は放送作家として、あるいはコンサルタントとして、年間2000件以上の会議に出席しています。

    ビジネスパーソンにとって最も重要なのは、まずその会議の場に「呼んでもらうこと」です。

    会議に呼ばれ、そこで新しい何かを見聞きすること、自分なりに一所懸命考えてみること、周囲の人たちと力を合わせてアイデアをまとめること、そして、ときにはコテンパンにやっつけられること……。そうした経験を積めば積むほの、ビジネスパーソンとしての評価は上がり、実力もついてきます。

    会議に呼ばれる人と、はずされる人では、10年後の評価と実力に圧倒的な差がつきます。
    だから、会議については、まず「呼ばれる人」になることがとても重要なのです。

    会議ですべきことは「賢い自分を見せること」ではありません。

    本書では、会議の本質について考え、その上で必要なテクニックを解説していきます。

    会議では、ここに「自分が考えた最高のアイデア」を出し合う場ではありません。
    アーチェリー競技のように「一番的を得ている矢を放てるか」というゲームではないのです。

    会議は、バレーボールです。続きを読む
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    2015
    12.17

    10秒で相手を見抜く&操る心理術サクッとノート

    Category: オススメの本
    私の印象としては「相手を操る」というよりも、今まで「なんでだろう」と思っていたことの答えが載っている本でした。

    つい自分でもしてしまう仕草や対応の、心理的要因は勉強になります。

    しかし、こんな技法に頼ってコミュニケーションをはかるよりも、正直に自分の気持ちを言葉にする方が大切だと、ちょうど記事を作成しているときに思いました。

    私が失言したあと、少し会えなくて、でも謝りたくて。。。
    そんな時は、モヤモヤした自分の気持ちとしっかり向き合って「このあいだのことなんですけど、ずっと謝りたくて」と言えれば、どんな技術を使うよりも効果があると思います。



    ≪あらすじ≫
    「なぜか仕事が上手くいかない」
    「職場の人間関係がしんどい」
    「気になる相手に振り向いてもらえない」
    そんな悩みは、心理術のワンアクションで改善できるかもしれません。
    本書がきっかけとなり、あなたの毎日が少しでも豊かなものに変われば幸いです。神岡真司



    Q.ボールペンをカチカチする人の心理状態は?
    A.仕事に集中している。
    集中しているときに無意識のうちにやってしまう仕草です。
    激しいタイピング音も同じ。
    自分への叱咤激励の意味もあり「おつかれさま」などと声をかけてあげてほしい。

    Q.相手の心を開かせるには?
    A.名前を頻繁に呼ぶ。こまめに話しかける。
    単純接触の回数が多いほど親しみが生まれます。

    またミラーリングという技術があり、相手の仕草を鏡のように真似することで、相手に共感していると伝える方法があります。
    例。相手が右手でコーヒーカップに触ったら、自分は左手でコーヒーカップに触る。

    Q.手のひらを見せながら話す心理は?
    A.気を許している。
    逆に、拳を握っていたり、手を頭の後ろに持っていったりしたら、警戒されている。

    声のトーンが高くなったり、髪の毛や体を触っていたら焦っている可能性が高い。胸を突き出していたら敵対心を持っている恐れがあり、まばたきの回数が多いほど不安に感じているかもしれない。

    Q.じっと目を見つめてきたら?
    A.警戒されています。続きを読む
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    2015
    11.30

    スイッチョねこ

    Category: オススメの本
    大佛次郎記念館に行ってきました。
    今や書店に置いていない大佛次郎の本が入館料200円で読み放題でした。



    ≪あらすじ≫
    秋がきて、いろいろな虫が庭にきて、鳴くようになりました。
    猫の母親は、子どもたちを連れて、縁側に出て虫の声を聞いていました。
    「むしをとるのは、よいけれど、たべるのはおよしなさいよ。あたって、おなかをわるくする、わるいむしもしますからね」

    子猫たちはおとなしく聞いていましたが、一番イタズラな子猫<しろきち>は違いました。
    「あんないいこえをしているむしだもの。きっとたべて、うまいにいがいないなあ」

    しろきちは、近づくと鳴くのを止めて身を隠す虫たちを、ゆっくりゆっくり追いました。
    しかし捕まえられません。
    しろきちは本当に眠くなってあくびをしました。
    すると口の中に虫が入ってきます。
    突然のことで丸呑みをしてしまい、味も何もつまらないものでした。

    しろきちは母親のもとへ戻り、眠りました。
    「スーイッチョ!」
    びっくりして顔をあげましたが、虫の姿はありません。続きを読む
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    2015
    11.16

    文学少女と神に臨む作家(上・下)

    Category: オススメの本
    「文学少女」こと遠子先輩は、普通の食事を食べても、何も感じられない。
    代わりに本を破き、食べてしまう。そして、その物語の味を楽しむ。

    「ぼく」が書く小説を、遠子先輩は食べてくれた。
    変な味でも、苦手な味でも、残さずに食べてくれた。

    そんな遠子先輩が、シュークリームを焼いてきてくれた。しかし味覚のない遠子先輩は、とんでもないシュークリームを作ってしまう。
    「結構、イケますよ」
    「やめて、無理して食べなくていいわ」
    「……無理はしてません」
    「お腹壊しちゃうわ」
    「そんなに簡単に壊れません」
    「もういいわ。やめて」
    「……遠子先輩は、最後まで食べてくれましたよね」


    ……泣いたー。
    電車の中で泣いたー。

    “文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 上<文学少女> (ファミ通文庫)<文学少女> (ファミ通文庫)

    ≪あらすじ≫
    ぼくは、あいかわらず遠子先輩に「食事」を提供していた。
    変わったことといえば、琴吹さんと彼氏彼女の関係になったことくらいだ。

    そんな日常を、佐々木さんが破壊した。
    佐々木さんは、ぼくが井上ミウとして小説を書いた後、担当編集者として、いろいろと助けてくれた。
    そして、ぼくに二作目を期待している。

    それをぼくは拒絶した。

    すると遠子先輩は声をあげて泣き、流人くんは、ぼくに嫌がらせ……いや、復讐にも似た行為を始めた。

    ぼくは作家の集まりに強引に参加させられたり、琴吹さんとの時間を奪われたりした。

    ぼくは全てを忘れようとした。
    井上ミウのことも、遠子先輩のことも。

    そんなぼくの前に、美羽が現れた。
    そしてぼくの相談にのってくれた。
    今の美羽は、いつも笑っていた子供の頃の美羽とも、泣きながら憎しみをぶつけてきた美羽とも違っていた。

    美羽は、ぼくの「もう小説を書きたくない」という言葉を受け止めてくれた。そして教えてくれた。
    「読者は、作家を裏切るのよ」

    それでも流人くんは、ぼくに作家に戻るように迫った。
    ぼくが声をつまらせ、泣きじゃくりながら説明すると、琴吹さんも一緒に泣き出してしまう。
    つま先立ちになり、ぼくの首に手を回し、ぎゅっと抱きしめた。琴吹さんの涙が、ぼくの首を冷たく濡らす。
    「だ、だったら、書かなくていい……よ。もう井上は、書かなくていいんだよ……っ。井上が小説を書かなくても、あたしは井上が好き……っ。ずっと井上のそばにいるっ」
    かすれた声で告げられたその言葉は、雲間から差し込む光に似た救いをくれた。
    いつか、ろうそくの明かりに照らされた冬の廃墟で、ぼくの心に勇気をくれたように。

    「やっぱり琴吹さん、邪魔っすね」

    <ここからが下巻>続きを読む
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    2015
    11.10

    風車祭(カジマヤー)

    Category: オススメの本
    たくさんのことが起きた本でした。
    しかし、その中でもっとも熱く語られたのは「愛」だったと思います。

    最初は、気色悪い本だなと思っていましたが[良い体験をした]と思えるような素晴らしい本でした。



    ≪あらすじ≫
    カジマヤーという九十七歳の長寿を祝う祭。
    それを武志は「死にぞこないの祝い」と言った。

    たくさんのカラフルな風車をオープンカーに飾ってパレードする。
    ナカンダカリのオバァは、この日のために長生きをする。いや、この日のために生まれてきたといっても過言ではなかった。

    しかしオバァよりも長生きしている者があった。
    それはピシャーマという娘だった。
    彼女に比べれば、オバァの人生などまだまだ幼いものだ。

    オープンカーの座席で、そんなピシャーマのことをオバァは考えていた。
    あれは、一年前の夏の不思議な出来事だった。
    島で使う沖縄暦、旧暦八月十五日シチ祭のことである。


    武志は、六本足の豚に襲われた。続きを読む
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    2015
    11.04

    スクラップアンドビルド

    Category: オススメの本
    火花と共に芥川賞を受賞した作品です。

    火花と比べて「丁寧だな」という印象を受けました。
    その場所が、明確に頭に思い浮かべられるくらい細く、現実味のある描写でした。


    ≪あらすじ≫
    健斗は、八七歳になる祖父と、母親と一緒に暮らしていた。
    祖父は、家の中でも杖をつき、頻繁にトイレに立つが、生死に関わる病はなく、同年代と比べれば、いたって健康体だった。

    しかし、目のかすみや、神経痛などに苦しめられていて、祖父は非常にネガティヴになっていた。
    そして口癖のように「死ぬ」と口にしていた。

    母は、血の繋がらない祖父に対して、冷たい態度をとっていた。
    ちなみに父は、健斗が小学二年生のときに、ぽっくり逝ってしまっている。

    健斗は日々、何もしない祖父と接しながら、不快感と増幅させていた。
    今、自分がどんなに身体を鍛えても、半世紀後には体力と気力が弱り、堕落した精神の持ち主に成り下がるという事実を、見せつけられているような気分だった。続きを読む
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    2015
    10.23

    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

    Category: オススメの本
    ≪あらすじ≫
    みなみは決意した。
    「野球部を甲子園に連れて行く」
    それはもう決まったことで、あとはそのために行動するだけだった。



    みなみは、まずマネージャーとしての仕事について考えた。
    マネージャーの仕事とは、マネジメントだ。
    みなみは本屋さんに行き、マネジメントに関する本について質問した。そしてマネジメントに関して世界で一番売れている本を売ってもらった。

    みなみは本に従い、まず「顧客」について考えた。
    野球部の顧客とは、観客であり、保護者であり、学校であり、部員たちだった。

    部員たちの中には、監督に不信感を抱いている選手や、野球部という経歴が将来に必要なだけで野球をやっている選手もいた。

    みなみは顧客のニーズを知るべく、マーケティングを行う。続きを読む
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    2015
    09.14

    火花

    Category: オススメの本
    俺「へぇ?花火か、ええタイトルやな」
    友「火花やで」
    俺「え?」

    ……火花です。

    花火のシーンから始まります。


     火花

    ≪あらすじ≫
    僕達は、花火大会の会場を目指し歩いて行く人達に向けて漫才を披露していた。
    汗ばかりかいて、何の充実感もなかった。

    その後、僕は神谷さんと出会った。

    神谷さんは「人と違うことをせなあかん」ということを繰り返し言い、僕は神谷さんに「弟子にして下さい」と頭を下げていた。
    それは決してふざけて言ったのではなく、心の底から溢れ出た言葉だった。

    神谷さんは早くも僕に対して強い影響力を持っていた。
    この人に褒められたい、この人には嫌われたくない、そう思わせる何かがあった。

    神谷さんは「やり過ぎて大人に怒られなあかんねん」と語り、満足気に珈琲を啜った。
    「大人に怒られなあかんねん、という表現も、もはや月並み過ぎな不良ですもんね」
    神谷さんの前だと、なぜか僕は自分の思いを正直に話せた。

    それでも、僕は神谷さんに対する恐怖心が絶えずあった。いくら神谷さんが僕に優しく接してくれても、神谷さんの考え方や面白いことに対する姿勢に取り残されることが多々あった。

    「徳永、俺が言うたことが現実的じゃなかったら、いつも、お前は自分の想像力で補って成立させようとするやろ。それは、お前の才能でもあるんやけど、それやとファンタジーになってもうて、綺麗になり過ぎてしまうねん。楓に色を塗るのは、片方の靴下に穴が開いたままの、前歯が一本欠けたおっちゃんや。娘が吹奏楽の強い私立に行きたい言うから、汗水垂らして働いてるけど、娘からは臭いと毛嫌いされてるおっちゃんやねん」
    「そうですね」
    「新人の神様が塗り忘れた楓と、汚いおっちゃんが塗り忘れた楓、どっちがより塗り忘れてる? どっちがよりここにある?」

    続きを読む
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    2015
    09.10

    100万回生きたねこ

    Category: オススメの本
    私は、本作があまり好きではありません。

    以前、この本の評価で、こんなことが書かれていたと思います。
    「主人公が悲しみに暮れて、死んでいるのに。ハッピーエンドが成立しているから、この絵本はみんなから愛されている」

    この話をハッピーエンドに思えない私だから、楽しめないのかもしれません。



    ≪あらすじ≫
    100万回も死んで、100万回も生きたネコがいました。
    立派なトラネコでした。

    100万もの人が、そのネコをかわいがり、100万もの人が、そのネコが死んだときに泣きました。

    ネコは、一回も泣きませんでした。

    あるときは、戦争で死に、海で死に、飼い主に殺されたときもありました。

    ネコは、戦争も海も、飼い主も嫌いでした。
    大嫌いでした。

    ネコは誰よりも自分が好きでした。

    ネコは、白い猫に出会いました。
    そして人生を自慢しましたが、白い猫は「そう。」と言ったきり。

    ネコが「そばにいてもいいかい。」と聞くと「ええ。」と白い猫は答えました。

    ネコは、白い猫のそばに、いつまでもいました。

    ある日、白い猫は動かなくなってしまいました。続きを読む
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